国家資格 自衛隊幹部候補生

自衛隊幹部候補生とは?

自衛隊幹部候補生とは、一般・技術・歯科・薬剤科のコースから各自衛隊の幹部自衛官となる者(パイロット要員含む)を養成する制度です。試験に合格し、自衛隊幹部候補生として採用されると幹部候補生として一定期間の教育を受けた後、3等陸・海・空尉となります。身分は特別職国家公務員なので給与も支払われます。
  実務経験なしで受験できる国家資格

その他情報

難易度は? ★★★★★(難しい)。近年合格率は3.4%ほど。
勉強先は? 陸上・海上・航空各自衛隊幹部候補生学校で自衛官に必要な基礎教育や技術教育を受けます。
勉強内容は? 初級幹部としての必要な知識(防衛基礎学、戦術、戦史、戦技訓練、体育、服務、防衛教養、実技などの科目があり)、と技能を学びながら、幹部としての資質を養っていきます。

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 資 格 概 要

受験資格

□院卒者試験
  1. 受験年の4月1日現在、修士課程修了者等で、20歳以上28歳未満の者。

□大卒程度試験

受験年の4月1日で以下のいずれかに該当する者。

  1. 受験年の4月1日で22歳以上26歳未満の者(修士課程修了者等は28歳未満)。
  2. 20歳以上22歳未満で、学校教育法に基づく大学(短大除く)を卒業した者、または、外国における学校を卒業した場合で大学卒業に相当すると認められる者。
  3. 現に自衛官である者については、22歳以上28歳未満(ただし、3.に該当する者にあっては20歳以上28歳未満)の者。

□歯科幹部候補生

20歳以上30歳未満で、次の各号のいずれかに該当する者

  1. 学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)において正規の歯学の課程を修めて卒業した者(3月卒業見込みの者を含む。)
  2. 外国の歯科医学校を卒業し、又は外国の歯科医師免許を受けた者で歯科医師国家試験の受験資格がある者

□薬剤科幹部候補生

20歳以上28歳未満(@に該当する者及びBのうち、学校教育法に基づく大学院において、正規の薬学の課程を2年以上修め薬学修士の学位を受けた者に限る。それ以外の者は26歳未満)で、次の各号のいずれかに該当する者

  1. 学校教育法に基づく大学において、正規の薬学の課程(6年制の課程に限る。)を修めて卒業した者(3月卒業見込みの者を含む。)
  2. 外国の薬学校を卒業し、又は外国の薬剤師免許を受けた者で薬剤師国家試験の受験資格がある者
  3. 薬剤師国家資格の受験資格に関する経過措置により、薬剤師国家試験の受験資格がある者


以下に該当する者は試験を受験することができません。

  1. 日本国籍を有しない者
  2. 自衛隊法第38条第1項の規定により自衛隊員となることができない者
  • ① 成年被後見人又は被保佐人
  • ② 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又は執行を受けることがなくなるまでの者
  • ③ 法令の規定による懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
  • ④ 日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに 加入した者

※大卒程度試験及び院卒者試験は、併願が可能です。


試験内容

【院卒者試験】
●1次試験

□一般教養(択一式)
  • 第T分野
  • ① 人文科学
  • ② 社会科学
  • ③ 自然科学及び英語
  • 第U分野
  • ① 文章理解
  • ② 数的推理
  • ③ 判断推理及び資料解釈
  • 専門分野
  • ① 人文科学、社会科学、理・工学から1科目選択(音楽要員希望者は音楽科目)
□専門(記述式)

  • ① 理・工学・・・・(数学、物理、化学、情報工学、電気、電子、機械(造船を含む。)、土木、建築、航空工学及び海洋・航海のうちから1科目選択)
  • ② 法学・・・・行政、法律、国際関係のうちから1科目選択>
□筆記式操縦適性検査(飛行要員希望者のみ)

●2次試験

  1. 小論文試験
  2. 口述試験
  3. 身体検査

●3次試験(海上・航空自衛隊の飛行要員のみ)

  1. 航空身体検査(一部)(海上自衛隊のみ)
  2. 操縦適正検査・・・・飛行適性の検査及び面接検査
  3. 医学適性検査



【大卒程度試験】
●1次試験

□一般教養(択一式)
  • 第T分野
  • ① 人文科学
  • ② 社会科学
  • ③ 自然科学及び英語
  • 第U分野
  • ① 文章理解
  • ② 数的推理
  • ③ 判断推理及び資料解釈
  • 専門分野
  • ① 人文科学、社会科学、理・工学から1科目選択(音楽要員希望者は音楽科目)
□専門(記述式)

心理、教育、英語、行政、法律、経済、国際関係、社会、数学、物理、化学、情報工学、電気、電子、機械(造船を含む。)、土木、建築、航空工学、 海洋・航海から1科目選択
(音楽要員希望者は音楽科目を受験)

□筆記式操縦適性検査(飛行要員希望者のみ)

●2次試験

  1. 小論文試験
  2. 口述試験
  3. 身体検査

●3次試験(海上・航空自衛隊の飛行要員のみ)

  1. 航空身体検査(一部)(海上自衛隊のみ)
  2. 操縦適正検査・・・・飛行適性の検査及び面接検査
  3. 医学適性検査



【歯科幹部候補生】
●1次試験

□一般教養(択一式)
  • 第T分野
  • ① 人文科学
  • ② 社会科学
  • ③ 自然科学及び英語
  • 第U分野
  • ① 文章理解
  • ② 数的推理
  • ③ 判断推理及び資料解釈
  • 専門分野
  • ① 歯学に関する問題
  • ① 第T分野・・・・@
  • ② 第U分野・・・・@
  • ③ 専門分野・・・・

●2次試験

  1. 小論文試験
  2. 口述試験
  3. 身体検査



【薬剤科幹部候補生】
●1次試験

□一般教養(択一式)
  • 第T分野
  • ① 人文科学
  • ② 社会科学
  • ③ 自然科学及び英語
  • 第U分野
  • ① 文章理解
  • ② 数的推理
  • ③ 判断推理及び資料解釈
  • 専門分野
  • ① 薬学に関する問題
  • ① 第T分野・・・・@
  • ② 第U分野・・・・@
  • ③ 専門分野・・・・

●2次試験

  1. 小論文試験
  2. 口述試験
  3. 身体検査

合格基準

□身体検査合格条件【男子】(飛行要員を除く)
  • 身長・・・・155cm以上
  • 胸囲・体重・・・・身長と均衡を保っているもの
  • 肺活量・・・・3,000cc以上
  • 視力・・・・両眼とも裸眼視力が0.6以上又は裸眼視力が0.1以上で矯正視力が0.8以上のもの
    (裸眼視力が0.1未満は屈折度測定により評価する。)
  • 色覚・・・・色盲又は強度の色弱でないもの
  • 聴力・・・・正常なもの
  • 歯・・・・多数のウ歯又は欠損歯(治療を完了したものを除く。)のないもの
  • その他(血液検査・尿検査・胸部X線検査など)
  • ① 身体健全で慢性疾患、感染症に罹患していないもの。また、四肢関節等に異常のないもの
  • ② 慢性疾患には次のものも含まれます。
  • (イ) 気管支喘息(小児期に喘息と診断されたが、最近3年間は無治療で発作のないものは除く。)
  • (ロ) 常時治療を要する又は感染症を伴う重症なアトピー性皮膚炎
  • (ハ) 腰痛(5年以上無症状で再発のおそれのないものを除く。)脊椎疾患にかかわる手術を5年以内に受けたもの
  • (ニ) てんかん、意識障害の既往歴のあるもの(ただし、乳幼児期に限定した熱性けいれん等を除く。)
  • (ホ) 過度の肥満症
  • ③ 開腹手術の既往歴(ただし、腹腔鏡下手術の実施後5年以上再発・後遺症がないもの、外そけい・臍ヘルニア根治術、腸管癒着症状を残さない虫垂切除術を除く。)のないもの
  • ④ 刺青がないもの・自殺企図の既往歴のないもの・躁うつ病等の精神疾患のないもの又は既往歴のないもの

□身体検査合格条件【女子】(飛行要員を除く)
  • 身長・・・・150cm以上
  • 胸囲・体重・・・・身長と均衡を保っているもの
  • 肺活量・・・・2,400cc以上
  • 視力・・・・両眼とも裸眼視力が0.6以上又は裸眼視力が0.1以上で矯正視力が0.8以上のもの
    (裸眼視力が0.1未満は屈折度測定により評価する。)
  • 色覚・・・・色盲又は強度の色弱でないもの
  • 聴力・・・・正常なもの
  • 歯・・・・多数のウ歯又は欠損歯(治療を完了したものを除く。)のないもの
  • その他(血液検査・尿検査・胸部X線検査など)
  • ① 身体健全で慢性疾患、感染症に罹患していないもの。また、四肢関節等に異常のないもの
  • ② 慢性疾患には次のものも含まれます。
  • (イ) 気管支喘息(小児期に喘息と診断されたが、最近3年間は無治療で発作のないものは除く。)
  • (ロ) 常時治療を要する又は感染症を伴う重症なアトピー性皮膚炎
  • (ハ) 腰痛(5年以上無症状で再発のおそれのないものを除く。)脊椎疾患にかかわる手術を5年以内に受けたもの
  • (ニ) てんかん、意識障害の既往歴のあるもの(ただし、乳幼児期に限定した熱性けいれん等を除く。)
  • (ホ) 過度の肥満症
  • ③ 開腹手術の既往歴(ただし、腹腔鏡下手術の実施後5年以上再発・後遺症がないもの、外そけい・臍ヘルニア根治術、腸管癒着症状を残さない虫垂切除術を除く。)のないもの
  • ④ 刺青がないもの・自殺企図の既往歴のないもの・躁うつ病等の精神疾患のないもの又は既往歴のないもの

□身体検査合格条件【男子】(飛行要員)
  • 身長・・・・158cm以上190cm以下
  • 胸囲・体重・・・・身長と均衡を保っているもの
  • 肺活量・・・・3,000cc以上
  • 握力・・・・両側とも30s以上の者。
  • 血圧・・・・座位で収縮血圧140mmHg未満100mmHg以上、拡張期血圧90mmHg未満50mmHg以上のもの
  • 脈拍・・・・安静時100以下(1分間)のもの。
  • 視力・・・・両眼とも遠距離裸眼視力が0.2以上で矯正視力が1.0以上、中距離裸眼視力又は矯正視力が0.2以上、近距離裸眼視力又は矯正視力が1.0以上で、近視矯正手術(オルソケラトロジーを含む。)を受けていないこと。(矯正視力で受検する方は遠距離視力、中距離視力及び近距離視力を同一の矯正眼鏡(遠近両用不可)で測定しますので、矯正眼鏡を必ず持参してください。コンタクトレンズ不可)
  • 視器・・・・斜位、眼球運動、視野、調整力、夜間視力、色覚等に異常
            のないもの
  • 聴力・・・・オージオーメーターによる検査で正常なもの
  • 歯・・・・歯牙の良好なもの(治療済可)
  • その他(血液検査・尿検査・胸部X線検査など)
  • ① 身体健全で慢性疾患、感染症に罹患していないもの。また、四肢関節等に異常のないもの
  • ② 慢性疾患には次のものも含まれます。
  • (イ) 気管支喘息(小児期に喘息と診断されたが、最近3年間は無治療で
       発作のないものは除く。)
  • (ロ) 常時治療を要する又は感染症を伴う重症なアトピー性皮膚炎
  • (ハ) 腰痛(5年以上無症状で再発のおそれのないものを除く。)脊椎疾患に
       かかわる手術を5年以内に受けたもの
  • (ニ) てんかん、意識障害の既往歴のあるもの(ただし、乳幼児期に限定した
       熱性けいれん等を除く。)
  • (ホ) 過度の肥満症
  • ③ 開腹手術の既往歴(ただし、腹腔鏡下手術の実施後5年以上再発・後遺症がないもの、外そけい・臍ヘルニア根治術、腸管癒着症状を残さない虫垂切除術を除く。)のないもの
  • ④ 刺青がないもの・自殺企図の既往歴のないもの・躁うつ病等の精神疾患のないもの又は既往歴のないもの
  • ⑤ 操縦士として航空勤務に支障のないもの

□身体検査合格条件【女子】(飛行要員)
  • 身長・・・・身長・・・・158cm以上190cm以下
  • 胸囲・体重・・・・身長と均衡を保っているもの
  • 肺活量・・・・2,400cc以上
  • 握力・・・・両側とも30s以上の者。
  • 血圧・・・・座位で収縮血圧140mmHg未満100mmHg以上、拡張期血圧90mmHg未満50mmHg以上のもの
  • 脈拍・・・・安静時100以下(1分間)のもの。
  • 視力・・・・両眼とも遠距離裸眼視力が0.2以上で矯正視力が1.0以上、中距離裸眼視力又は矯正視力が0.2以上、近距離裸眼視力又は矯正視力が1.0以上で、近視矯正手術(オルソケラトロジーを含む。)を受けていないこと。(矯正視力で受検する方は遠距離視力、中距離視力及び近距離視力を同一の矯正眼鏡(遠近両用不可)で測定しますので、矯正眼鏡を必ず持参してください。コンタクトレンズ不可)
  • 視器・・・・斜位、眼球運動、視野、調整力、夜間視力、色覚等に異常
            のないもの
  • 聴力・・・・オージオーメーターによる検査で正常なもの
  • 歯・・・・歯牙の良好なもの(治療済可)
  • その他(血液検査・尿検査・胸部X線検査など)
  • ① 身体健全で慢性疾患、感染症に罹患していないもの。また、四肢関節等に異常のないもの
  • ② 慢性疾患には次のものも含まれます。
  • (イ) 気管支喘息(小児期に喘息と診断されたが、最近3年間は無治療で
       発作のないものは除く。)
  • (ロ) 常時治療を要する又は感染症を伴う重症なアトピー性皮膚炎
  • (ハ) 腰痛(5年以上無症状で再発のおそれのないものを除く。)脊椎疾患に
       かかわる手術を5年以内に受けたもの
  • (ニ) てんかん、意識障害の既往歴のあるもの(ただし、乳幼児期に限定した
       熱性けいれん等を除く。)
  • (ホ) 過度の肥満症
  • ③ 開腹手術の既往歴(ただし、腹腔鏡下手術の実施後5年以上再発・後遺症がないもの、外そけい・臍ヘルニア根治術、腸管癒着症状を残さない虫垂切除術を除く。)のないもの
  • ④ 刺青がないもの・自殺企図の既往歴のないもの・躁うつ病等の精神疾患のないもの又は既往歴のないもの
  • ⑤ 操縦士として航空勤務に支障のないもの

願書申込み受付期間

2月上旬〜4月下旬頃まで


試験日程

●1次試験・・・・5月中旬頃
●2次試験・・・・6月中旬頃の指定された日
●3次試験(海上・航空自衛隊の飛行要員のみ)・・・・7月中旬〜下旬の指定された日


受験地

●1次・2次試験・・・・全国主要都市で実施
          (音楽要員は、1日目入間基地、2日目立川駐屯地)
●3次試験(海上自衛隊)・・・・青森、横須賀、舞鶴、呉、佐世保
       (航空自衛隊)・・・・清浜、別府


受験料

無料


合格発表日

●1次試験・・・・5月下旬頃
●2次試験・・・・7月上旬頃
●3次試験
  陸上・航空自衛隊・・・・8月上旬頃
  海上自衛隊・・・・9月上旬頃


受験申込・問合せ

  • 各自衛隊各地方協力本部
  • 募集コールセンター 0120-063-792

ホームページ

防衛省


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