レタリング技能検定
レタリング技能検定とは?
レタリング技能検定とは、書体デザイン、レタリングの知識と技能を認定する検定試験です。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★★☆☆(普通)。 2級:★★☆☆☆(やや易しい)。 3級、4級:★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、 1級:6.1% 2級:51.6% 3級:64.1% 4級:73.6%ほど。 |
就職は? | : | 出版社、広告会社、デザイン会社など。レタリングへの需要は根強く、ポスター、商品のロゴの作成など活動範囲は広く、実績を積めば無資格でも独立も可能ですが、実力の証明のために2級以上を取得しておいたほうがいいでしょう。 |
仕事内容は? | : | 広告や印刷物用に活字書体を書き直したり、文字全体のデザイン、印刷文字の書体作成など |
関連書籍はこちら [PR] |
資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●1級〜4級
※各級とも以下の内容に準じます。
□知識
- ① レタリング造形理論
- ② タイポグラフティー知識
- ③ レタリングの役割
- ④ 色彩・印刷知識
□実技
- ① ロゴタイプ、タイプフェース、カリグラフィー技術
- ② 色彩表現
- ③ タイポグラフィーの指定・指示
午前、午後でダブル受験が可能です。
- (1) 2級+3級
- (2) 3級+4級
合格基準
すべての級で知識問題(1枚)と実技問題(3枚)があります。
いずれも基準(70%前後)の得点が必要で、どれか1枚が失格なら不合格となります。
●1級
程度:
- レタリングおよび広く関連領域にわたる知識と高度な専門技術をもっている。
知識:
- レタリングに関する造形理論の基本を理解している。
- タイポグラフィを理解している。
- コミュニケーションにおけるレタリングの役割を理解している。
- 色彩・印刷に関しての知識をそなえている。
実技:
- ロゴタイプ、タイプフェイス、カリグラフィなどのレタリング技術を身につけている。
- 文字の色彩的表現ができる。
- タイポグラフィを的確に指定、指示することができる。
●2級
程度:
- 書体(既成)を選択または創作し、表現する技術をもっている。
知識:
- レタリングに関する専門用語(書体・技法・用具・用材など)を理解している。
- ;印刷についての基礎知識(版下制作および印刷指定)をそなえている。
実技:
- 和文指定書体(漢字かなまじり文)、欧文指定書体表を視覚的に統一して、一定時間内で表現できる。
- 語句の内容にふさわしい書体を選択または創作し、一定時間内で表現できる。
●3級
程度:
- 基本の書体を理解し、その表現技術をもっている。
知識:
- 常用漢字表に使われている明朝体の骨格を正しく理解している。
- 基本の書体を理解している。
- 国語の用字・用語に対する基礎的な知識をそなえている。
- レタリングに必要な用具・用材の基礎的な知識をそなえている。
実技:
- 指定された基本の書体(漢字・かな文字の明朝体・ゴシック体、欧文のローマン体・サンセリフ体およびアラビア数字)の文字を手本なしで一定時間内に表現できる。
- レタリングをするための初歩的な描線技術が身についている。
●4級
程度:
- 基本の書体を理解し、整った文字を書くことができる。
知識:
- 常用漢字表に使われている明朝体の骨格を基礎的に理解している。
- 基本の書体のうち漢字・かな文字の明朝体・ゴシック体、欧文のローマン体・サンセリフ体を理解している。
実技:
- 指定された手本の文字を一定時間内で見て書くことができる。
願書申込み受付期間
3月上旬〜4月下旬頃まで
試験日程
6月上旬頃
受験地
北海道、福島、茨城、東京、埼玉、愛知、石川、大阪、岡山、山口、熊本
その他準会場※ などの全国の主要都市で受検できます。
※準会場は、団体受検のみ。
受験料(税込み)
●1級・・・・6,000円
●2級・・・・4,900円
●3級・・・・3,800円
●4級・・・・2,400円
●2級+3級・・・・8,700円
●3級+4級・・・・6,200円
合格発表日
試験後40日以内
受験申込・問合せ
公益財団法人 国際文化カレッジ レタリング技能検定部 03-3361-3461
ホームページ
参考書・問題集
関連書籍はこちら [PR]