DTPエキスパート
DTPエキスパートとは?
誌面のレイアウト、カラープロセス、スキャニングや印刷工程などDTP関連の幅広い知識を問う資格試験。業界に就転職をめざす人などを中心に女性も多く受験しています。資格の認証機関は2年間。認証機関の更新には、資格取得後の2年間で新たに追加された項目から出題されます(実技試験はなし)。また、2年間の期間を過ぎて失効した場合は、再取得制度があります。
2020年3月試験から【DTPエキスパート・マイスター】と【DTPエキスパート】の2段階の認証制度となります。【DTPエキスパート】から【DTPエキスパート・マイスター】へアップグレードする場合は、【DTPエキスパート】取得後、認証有効期限内にアップグレード試験を受験し合格することで【DTPエキスパート・マイスター】に認証されます。
2024年3月試験より学科試験がマークシート解答方式からCBT方式に変更となりました。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 エキスパートマイスター学科:59.0% 実技:73.7% エキスパート学科:28.6% アップグレード実技:0.0%ほど。 |
就職は? | : | 出版・印刷業界・広告・出版系のデザイナー、広告オペレーター、編集者、印刷会社営業など。再就職の途が広く、DTP業界を目指している方には、価値が高い資格です。実技試験が不合格の場合、学科試験の結果と関係なく、不合格となります。 |
仕事内容は? | : | 文字の入力から誌面のレイアウトやデザイン、データ出力、編集者やデザイナー、作業の指示・管理などを行います。 |
資格[PR] |
資 格 概 要
受験資格
●試験
制限なし
●認証更新試験
DTPエキスパート取得後、2年間を経過する者。 更新の対象となる方には、協会から案内が送られます。
●再取得試験
過去にDTPエキスパート認証試験で合格し、下記すべての条件を満たす方
- 原則、過去4年以内にDTPエキスパート認証試験または更新試験に合格しているが、認証期間が無効となっている方
- 認証期間が無効となっているDTPエキスパートIDの確認が出来る方
試験内容
●DTPエキスパート・マイスター
●学科試験(多肢選択形式/第一部:120分 第ニ部:120分)
□基礎分野(第一部)
【1】DTP
- ① DTPの概要
- ② DTP環境
- ③ 文字と文字コード
- ④ 画像
- ⑤ レイアウト
- ⑥ 校正
- ⑦ 出力用データ処理
- ⑧ PDF
□応用分野(第二部)
【2】色
- ① 光
- ② 色
【3】印刷技術
- ① 概要
- ② 五大要素
- ③ 網点
- ④ リプレス
- ⑤ プレス
- ⑥ ポストプレス
- ⑦ 印刷機器間の情報交換
- ⑧ 特殊印刷
- ⑧ デジタル印刷
【4】情報システム
- ① コンピュータ
- ② ソフトウェア
- ③ ネットワーク
- ④ マークアップ言語とWeb技術
- ⑤ 正規表現
- ⑥ データベース
- ⑦ バーコード
- ⑧ コンテンツ管理
- ⑨ デジタルデバイス
- ⑩ デジタルサイネージ
- ⑪ 情報システムとセキュリティー
- ⑫ AI(人工知能)
【5】コミュニケーションと印刷ビジネス
- ① 印刷物の企画
- ② 工程設計
- ③ 情報デザイン
- ④ グラフィックデザイン
- ⑤ マーケティング活動と印刷メディア
- ⑥ 印刷ビジネス
- ⑦ 法令
●実技試験
試験当日配布の要項に記載されたWebサイトから課題材料をダウンロードし、提出期限以内に作品と制作指示書のデータをアップロードする
【1】A課題:
端物印刷データ作成(PDFX-1a)、指示書作成(PDF)
(出題テーマをリニューアル)
【2】B課題:
頁物印刷データ作成(PDFX-1a)、指示書作成(PDF)
(出題テーマをリニューアル)
●DTPエキスパート
●学科試験(多肢選択形式/120分)
□基礎分野(第一部)
【1】DTP
- ① DTPの概要
- ② DTP環境
- ③ 文字と文字コード
- ④ 画像
- ⑤ レイアウト
- ⑥ 校正
- ⑦ 出力用データ処理
- ⑧ PDF
□応用分野(第二部)
【2】色
- ① 光
- ② 色
【3】印刷技術
- ① 概要
- ② 五大要素
- ③ 網点
- ④ リプレス
- ⑤ プレス
- ⑥ ポストプレス
- ⑦ 印刷機器間の情報交換
- ⑧ 特殊印刷
- ⑧ デジタル印刷
【4】情報システム
- ① コンピュータ
- ② ソフトウェア
- ③ ネットワーク
- ④ マークアップ言語とWeb技術
- ⑤ 正規表現
- ⑥ データベース
- ⑦ バーコード
- ⑧ コンテンツ管理
- ⑨ デジタルデバイス
- ⑩ デジタルサイネージ
- ⑪ 情報システムとセキュリティー
- ⑫ AI(人工知能)
【5】コミュニケーションと印刷ビジネス
- ① 印刷物の企画
- ② 工程設計
- ③ 情報デザイン
- ④ グラフィックデザイン
- ⑤ マーケティング活動と印刷メディア
- ⑥ 印刷ビジネス
- ⑦ 法令
●DTPエキスパート・マイスターアップグレード試験
●実技試験
試験当日配布の要項に記載されたWebサイトから課題材料をダウンロードし、提出期限以内に作品と制作指示書のデータをアップロードする
【1】A課題:
端物印刷データ作成(PDFX-1a)、指示書作成(PDF)
(出題テーマをリニューアル)
【2】B課題:
頁物印刷データ作成(PDFX-1a)、指示書作成(PDF)
(出題テーマをリニューアル)
●認証更新試験
DTPエキスパートとして認証された後の2年間で新たに学科試験で追加された項目から出題され、実技試験はありません。
受験形式は、知識補充のための択一式での出題(60問程度×2セット)と、短文レポートをCBT(Computer Based Testing)形式での実施。
取り組みには、インターネット接続環境にあるPCが必要となります。
●再取得試験
DTPエキスパート認証更新試験と同様の内容となります。CBT(Computer Based Testing)形式での実施です。
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合格基準
●学科試験
第1部試験・第2部試験:各120分(第1部〜第2部試験にランダムに配置される5つのカテゴリー(「DTP」「色」「印刷技術」「情報システム」「コミュニケーションと印刷ビジネス」)のすべてにおいて正解率80%以上)で合格となります。
●実技試験
□設計
制作上の留意点、制作環境、制作手順、紙面設計、標準化と効率化など。
□要素
要素:受注内容、紙面構成要素(パーツ)の詳細指定など。
□表現
表現:制作指示書の構成、可読性や正確性、指定用語の使用法など。
「作品(印刷用データ)」
□レイアウト:
配置、バランス、製版や印刷への適性など。
□文字/組版
書体(サイズや種類)、組版、表組、文字校正、文書構造の表現など。
□画像/色
写真や図版の処理、彩色、配色など。
上記項目が採点の基準項目である。この項目に対し第三者が理解できる「表現」による記載が求められており、「制作指示書」と「作品(印刷用データ)」の整合性や提出条件に合致していること基準を満たす前提となる。
実際に、複数の採点官により、これらの項目を基に採点が行われ、全カテゴリが10段階評価の8以上であれば合格となります。
身体上の障害等に係る特別措置について
「ハンディキャップ受験申請書(フォーム)」に記載の上、必要事項を記載し、障害者手帳や医師の診断書写しを添付してフォームにて送信して下さい。
願書申込み受付期間
●試験
- ① 1月上旬〜下旬頃まで
- ② 5月下旬〜7月上旬頃まで
●認証更新試験
- ① 2月上旬〜3月上旬頃まで
- ② 7月上旬〜下旬頃まで
資格者登録台帳であるエキスパートWeb基本台帳上で行う必要があります。
●再取得試験
- ① 2月上旬〜3月中旬頃まで
- ② 7月上旬〜8月上旬頃まで
試験日程
●試験
□学科
- ① 3月上旬頃
- ② 8月上旬頃
□実技
- ① 3月上旬〜4月上旬頃まで(各受験者環境で実施)
- ② 8月上旬〜9月上旬頃まで(各受験者環境で実施)
●認証更新試験
- ① 4月上旬〜下旬頃まで
- ② 9月上旬〜下旬頃まで
●再取得試験
- ① 4月上旬〜下旬頃まで
- ② 9月上旬〜下旬頃まで
受験地
●試験
全国各地のCBTソリューションズ試験会場
DTPエキスパート認証試験ガイダンス・・・東京
●認証更新試験
在宅(CBT)
●再取得試験
在宅(CBT)
受験料(税込み)
●試験
□DTPエキスパート・マイスター・・・・21,000円
□DTPエキスパート・・・・15,000円
□DTPエキスパートからDTPエキスパート・マイスターへのアップグレード試験・・・・9,000円
●更新試験・・・・7,300円
●再取得試験・・・・10,500円
●再取得後の更新試験受験料・・・・7,300円
●DTPエキスパート認証試験ガイダンス・・・・無料
合格発表日
●試験
- ① 10月中旬頃
DTPエキスパート認証試験Webページに合格者の受験番号を掲載
●認証更新試験
所定の試験サイトで判定・表示
●再取得試験
詳しくは実施団体まで、お問い合わせ下さい。
合格後の更新について
DTPエキスパートの有効期間は2年間です。
更新するためには、資格取得後の2年間で新たに学科試験で追加された項目から出題される更新試験(在宅受験)に合格する必要があり、不合格もしくは、対象期に申請することができず、受験できなかった場合は、資格が失効します。ただし、以下に該当する者は、再取得試験(CBT方式による在宅受験)を受験することが出来ます。
@過去にDTPエキスパート認証試験で合格し、下記すべての条件を満たす方
- 原則、過去4年以内(2010年8月以降))にDTPエキスパート認証試験または、更新試験に合格しているが認証期間が無効となっている方
- 認証期間が無効となっているDTPエキスパートIDの確認が出来る方
※注意事項
再取得の合格期は、過去の履歴が無くなり新規扱いとなります。
※再取得制度を利用した場合、
2回以上更新:ゴールド認証証、
6回以上更新:ブルーカードは無効となります。
受験申込・問合せ
公益社団法人 日本印刷技術協会 受験サポートセンター 03-5209-0553 問い合わせフォーム
アップグレード申請に関するお問い合わせ:JAGAT資格制度事務局 03-3384-3115(受付期間内のみ開設)
CBTソリューションズ 03-5209-0553
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