国家資格 救急救命士

救急救命士とは?

救急救命士とは、救急救命士の名称を用いて医師の指示のもと救急現場や救急車内で、救急救命処置を行う専門家の国家資格です。自治体により異なりますが、消防士採用試験の1次試験が免除になる場合があります。
  業務独占資格  名称独占  実務経験なしで受験できる国家資格  登録が必要な資格  身体上の障害等に係る特別措置がある資格

その他情報

難易度は? ★★☆☆☆(やや易しい)。
近年合格率は、91.3%ほど。


近年の合格率推移
年度 受験者数 合格者数 合格率
令和5年度 3,330   3,137   94.2%  
令和4年度 3,255   3,054   93.8%  
令和3年度 3,263   2,979   91.3%  
令和2年度 2,999   2,599   86.7%  
令和1年度 2,960   2,575   87.0%  

就職は? 消防機関および自衛隊。仕事以外の救急時にも役立ちます。
仕事内容は? 重度傷害者を病院などに搬送する途中において行われる気道の確保、心拍の回復のための処置などを行います。

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 資 格 概 要

受験資格

  1. 大学入学有資格者で、指定救急救命士学校・養成所(2年制)を卒業した者。
  2. 大学で1年以上公衆衛生学等13科目を修了し、指定校で1年課程の修了者。
  3. 医大等で公衆衛生学、臨床実習等を修了した者。
  4. 所定救急業務講習を修了し、5年又は2,000時間以上就業し、指定校で1年課程を修了した者。
  5. 外国で救急救命士学校卒業、又は、有資格者で1.2.3.4.と同等以上と認定された者。
  6. 看護婦(士)有資格者で、有資格者で1.2.3.4.と同等以上と認定された者。

試験内容

  • ① 基礎医学
  • ② 臨床救急医学総論
  • ③ 臨床救急医学各論(一)(臓器器官別臨床医学をいう。)
  • ③ 臨床救急医学各論(二)(病態別臨床医学をいう。)
  • ③ 臨床救急医学各論(三)(特殊病態別臨床医学をいう。)

☆こんな問題が出ます


合格基準

以下全ての基準を満たした者が、合格となります。

  • ① 必修問題:満点の80%以上の得点率
  • ② 通常問題:満点の60%以上の得点率

身体上の障害等に係る特別措置について

視覚、聴覚、音声機能若しくは言語機能に障害を有する者で受験を希望する者は、指定された日までに一般財団法人日本救急医療財団に申し出ることで、受験時に申請した障害の状態に応じて必要な配慮を講じてもらえることがあります。


願書申込み受付期間

1月上旬〜下旬頃まで


試験日程

3月中旬頃


受験地

北海道、東京、愛知、大阪、福岡


受験料

30,300円


合格発表日

3月下旬頃


受験申込・問合せ

  • 一般財団法人 日本救急医療財団 03-3835-0099
  • 厚生労働省医政局地域医療計画課 03-5253-1111(内線2550)

ホームページ

厚生労働省


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