公的資格 予防技術検定

予防技術検定とは?

消防本部及び消防署等の機関には、建築物の大規模化・複雑化等に伴い高度化・専門化する予防業務を的確に行うため、火災の予防に関する高度な知識及び技術を有することを認定する資格です。試験合格後、一定の経験を積むことにより予防技術資格者となれます。予防技術資格者は消防署などに必ず1人は配置しなくてはならないとされています。
  必置資格

その他情報

難易度は? ★★☆☆☆(やや易しい)。近年合格率は、
防火査察:34.7%、消防用設備等:35.2%、危険物:53.1%ほど。難易度は第1回試験よりも難化。
こちらのサイトに模擬試験問題が掲載されています。
就職は? ほとんどが消防関連の職員が受験します。一般に就職などのメリットはありません。

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 資 格 概 要

受験資格

  1. 消防庁告示に定める講習の課程を修了した者。※1
  2. 大学、高等専門学校、大学院において、理工系又は法学系の学科又は、課程を治め卒業した者。
  3. 大学、高等専門学校、大学院において、機械・電気・工業化学・土木、建築又は法律に関する単位を通算して20単位以上修得した者。

※1
1.についての受検資格に必要な講習科目及び講習時間
□基本課程(1)(必須)
  • 予防広報:20時間
  • 危険物:8時間
  • 消防用設備:12時間
  • 査察:24時間
  • 建築:10時間
  • 火災調査:15時間

□基本課程(2)(必須)
  • 違反処理:8時間

□防火査察課程
  • 査察:11時間
  • 違反処理:14時間
  • 査察実習:7時間
  • 事例研究:6時間
  • 効果測定等:5時間

□消防用設備等
  • 消防同意:6時間
  • 設備規制事務:26時間
  • 事例研究:6時間
  • 効果測定等:5時間

□危険物保安課程
  • 危険物化学:5時間
  • 危険物規制:21時間
  • 事例研究:4時間
  • 効果測定等:5時間
  • 危険性評価・設備等の性能評価:8時間


受験資格1.のみに該当する方は、試験合格後、予防業務に通算して、2年以上の従事経験を積むことで「予防技術資格者」となることができます。
受験資格2.3.4.に該当する方は、試験合格後、予防業務に通算して、4年以上の従事経験を積むことで「予防技術資格者」となることができます。


試験内容

各科目とも同時受験はできません。


●防火査察(30問/2時間30分)

□共通科目(四肢択一式:10問)
  • 予防業務全般に関する一般知識
  • ① 燃焼及び消火の理論に関する基礎知識
  • ② 消防関係法令及び建築基準法令に関する基礎知識
  • ③ 消防同意、消防用設備等又は特殊消防用設備等に関する基礎知識
  • ④ 査察並びに違反処理及び防炎規制に関する基礎知識
  • ⑤ 防火管理及び防火対象物の点検報告制度に関する基礎知識
  • ⑥ 火災調査に関する基礎知識
  • ⑦ 危険物の性質に関する基礎知識
  • ⑧ その他予防業務に必要な基礎知識
□専攻科目(立入検査、防火管理、違反処理:四肢択一式:20問)
  • ① 消防法第3条から法第6条まで、法第8条から法第9条の2まで及び法第17条の4並びにこれらに関する法律、政令、省令及び告示等並びにこれらに関する業務
  • ② 関係法令の制度と概要
  • ③ 立入検査関係及び違反処理関係
  • ④ 防火管理及び防火対象物の点検報告制度関係
  • ⑤ 防炎規制関係及び火を使用する設備器具等に対する制限関係等
  • ⑥ その他防火査察等に関する専門的知識

●消防用設備等(30問/2時間30分)

□共通科目(四肢択一式:10問)
  • 予防業務全般に関する一般知識
  • ① 燃焼及び消火の理論に関する基礎知識
  • ② 消防関係法令及び建築基準法令に関する基礎知識
  • ③ 消防同意、消防用設備等又は特殊消防用設備等に関する基礎知識
  • ④ 査察並びに違反処理及び防炎規制に関する基礎知識
  • ⑤ 防火管理及び防火対象物の点検報告制度に関する基礎知識
  • ⑥ 火災調査に関する基礎知識
  • ⑦ 危険物の性質に関する基礎知識
  • ⑧ その他予防業務に必要な基礎知識
□専攻科目(消防同意、消防用設備等、建築基準法令:四肢択一式:20問)
  • ① 法第7条、法第17条から法第17条の14まで及び法第4章の2並びにこれらに関する法律、政令、省令及び告示等並びにこれらに関する業務
  • ② 消防同意及び消防用設備等並びに特殊消防用設備等関係法令の制度と概要
  • ③ 消防用設備等の技術上の基準関係
  • ④ 消防設備士及び消防設備点検資格者関係
  • ⑤ その他消防同意、消防用設備等に関する専門的知識

●危険物保安(30問/2時間30分)

□共通科目(四肢択一式:10問)
  • 予防業務全般に関する一般知識
  • ① 燃焼及び消火の理論に関する基礎知識
  • ② 消防関係法令及び建築基準法令に関する基礎知識
  • ③ 消防同意、消防用設備等又は特殊消防用設備等に関する基礎知識
  • ④ 査察並びに違反処理及び防炎規制に関する基礎知識
  • ⑤ 防火管理及び防火対象物の点検報告制度に関する基礎知識
  • ⑥ 火災調査に関する基礎知識
  • ⑦ 危険物の性質に関する基礎知識
  • ⑧ その他予防業務に必要な基礎知識
□専攻科目(危険物の性質、危険物指定:四肢択一式:20問)
  • ① 法第9条の3、法第9条の4及び法第3章並びにこれらに関する法律、政令、省令及び告示等並びにこれらに関する業務
  • ② 危険物関係法令の制度と概要
  • ③ 許可審査関係(位置、構造及び設備の基準を含む。)
  • ④ 貯蔵及び取扱いの基準関係
  • ⑤ 移送及び運搬の基準関係
  • ⑥ 圧縮アセチレンガス等、指定可燃物及び少量危険物関係
  • ⑦ 危険物施設に関する保安規制関係
  • ⑧ 危険物の性質及び火災の予防並びに消火の方法
  • ⑨ 危険物取扱者関係
  • ⑩ その他危険物に関する専門的知識

合格基準

  • 検定科目の免除なしで受検した場合は、満点中、60%以上の正答率で合格となります。
  • 検定科目の免除あり(専攻科目のみ)で受検した場合は、満点中、60%以上の正答率で合格となります。

免除(科目等)について

一区分以上の検定に合格している者で、他の区分の検定を受けるものについては、申請により、共通科目が免除されます。


願書申込み受付期間

10月下旬〜11月下旬頃まで


試験日程

3月中旬頃


受験地

全国各都道府県


受験料

5,000円


合格発表日

4月下旬頃


受験申込・問合せ

一般財団法人 消防試験研究センター  050-3803-9297、9298

ホームページ

一般財団法人 消防試験研究センター


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