国家資格 労働基準監督官

労働基準監督官とは?

労働基準監督官とは、労働者の生命と健康を守り、人間尊重の基本理念に立脚した法定の労働条件を確保することを任務とする国家資格です。最近は、労働条件の確保・改善、労働災害の防止、職業性疾病の予防を推進する面でも労働基準監督官の活躍が期待されています。
なお、労働基準監督官合格者は、社会保険労務士試験の「労働基準法」及び「労働安全衛生法」の科目が申請により免除になります。
平成27年度の試験から試験日などの日程が1ヶ月程度後ろ倒しになります。詳しくは(PDF)をご覧下さい。
  実務経験なしで受験できる国家資格  インターネットで申し込める資格  身体上の障害等に係る特別措置がある資格

その他情報

難易度は? ★★★★☆(やや難しい)。
近年合格率は、労働基準監督A(法文系):9.4%、労働基準監督B(理工系):16.5%ほど。
就職は? 全国各地の労働局、労働基準監督署。全国的に転勤などが多いです。新婚家庭には負担が大きいです。
仕事内容は? 労働基準法、労働安全衛生法などに基づいて工場や事業場に立ち入り、帳簿・書類の点検、関係者の尋問、機械・器具の構造規格、性能および安全装置の検査、作業環境の測定などを実施すること。違反があった場合には、機械・器具の使用停止などの緊急措置を命じたり、刑事訴訟法に規定する司法警察員としての職務を行います。

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 資 格 概 要

受験資格

  1. 21歳以上30歳未満の者。
  2. 21歳未満の者で次に掲げるもの。
  • (ア) 大学を卒業した者及び試験年度の3月までに大学を卒業する見込みの者
  • (イ) 人事院がアに掲げる者と同等の資格があると認める者。

また、以下に該当する者は、受験することができません。

  • ① 日本の国籍を有しない者
  • ② 国会職員法第2条の規定により国会職員となることができない者。
  • 成年被後見人又は被保佐人(準禁治産者を含む。)
  • 懲役又は禁錮の刑に処せられて、その刑の執行を終わらない者又はその刑の執行を受けることのなくなるまでの者。
  • 懲戒処分により官公職を免ぜられ、その身分を失った日から2年を経過しない者。
  • 前3号のいずれかに該当する者のほか、国家公務員法(昭和22年法律第120号)の規定により官職に就く能力を有しない者。

試験内容

【労働基準監督官A】

●1次試験

□基礎能力試験(多肢選択式:40題/2時間20分)

1.知能分野(27題)

  • ① 文章理解
  • ② 判断推理
  • ③ 数的推理
  • ④ 資料解釈

2.知識分野(13題)

  • ① 自然・人文・社会(時事を含む)
□専門試験(多肢選択式:48題出題:40題解答/2時間20分)

1.必須問題(計12題)

  • ① 労働法
  • ② 労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係)

2.選択問題(以下の36題から28題選択)

  • ① 憲法・行政法・民法・刑法(16題)
  • ② 経済学・労働経済・社会保障・社会学(20題)
□専門試験(記述式:2題出題:2題解答/2時間)
  • ① 労働法
  • ② 労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係)

●2次試験

  1. 人物試験・・・・個別面接(参考として性格検査を実施)
  2. 身体検査・・・・胸部疾患、血圧、尿、その他一般内科系検査
  3. 身体測定・・・・視力、聴力


【労働基準監督官B】

●1次試験

□基礎能力試験(多肢選択式:40題/2時間20分)

1.知能分野(27題)

  • ① 文章理解
  • ② 判断推理
  • ③ 数的推理
  • ④ 資料解釈

2.知識分野(13題)

  • ① 自然・人文・社会(時事を含む)
□専門試験(多肢選択式:46題出題:40題解答/2時間20分)

1.必須問題(8題)

  • ① 労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係、労働安全衛生)

2.選択問題(以下の38題から32題選択)

  • ① 憲法・行政法・民法・刑法(16題)
  • ② 経済学・労働経済・社会保障・社会学(20題)
□専門試験(記述式:4〜6題出題:2題解答/2時間)

1.必須問題(1題)

  • ① 工業事情

2.選択問題(以下の3〜5題から1題選択)

  • ① 工学に関する専門基礎(機械系、電気系、土木系、建築系、衛生・環境系、応用化学系、応用数学系、応用物理系等の工学系の専門工学に関する専門基礎分野)

●2次試験

  1. 人物試験・・・・個別面接(参考として性格検査を実施)
  2. 身体検査・・・・胸部疾患、血圧、尿、その他一般内科系検査
  3. 身体測定・・・・視力、聴力


合格基準

●1次試験

第1次試験の受験者のうち、基礎能力試験及び専門試験(多肢選択式)において基準点(満点の30%)以上である者について、両試験種目の標準点を合計した得点に基づいて第1次試験合格者を決定します。


●最終合格者(2次試験)

第1次試験合格者のうち、専門試験(記述式)において基準点以上であり、かつ、人物試験及び身体検査に合格した者について、基礎能力試験、専門試験(多肢選択式)及び専門試験(記述式)の標準点を合計した得点に基づいて最終合格者を決定します。


身体上の障害等に係る特別措置について

身体に障害があるため、着席位置の指定、車いすの使用、補聴器の使用を必要とする方については、申込期間中の間に希望する第1次試験地に対応する問い合わせ先に申し出て、障害の程度を証明する書類を提出することで、障害の程度により、何らかの措置を講じて受験することが可能です。


願書受付期間

4月上旬〜中旬頃までの2週間程度


試験日程

●1次試験・・・・6月中旬頃
●2次試験・・・・7月下旬頃

受験地

●1次試験

札幌、仙台、秋田、東京、新潟、名古屋、金沢、大阪、松江、広島、高松、松山、福岡、
熊本、鹿児島、那覇

●2次試験

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、熊本、那覇


受験料

無料


合格発表日

8月下旬頃


受験申込・問合せ

  • 人事院人材局試験課 03-3581-5311(内線2332)
  • 人事院北海道事務局 011-241-1248
  • 人事院東北事務局 022-221-2022
  • 人事院関東事務局 048-740-2006〜8
  • 人事院中部事務局 052-961-6838
  • 人事院近畿事務局 06-4796-2191
  • 人事院中国事務局 082-228-1183
  • 人事院四国事務局 087-831-4765
  • 人事院九州事務局 092-431-7733
  • 人事院沖縄事務所 098-834-8400
  • 北海道労働局 011-709-2311
  • 宮城労働局 022-299-8833
  • 秋田労働局 018-862-6681
  • 東京労働局 03-3512-1600
  • 新潟労働局 025-288-3500
  • 愛知労働局 052-972-0251
  • 石川労働局 076-265-4420
  • 大阪労働局 06-6949-6482
  • 島根労働局 0852-20-7005
  • 広島労働局 082-221-9241
  • 香川労働局 087-811-8915
  • 愛媛労働局 089-935-5200
  • 福岡労働局 092-411-4861
  • 熊本労働局 096-211-1701
  • 鹿児島労働局 099-223-8275
  • 沖縄労働局 098-868-4003

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