国家資格 キャリアコンサルティング技能検定

キャリアコンサルティング技能検定(キャリアコンサルタント)とは?

キャリアコンサルティング技能検定(キャリアコンサルタント)とは、2001年に厚生労働省が発表した「5年間5万人育成計画」を受けて、乱立するキャリア・コンサルティング資格の質を高めるために新しく創設された技能士資格で、その人にあった働き方や働き甲斐を目指すことを支援するため、理論とスキルに基づいてコンサルティングをする専門家です。
  名称独占  更新が必要な資格  身体上の障害等に係る特別措置がある資格

その他情報

難易度は? ★★★☆☆(普通)。近年合格率は、1級学科:48.1%、実技:4.4%、
2級学科:73.6%、実技:16.4%ほど。
キャリアコンサルタントについては、今後導入される予定の「ジョブ・カード制」などとの絡みで、益々需要が高まることが予想されています。
就職は? 人材派遣・紹介、再就職支援などの人材ビジネス企業など。近年は、大学・高校や企業内でもキャリア・コンサルタントの需要が急激に多くなっています。
仕事内容は? 企業人事や教育研修部門の関連業務としてのキャリア相談、人材サービス企業での斡旋や派遣の現場でのキャリア面談、自治体等でのキャリア支援業務などを行います。

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 資 格 概 要

受験資格

●1級

  1. 10年以上の実務経験*1を有する者。
  2. 9年以上の実務経験*1を有する者で、大学02において検定職種に関する科目*3について20単位以上修得し、卒業した者。
  3. 9年以上の実務経験*1を有する者で、標準レベルキャリア・コンサルタント*4養成研修と同等若しくはそれ以上の養成研修を受講し、修了した者。
  4. 8年以上の実務経験*1を有する者で、大学院*5において検定職種に関する科目*3について8単位以上修得し、修了した者。
  5. 8年以上の実務経験*1を有する者で、標準レベルキャリア・コンサルタント*4である者。
  6. 2級の技能検定に合格した者で、その後、3年以上の実務経験*1を有する者。

●2級

  1. 5年以上の実務経験*1を有する者
  2. 4年以上の実務経験*1を有する者で、大学*2において、検定職種に関する科目*3について20単位以上取得し、卒業した者。
  3. 4年以上の実務経験*1を有する者で、標準レベルキャリア・コンサルタント*4養成研修と同等若しくはそれ以上の養成研修を受講し、修了した者。
  4. 3年以上の実務経験*1を有する者で、大学院*5において検定職種に関する科目*3について8単位以上修得し、修了した者。
  5. 3年以上の実務経験*1を有する者で、標準レベルキャリア・コンサルタント*4である者。
*1 実務経験とは、進路相談業務、職業相談業務、個人を対象に実施される人事労務に関する相談業務等、相談者の希望に応じて実施されるキャリアに関する相談とその他の支援に継続的・反復的に携わった経験をいう。

*2 大学には、学校教育法による大学の他、課程が学校教育法による大学の学士課程と同等の教育水準であると独立行政法人大学評価・学位授与機構によって認定された大学校及び学校教育法による大学と同等以上と認められる外国の学校を含む。
*3 検定職種に関する科目とは、研究科や専攻の名称にとらわれず、心理学・教育学・社会学・経営学・社会福祉学・看護学・その他の人間科学及び人事・労務管理関連科目のうち、協議会が認めたものに限る。
*4 標準レベルキャリア・コンサルタントとは、キャリア形成助成金の対象となるキャリア・コンサルタント能力評価試験として現に指定されている試験または過去に指定されていた試験に合格した者(指定期間中に合格した者に限る)及び次の者をいう。
  • 独立行政法人雇用・能力開発機構の実施したキャリア・コンサルタント養成講座(実施期間:2002年から2006年)の修了者であって、かつ修了後に実施した「キャリア・コンサルティング能力評価試験」の総合評価が350ポイント以上の者
  • 社団法人日本経済団体連合会の実施したキャリア・アドバイザー養成講座(実施期間:2001年から2006年)の修了者
  • 株式会社リクルートの実施したGCDF-Japanトレーニングプログラム(実施期間:2000年から2003年)の修了者でGCDF-Japan試験に合格した者
  • 有限責任中間法人人材開発協会の実施したキャリア・カウンセラー養成講座(実施期間:1996年から2005年)の修了者で認定授与された者
  • 日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社の実施したキャリア・カウンセラー養成講座の第一回の修了者でDBMマスター・キャリアカウンセラー認定試験に合格した者
  • 株式会社日本マンパワーのキャリアカウンセラー養成講座(実施期間:2000年から2002年)の修了者で特定非営利活動法人日本キャリア開発協会のCDA資格認定試験に合格した者
  • 株式会社東京リーガルマインドのキャリア・コンサルタント養成講座(実施期間:2000年から2002年)の修了者で特定非営利活動法人エヌピーオー生涯学習のNPO生涯学習キャリア・コンサルタント検定<試験に合格した者
*5 大学院には、学校教育法による大学院の他、課程が学校教育法による大学院と同等の教育水準であると独立行政法人大学評価・学位授与機構が認定した大学院及び学校教育法による大学院と同等以上と認められる外国の学校を含む。


試験内容

キャリアコンサルティング技能検定は学科、実技試験それぞれ単独で受検可能

特例講習修了により学科試験免除の適用を受け、実技試験のみを受検申請しようとする方は以下の2つの方法があります。ご自身の都合に合わせて申請してください。

  1. 特例講習修了後に、受検申請書に特例講習修了番号を記載して受検申請する
  2. 特例講習修了前に、実技試験のみ申請する。実技試験が合格したら、あとから特例修了の申請手続きをする。

●1級

□学科試験(五肢択一マークシート方式:50問/100分)

■キャリア・コンサルティングの社会的意義

  • ① 社会・経済的な動向とキャリア形成支援の必要性の認識
  • ② キャリア・コンサルティングの役割の理解
  • ③ キャリア・コンサルティングを担う者の活動範囲と義務

■相談実施等に係る諸理論及び諸制度

  • ① キャリアに関連する理論の理解
  • ② カウンセリングに関連する理論の理解
  • ③ 自己理解に関する理解
  • ④ 仕事・職業に関する理解
  • ⑤ 職業能力開発に関する理解
  • ⑥ 雇用管理(人事管理・労務管理)に関する理解
  • ⑦ 労働市場等に関する理解
  • ⑧ 労働法規、社会保障制度等に関する理解
  • ⑨ メンタルヘルスに関する理解
  • ⑩ ライフステージ、発達課題に関する理解
  • ⑪ 転機に関する理解
  • ⑫ 相談者の類型的・個人的特性に関する理解

■相談実施技法

  • ① 基本的スキル
  • ② 相談実施過程において必要なスキル

■相談実施の包括的な推進と効果的な実施能力

  • ① キャリア形成、キャリア・コンサルティングに関する教育、普及活動
  • ② 環境への働きかけの認識と実践
  • ③ ネットワークの認識と実践
  • ④ 自己研鑽・スーパービジョン
  • ⑤ キャリア形成支援者としての姿勢

□実技試験

◆論述式試験・・・・記述式による解答(2ケース/120分)

  • ① 逐語記録を読み、3問の設問に解答する

◆面接(1ケース/40分)

  • ① ロールプレイ30分(受検者がキャリア・コンサルタント役となり、相談を行う。ケース内容の概要については、受検票に記載)及び口頭試問10分程度
    (自らの相談について試験官からの質問に答える)

□実技試験細目

■相談実施等に係るスキル

  • ① カウンセリング・スキル
  • ② グループアプローチ・スキル
  • ③ キャリアシートの作成指導
  • ④ 相談過程全体のマネジメント・スキル

■相談実施過程において必要なスキル

  • ① 相談場面の設定
  • ② 「自己理解」支援
  • ③ 「仕事理解」支援
  • ④ 「啓発的経験」支援
  • ⑤ 「意思決定」支援
  • ⑥ 「方策の実行」支援
  • ⑦ 「新たな仕事への適応」
  • ⑧ 相談過程の総括

●2級

□学科試験(四肢択一マークシート方式:50問/100分)

■キャリア・コンサルティングの社会的意義

  • ① 社会・経済的な動向とキャリア形成支援の必要性の認識
  • ② キャリア・コンサルティングの役割の理解
  • ③ キャリア・コンサルティングを担う者の活動範囲と義務

■相談実施等に係る諸理論及び諸制度

  • ① キャリアに関連する理論の理解
  • ② カウンセリングに関連する理論の理解
  • ③ 自己理解に関する理解
  • ④ 仕事・職業に関する理解
  • ⑤ 職業能力開発に関する理解
  • ⑥ 雇用管理(人事管理・労務管理)に関する理解
  • ⑦ 労働市場等に関する理解
  • ⑧ 労働法規、社会保障制度等に関する理解
  • ⑨ 学校教育制度、キャリア教育に関する理解
  • ⑩ メンタルヘルスに関する理解
  • ⑪ ライフステージ、発達課題に関する理解
  • ⑫ 転機に関する理解
  • ⑬ 相談者の類型的・個人的特性に関する理解

■相談実施技法

  • ① 基本的スキル
  • ② 相談実施過程において必要なスキル

■相談実施の包括的な推進と効果的な実施能力

  • ① キャリア形成、キャリア・コンサルティングに関する教育、普及活動
  • ② 環境への働きかけの認識と実践
  • ③ ネットワークの認識と実践
  • ④ 自己研鑽・スーパービジョン
  • ⑤ キャリア形成支援者としての姿勢
□実技試験

◆論述式試験・・・・記述式による解答(1ケース/60分)

          (逐語記録を読み、3問の設問に解答する)

◆面接(1ケース/30分)

  • ① ロールプレイ20分(受検者がキャリア・コンサルタント役となり、相談を行う。ケース内容の概要については、受検票に記載)及び口頭試問10分程度
    (自らの相談について試験官からの質問に答える)

□実技試験細目

■相談実施等に係るスキル

  • ① カウンセリング・スキル
  • ② グループアプローチ・スキル
  • ③ キャリアシートの作成指導
  • ④ 相談過程全体のマネジメント・スキル

■相談実施過程において必要なスキル

  • ① 相談場面の設定
  • ② 「自己理解」支援
  • ③ 「仕事理解」支援
  • ④ 「啓発的経験」支援
  • ⑤ 「意思決定」支援
  • ⑥ 「方策の実行」支援
  • ⑦ 「新たな仕事への適応」
  • ⑧ 相談過程の総括


合格基準

●1級、2級とも

学科試験:100点満点中、70点以上の得点で合格となります。
実技試験:

  • 論述試験:100点満点中、60点以上の得点で合格となります。
  • 面接試験:100点満点中、60点以上(評価区分ごと)の得点で合格となります。

免除(科目等)について

以下のいずれかに該当する場合は、申請により免除が受けられます。

  • ① 1級に合格した者は、1級の学科試験が免除。
  • ② 1級又は2級に合格した者は、2級の学科試験の全部が免除。
  • ③ 1級学科試験に合格した者は、1級の学科試験の全部が免除。(合格日から翌々年度まで)
  • ④ 1級の実技試験に合格した者は、1級の実技試験の全部が免除。(合格日から翌々年度まで)
  • ⑤ 1級又は2級の学科試験に合格した者は、2級の学科試験の全部が免除。(合格日から翌々年度まで)
  • ⑥ 1級又は2級の実技試験に合格した者は、2級の実技試験の全部が免除。(合格日から翌々年度まで)

身体上の障害等に係る特別措置について

受験に際し、特別の配慮(車椅子による受験など)を必要とする方は、受験申請前に、検定センターまでお問い合わせ下さい。


願書申込み受付期間

@4月中旬〜下旬頃まで
A9月上旬〜10月上旬頃まで


試験日程

●1級

□学科試験

A12月中旬頃

□実技(論述)試験

A12月中旬頃

□実技(面接)試験

A翌年1月〜2月の間に設定(受検案内参照)

●2級

□学科試験

A12月中旬頃

□実技(論述)試験

@6月下旬頃
A12月中旬頃

□実技(面接)試験

@7月〜8月の間に設定(受検案内参照)
A1月〜2月の間に設定(受検案内参照)


受験地

●1級

□学科試験

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡

□実技(論述)試験

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡

□実技(面接)試験

東京、大阪
(東京の予定地区には、埼玉県、千葉県、神奈川県内の地区を含みます。)

●2級

□学科試験

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡

□実技(論述)試験

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡

□実技(面接)試験

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡


受験料

●1級・2級

学科試験・・・・8,900円
実技試験(論述・面接)・・・・29,900円


合格発表日

@9月上旬頃
A3月下旬頃


受験申込・問合せ

特定非営利活動法人キャリア・コンサルティング協議会 03-5402-5858

ホームページ

特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会


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