民間資格 GX検定

GX検定とは?

GX検定とは、温室効果ガスを発生させる化石燃料から太陽光発電、風力発電などのクリーンエネルギー中心へと転換し、経済社会システム全体を変革しようとする取り組みに関する基礎知識・スキルを証明する検定試験です。
  自宅・ネットで取れる資格  インターネットで申し込める資格  受験料をクレジットカード払いにできる資格

その他情報

難易度は? ベーシック:★☆☆☆☆(やさしい)。
アドバンスト、BIZ:★★☆☆☆(やや易しい)。
近年合格率は、
ベーシック:53.8%
アドバンスト:66.6%
就職は? 金融、鉄鋼、自動車メーカー、コンサルティング、化学、IT、不動産など。
急激な求人需要の高まりにより、GX推進関連の求人は結構多い。
仕事内容は? 温室効果ガス削減計画の分析・実行、再生可能エネルギー導入に向けた戦略の立案などを行います。

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 資 格 概 要

受験資格

●ベーシック

制限なし


●アドバンスト

カーボンニュートラル実践講座(中級編) 受講者(動画講義 6時間+演習 4時間)


●スペシャリスト

カーボンニュートラル実践講座(上級編)受講者


●BIZ

GX基礎講座 受講者


試験内容と程度

●ベーシック(多肢選択式:50問程度/60分)

  • ① 脱炭素化の背景
  • 脱炭素・カーボンニュートラルの定義
  • 気候変動問題
  • 国際団体・会議
  • ② 脱炭素化に向けた動き
  • グローバルトレンド
  • カーボンプライシング
  • 脱炭素化のセオリー
  • ③ 世界の動向
  • 世界の動向概観
  • 主要国の動向
  • ④ 日本政府の動向
  • 日本政府の動向
  • ⑤ 企業の取組
  • 脱炭素経営の推進
  • イニシアティブへの対応状況
  • GHG排出量の算定
  • GHG排出量削減の実行
  • 脱炭素ソリューション
  • ⑥ 脱炭素の技術
  • 電源の脱炭素化
  • 脱炭素化を支える技術
  • ネガティブエミッション技術

●アドバンスト(多肢選択式:50問程度/90分)

  • ① 脱炭素経営の広がり
  • 脱炭素経営の全体像
  • 脱炭素経営に関する国際動向
  • ② 気候関連リスク・機会の把握
  • ガバナンス整備
  • リスク重要度の評価
  • シナリオ群の定義
  • 事業インパクト評価
  • 対応策の定義
  • 文書化と情報開示
  • ③ サプライチェーン排出量の概要
  • GHGプロトコル
  • 排出量算定の概要
  • 算定の原則
  • 算定結果の活用方法
  • ④ Scope1,Scope2の算定方法
  • 基本的な考え方
  • 算定方法
  • ⑤ 排出削減目標の設定
  • 削減目標設定の手順
  • SBT概要
  • SBT認定基準
  • SBT認定状況
  • 中小企業版SBT
  • ⑥ 排出削減計画の策定
  • 現状把握
  • 削減施策の検討
  • 削減施策の優先度判定
  • ⑦ 削減対策の実行
  • 省エネの推進
  • 再エネ電力の調達
  • 製造業の構造転換
  • NETs(炭素除去)
  • カーボンクレジット
  • 新規脱炭素ビジネスの展開
  • 取り組み事例

●スペシャリスト(多肢選択式:50問程度/90分)

  • ① 脱炭素経営の実践
  • 脱炭素経営の実務
  • 脱炭素経営の現状
  • Scope 3 排出量の基本
  • ② サプライチェーン排出量の算定・削減手法
  • 算定における基本事項
  • Scope 1・2 排出量の算定
  • Scope 3 排出量の算定
  • Scope 1・2 排出量の削減手法
  • Scope 3 排出量の削減手法
  • ③ 情報開示の手法
  • サステナビリティ情報開示の必要性
  • 環境報告ガイドラインの概要
  • TCFD開示の手法
  • CDP の概要
  • 開示に対する第三者保証の概要
  • 削減貢献量の算定・開示
  • ④ 算定における主な実務
  • 算定範囲の決定方針
  • 排出量算定の実施
  • 削減目標・計画の策定
  • 削減対策の実行
  • サプライヤーエンゲージメントの実施
  • ステークホルダーからの要求事項
  • ⑤ Scope 3における主要産業別の国内外動向
  • 全般的な動向
  • 金融業界
  • 建設業界
  • 化学業界
  • 生活産業業界
  • 通信業界
  • 国内外企業の先行事例紹介

●BIZ(50問/90分)

  • ① 脱炭素化の背景
  • カーボンニュートラル・GXの定義
  • 気候変動問題
  • 国際団体・会議
  • エネルギーの基本
  • 主力電源の技術と変遷
  • 日本のエネルギー動向
  • ② 世界の動向
  • 世界のエネルギー動向
  • 脱炭素に関連する諸外国の政策動向
  • 産業界の動向
  • ③ 日本のGX基本方針
  • 基本方針のポイント
  • エネルギー戦略
  • ④ 政策・法制度
  • 主要な戦略・政策
  • カーボンプライシング
  • GX関連法
  • 主要な法制度
  • ⑤ ファイナンス
  • GXに関連するファイナンスの全体像
  • グリーン・ファイナンス
  • サステナブルファイナンス
  • トランジション・ファイナンス
  • ESG 投資とインパクト投資
  • ファイナンス基盤の整備
  • ⑥ 排出量を評価する方法
  • 排出量算定の考え方
  • 排出量削減目標の設定方法
  • サプライチェーン排出量
  • LCA
  • ⑦ 脱炭素技術
  • GHG 排出量削減技術
  • ⑧ 企業の脱炭素化
  • 脱炭素経営の進め方
  • 中小企業のGX推進
  • 自治体のGX推進
  • GX で活用するデジタル技術

合格基準

各級とも、70%以上の正答率で合格となります。


願書申込み受付期間

●ベーシック

  • ① 1月下旬〜4月下旬頃まで
  • ② 4月下旬〜7月下旬頃まで
  • ③ 7月下旬〜10月下旬頃まで
  • ④ 10月下旬〜1月下旬頃まで


●アドバンスト

  • ① 2月中旬〜6月下旬頃まで
  • ② 6月下旬〜10月上旬頃まで
  • ③ 10月中旬〜2月中旬頃まで

●スペシャリスト

  • ① 4月上旬〜5月下旬頃まで

●BIZ

  • ① 2月中旬〜6月下旬頃まで
  • ② 6月下旬〜10月上旬頃まで
  • ③ 10月中旬〜2月中旬頃まで

試験日程

●ベーシック

  • ① 5月中旬〜下旬頃まで
  • ② 8月中旬〜下旬頃まで
  • ③ 11月中旬〜下旬頃まで
  • ④ 2月上旬〜中旬頃まで

●アドバンスト

  • ① 7月上旬〜下旬頃まで
  • ② 10月中旬〜下旬頃まで
  • ③ 3月上旬〜中旬頃まで

●スペシャリスト

  • ① 6月上旬〜下旬頃まで

●BIZ

  • ① 7月上旬〜下旬頃まで
  • ② 10月中旬〜下旬頃まで
  • ③ 3月上旬〜中旬頃まで

受験地

●ベーシック、アドバンスト、スペシャリスト、BIZ

自宅などインターネット環境がある場所。


受験料(税込み)

●ベーシック・・・・6,600円

●アドバンスト・・・・12,100円

●アドバンスト・・・・23,100円

●BIZ・・・・12,100円


合格発表日

●ベーシック

  • ① 6月中旬頃
  • ② 9月中旬頃
  • ③ 12月中旬頃
  • ④ 3月上旬頃

●アドバンスト

  • ① 8月上旬頃
  • ② 11月中旬頃
  • ③ 4月上旬頃

●スペシャリスト

未定


●BIZ

  • ① 8月上旬頃
  • ② 11月中旬頃
  • ③ 4月上旬頃

合格後の更新について

有効期限はありませんが、2年に一度の更新が推奨されています。


受験申込・問合せ

株式会社スキルアップNeXt GX検定 03-4405-3379 問い合わせフォーム


ホームページ

株式会社スキルアップNeXt GX検定


参考書・問題集

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