公的資格 家政士検定試験

家政士とは?

家政士検定試験とは、公益社団法人「日本看護家政紹介事業協会」が実施する、家政サービスや家事支援業務に関する卓越した知識、技術を認定する厚生労働大臣認定の公的資格です。筆記試験のほか、掃除や炊事の実技試験も行われます。

その他情報

難易度は? ★★☆☆☆(やや易しい)。
合格率は2〜3割程度を想定されているようです。
勉強時間は? 学科試験については公益社団法人日本看護家政紹介事業協会の公式テキスト(FAXにて注文)で十分合格できます。
就職は? 有料職業紹介事業所にて斡旋を受けます。平均賃金は時給1200円程度
仕事内容は? 介護や支援の必要な高齢者の方や子育て中の働く女性達ほかの方々に、日常的な家事のほか、介護、ペットなどの多種多様な家政サービスを行います。

 資 格 概 要

受験資格

以下のいずれかの要件を満たす方が受験できます。

  1. 協会の会員紹介所の求職登録者であり、職業安定法施行規則附則に規定する家政婦(夫)の業務に5年以上従事した者(下記(2)の期間を合算して5年以上の者も可)
    ただし、従事した各年の実勤務日が100日以上ある者に限る(下記(2)の日数を合算して各年100日以上ある者も可)
  2. 協会の会員紹介所が、介護保険制度における指定事業所として認定を受けており、当該指定事業所に雇用されている者で、当該介護業務に5年以上従事した者(上記(1)の期間を合算して5年以上の者も可)
    ただし、従事した各年の実勤務日が100日以上ある者に限る(上記(1)の日数を合算して各年100日以上ある者も可)
  3. 協会の会員紹介所の求職登録者であり、かつ、(1)に定める者と同等の経験、能力を有すると当該紹介所長が認めた者
  4. 介護関連事業、保育関連事業、家事支援サービス事業等に雇用され5年以上の実務経験がある者、主婦(夫)等の家事、介護、育児等の経験のある者や大学・大学院、短大、職業能力開発施設等の家政関連学科・課程等の卒業生または在学生で、上記(1)から(3)までに定める者と同等の経験、能力を有すると認められる者

試験内容

●学科試験(多枝択一式問題:40問/60分)

1. 家事サービス実務のうち衣・食・住の各生活サービスに関する詳細な知識
  • ① 衣生活サービス
  • ② 食生活サービス
  • ③ 住生活サービス
2. 介護サービス実務のうち身体介護サービスに関する詳細な知識
  • ① 身体介助
  • ② 認知症ケア
3. 子育て支援サービス実務のうち日常生活のサービスに関する詳細な知識
  • ① 基礎知識
  • ② 日常生活のケア
  • ③ 食事のケア
  • ④ 子どもの安全管理
4. 家政サービス実施に当たっての基本事項
  • ① 家政サービス実施の事前準備
  • ② 家政サービス実施後の記録・報告
  • ③ 倫理とコンプライアンス
  • ④ コミュニケーション
  • ⑤ ビジネスマナー
  • ⑥ 外部・関係機関との連絡
  • ⑦ 目標管理
  • ⑧ 安全確保等

●実技試験

□作業の段取り
  • (1) 利用者から指示された作業について幅広い実務知識と経験を有し、適切に聞き取り整理、判断し、実施手順、段取り、進行管理等の効果的な方法を選択し、限られた時間内で確実にできること
□接遇
  • (1) 身だしなみ、挨拶、態度(表情)、動作(立ち居振る舞い)などの感じが良く好感が持てること
  • (2) 基本的なコミュニケーションが適切にできること
  • (3) 様々な状況に応じて高度なホスピタリティの精神で接することができること
□家事サービス
  • (1) 衣生活サービス(15分)
  • アイロンがけに関して「洗濯表示」「取扱い絵表」を理解し、高度な方法を駆使して、限られた時間内で衣類等の種類別にアイロンがけを行なうことができること
  • ドライとスチームを使い分けることによって、限られた時間内で衣類等の種類別にアイロンがけを行うことができること
  • 衣類等のアイテム別に適切にたたむことができること
  • 衣類等を適切に補修することができること
  • シミ汚れの特性をよく理解し適切な方法で落とすことができること
  • (2) 食生活サービス(10分)
  • 高度な方法により、2〜3工程の食材を「切る」「むく」や「下ごしらえ」を時間内に確実に行うことができること
  • 複雑な単品の調理ができること
  • 一食の献立を適切に作成することができること
  • 衛生的に調理ができること
  • (3) 住生活サービス(10分)
  • 掃く、拭く、磨くなどの掃除を高度な方法で定められた時間内に確実に行うことができること
  • ビニールクロスの掃除を的確に行うことができること
  • 収納、整理を基本的な方法で的確に行うことができること

上記家事サービスの実技1【衣】、実技2【食】、実技3【住】のうちから、いずれか1科目について実技試験を行われます。


検定試験前講習会も行われています。「検定試験前講習会申込書」(様式第6号)に必要事項を記入し、家政士検定試験係宛に、郵便、FAX、メールのいずれかの方法で申し込み、受講料2,000円(特別会員の方は1,000円)指定の口座に振り込みます。


合格基準

●学科試験

学科試験:40点満点中、80%以上の得点で合格となります。


●実技試験

実技試験:150点満点中、70%以上の得点で合格となります。


免除(科目等)について

学科試験又は実技試験のいずれかに合格した場合、申請により、合格発表日から4年以内に行われる検定試験において、合格科目が免除されます。


願書申込み受付期間

〜11月中旬頃まで


試験日程

●学科試験

11月下旬頃


●実技試験

11月下旬頃


受験地

仙台、千葉、東京、横浜、新潟、静岡、大阪、高松、福岡、宮崎


受験料(税込み)

12,000円(会員:8,000円)


合格発表日

翌年1月末


受験申込・問合せ

公益社団法人 日本看護家政紹介事業協会 03-3353-4641

ホームページ

公益社団法人 日本看護家政紹介事業協会


家政士に関連する資格

サービス介助士  介護職員初任者研修