建設業経理検定
建設業経理検定(建設業計理士・建設業経理事務士)とは?
建設業経理士とは、建設業経理に関する経理事務処理の知識及び処理能力、経営の改善の能力を認定する資格です。1級・2級は建設業経理士検定試験で称号については、「建設業経理士」となります。3級・4級は、従来通り建設業経理事務士検定試験として実施。称号については、「建設業経理事務士」となります。
なお、1級は原価計算、財務諸表、財務分析の3科目から成る科目合格制となっており、科目合格については5年間の有効期限が設けられています。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★★☆☆(普通)。 2級:★★☆☆☆(やや易しい)。 3級、4級:★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、 1級財務諸表:33.5% 1級財務分析:27.1% 1級原価計算:20.1% 2級:36.5% 3級:65.3%(特別研修:87.9%) 4級:79.1%(特別研修:97.0%)ほど。 |
就職は? | : | 建設業界。すでに建設会社で活躍されている方はさらなるキャリアアップと給料面においても是非取得しておきたい資格。また、建設業界への就・転職を考えている方は、取得しておくと有利に働きます。 |
仕事内容は? | : | 施設企画部の建築工事等について建設業簿記、建設業原価計算および会計学から、建設業の決算等に関する実務などを行います。 |
資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●1級(各5題/90分)
□財務諸表(5題/90分)
□財務分析(5題/90分)
□原価計算(5題/90分)
●2級
- ① 建設業簿記
- ② 原価計算
- ③ 会社会計
●3級
- ① 建設業簿記
- ② 原価計算
●4級
- ① 簿記の仕組み
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合格基準
各級・各科目とも満点中、70%以上の正答率で合格となります。
免除(科目等)について
●1級
合格通知書の交付日を基準日として、それ以後5年の間に行われる試験の合格科目は免除となり、期間中に全ての科目を合格することで「1級建設業経理士」合格となります。
身体上の障害等に係る特別措置について
障害のある方で受験しようとする方は、一般財団法人建設業振興基金から送付される書面と合わせて、受験申込書が必要となるため、申込書送付前に一般財団法人建設業振興基金にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
願書申込み受付期間
●1級・2級
- ① 11月中旬〜12月中旬頃まで
- ② 5月中旬〜6月中旬頃まで
●3級・4級
- ① 11月中旬〜12月中旬頃まで
試験日程
●1級・2級
- ① 3月上旬頃
- ② 9月上旬頃
●3級・4級
- ① 3月上旬頃
受験地
上期:全国47地区
下期:全国51地区
受験料(税込み)
試験
●1級3科目・・・・14,720円
●1級2科目・・・・11,420円
●1級1科目・・・・8,120円
●2級・・・・7,120円
●3級・・・・5,820円
●4級・・・・4,720円
●2級・3級(同日受験)・・・・12,620円
●3級・4級(同日受験)・・・・10,220円
上記の受験料等には、「受験申込書」で申し込む場合は、申込書代として310円(消費税込)が、インターネットで申し込む場合は、ネット申込手数料として310円(消費税込)が含まれています。
合格発表日
- ① 5月上旬頃
- ② 11月上旬頃
受験申込・問合せ
一般財団法人 建設業振興基金試験研修本部 03-5473-4581