民間資格 公認内部監査人(CIA)

公認内部監査人(CIA)とは?

公認内部監査人(CIA)とは、世界水準の認定資格で、企業内部の業務処理の適法性などを監査する内部監査人について、その能力を証明する米国資格です。
IIA本部での登録から4年以内に全ての試験に合格、認定に必要な書類を提出しIIAにて承認されなければなりません。また、4年以内にすべての手続きを完了していない場合、合格パートは無効となります。ただし、有効期限の1ヶ月前までにに申請手続きをすることで、期限を1年延長することが出来ます。詳しくは、こちらのページをご覧下さい。
再登録をする場合は、改めて登録料を支払う必要があります。
  試験当日結果がわかる資格  インターネットで申し込める資格  受験料をクレジットカード払いにできる資格  更新が必要な資格  身体上の障害等に係る特別措置がある資格  CBTで受験できる資格

その他情報

難易度は? ★★★★☆(やや難しい)。
近年合格率は、41%
就職は? 監査法人、会計事務所、企業の内部監査部門、コンサルティング会社など。企業活動のグローバル化により、企業を取り巻く経営環境の激変の中、近年内部監査の重要性が認識されるようになり、内部監査人の能力の証明に対する要求は高まっています。
仕事内容は? 取締役や従業員の不正等のチェック、内部統制機能の確認、またそれの遵守・監視・助言を行います。

問題集はこちら [PR]


 資 格 概 要

受験資格

※CIA試験を受験するためには、以下、教育要件のいずれかを満たすか、推薦が必要です。

□教育要件(受験申込時に最終学歴の卒業証明書を提出)
  1. 四年制大学の卒業生の方
  2. 大学・大学院の在学生の方(大学の場合、3年生以上)※短大卒の方は不可。
  3. 大学・大学院の教員の方
  4. 上記1.2.3に該当しない者で、内部監査・監査役監査・公認会計士監査、財務・法務いずれか、2年以上の実務経験者(申込時に実務経験証明書の提出が必要)

□推薦(受験申込時、または全4Part合格後に推薦状を提出)
  1. 高い倫理観と専門職としての適格性を持ち、CIA、CCSA(内部統制評価指導士)、CFSA(公認金融監査人)などの認定資格の保持者または上司等による「推薦状」を受けた方。

その他、詳しくは実施団体HPをご覧下さい。


試験内容

●PARTT 内部監査に不可欠な要素(125問/2時間30分)

  • ① 必須のガイダンス(35%〜45%)
  • ② インターナルコントロールとリスクク(25%〜35%)
  • ③ 監査業務実施のためのツールと技術術(28%〜38%)

●PARTU 内部監査の実務(100問/2時間)

  • ① 内部監査部門の運営管理(40%〜50%)
  • ② 個々の監査業務の管理(40%〜50%)
  • ③ 不正リスクとコントロール(5%〜15%)

●PARTV 内部監査のためのビジネス知識(100問/2時間)

  • ① ガバナンス/ビジネス倫理(5〜15%)
  • ② リスク・マネジメント(10〜20%)
  • ③ 組織構造とビジネスプロセスス(15〜25%)
  • ④ コミュニケーション(5〜10%)
  • ⑤ 経営管理/リーダーシップ原則(10〜20%)
  • ⑥ IT/事業継続(15〜25%)
  • ⑦ 財務管理(13〜23%)
  • ⑧ グローバルビジネス環境(0〜10%)

PARTT〜Vは一度に受験する必要が無く、各科目ごと1つずつ受験が可能です。科目合格の有効期間は「最初の受験登録から」3年以内となります。期間内に全ての試験に合格し、提出書類の承認を受けなければなりません。期間内に手続き全てが完了しなかった場合、科目合格は無効となります。ただし、有効期限の1ヶ月前までにに申請手続きをすることで、期限を1年延長することが出来ます。詳しくは、こちらのページをご覧下さい。



合格基準

各パートの得点250から750ポイントのスケールドスコアに換算され、600ポイント(概ね75%)以上で合格となります。


身体上の障害等に係る特別措置について

試験時間の延長、朗読者、次項に記載のない医療器具・補助具・医薬品等の試験室内での使用等は、事前の申請・承認が必要になります。
また、申請内容によっては、医師による診断書等が必要になる場合や、審査や承認等にさらに時間がかかる場合もあります。

  • ① pvjppc@pearson.com宛てに申請書を依頼
  • ② ピアソンVUEから申請書、注意事項の案内
  • ③ Aに必要事項を記入(医師による記入が必要になる場合があります。)
  • ④ pvjppc@pearson.com宛てに申請書を送信(審査に1週間程度)
  • ⑤ 承認された場合はピアソンVUEから許可証がEメールで返信されます。
  • ⑥ 許可後、試験の予約を行って下さい。
    (申請書を送付してから予約申し込みまで2週間程度掛かります。)


許可証は発行日より1年間有効。有効期間内であれば、再申請をせずに、同一認定団体の試験の受験に再度適用可能

1年以内であれば、6か月間の期間延長を申請することも可能


願書申込み受付期間

随時


試験日程

通年 ピアソンVUE


受験地

全国のピアソンVUEの公認試験会場 東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、松山、広島、福岡


受験料(税込み)

□登録料(初回受験時のみ)

IIA個人会員・・・・13,000円
IIA個人会員以外・・・・27,000円

□各Part受験料(2回目受験以降)

IIA個人会員

  • CIA Part1・・・・35,000円
  • CIA Part2・・・・31,000円
  • CIA Part3・・・・31,000円

IIA個人会員以外

  • CIA Part1・・・・51,000円
  • CIA Part2・・・・47,000円
  • CIA Part3・・・・47,000円

合格発表日

試験終了後に、コンピュータ上に仮の試験結果が表示されます。
正式な試験結果は受験日の翌月末に郵送されます。

不合格であって、再受験を希望する場合、前回の受験日より最低60日は受験することができません。


合格後の更新について

公認内部監査人(CIA)の有効期間は3年間です。
更新するためには、更新年の1月から12月までのCPE活動を報告する必要があります。
・現在内部監査または保持資格関連業務に従事している場合は40単位必要
・現在内部監査または保持資格関連業務に従事していない場合は20単位必要
・定年退職者は報告の義務はありません。
必要単位数の詳細についてはこちらをご覧下さい。


●更新手数料

IIA個人会員:3,564円
IIA個人会員以外:15,000円

期限までに資格更新手続きが行われなかった場合、資格は自動的にINACTIVE(資格停止)となり、活動を行うことができなくなります。
資格停止後、復帰するためには、復帰希望年の1月から12月までのCPE活動を報告する必要があります。

  • 現在内部監査または保持資格関連業務に従事している場合は40単位必要
  • 現在内部監査または保持資格関連業務に従事していない場合は20単位必要

●復帰手数料

IIA個人会員:10,500円
IIA個人会員以外:35,000円


受験申込・問合せ

一般社団法人 日本内部監査協会 国際・資格課直通 03-6214-2232
ピアソンVUE 0120-355-583


ホームページ

一般社団法人 日本内部監査協会

ピアソンVUE


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公認会計士  公認情報システム監査人  公認不正検査士  公認リスク管理監査人