認知症ライフパートナー検定試験
認知症ライフパートナー検定試験とは?
認知症ライフパートナー検定試験とは、認知症の人の状況把握ができるスキル、コミュニケ―ション能力、アクティビティ・ケアプログラム運営能力、さまざまな症状の対応能力などを測る検定試験です。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★☆☆☆(やや易しい)。 2級:★★☆☆☆(やや易しい)。 3級:★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、1級:28.3% 2級:40.6% 3級:52.4%ほど。 実務経験無くても、テキストと問題集の勉強で合格可能です。認知症ケア専門士に比べ難易度は低いです。 |
就職は? | : | 認知症の人と一緒に生活している家族の方、介護、福祉を目指す学生、社会において高齢者の方々と関わりをもつ方、実際に認知症の人の介護に関わっている福祉、医療などの専門職の方は、勉強するだけでもためになる資格です。 |
仕事内容は? | : | 活動を通じたコミュニケーション、レクリエーション、心身機能の維持・向上支援、訓練の介助などを行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
●1級
認知症ライフパートナー 2級 合格者
●2級、3級
制限無し
試験内容
●1級
- ① 認知症ケアの基本的理念
- パーソンセンタードケアの意義と理解
- 認知症ケアの環境と技法
- ② 認知症の人の主な疾患と心理的特徴
- 認知症の主な疾患の特徴と主要な症状
- 認知症の人の心理的特徴とケアの基本
- 認知症の人の家族の心理と支援
- ③ 認知症の人と地域包括ケア
- 地域包括ケアシステムとは
- 地域包括ケアシステムでの認知症ケア
- 地域包括ケアシステムでの社会資源の活用
- 地域包括ケアシステムと家族支援
- 地域包括ケアシステムと地域づくり
- ④ 認知症予防と運動
- 認知症予防・発症遅延を目指す背景
- 認知症と運動の関係
- 認知症予防を目指した運動プログラム
- ⑤ 暮らしの中の認知症予防とアクティビティ・ケア
- 日常生活における認知症予防とアクティビティ
- 生活習慣病を防ぐアクティビティ・ケア
- アクティビティ・ケアにおける家族支援
- アクティビティ・ケアにおける家族の役割
- ⑥ アクティビティ・プログラムの立て方
- アクティビティ・プログラムを立てるときの留意点
- 生活機能と背景を知る
- リスクの想定と対処
- 計画的・継続的に進めるために必要なこと
- ⑦ アクティビティ・ケアの実践の立案と進め方
- アクティビティ・ケアの実践にあたって
- 回想を用いたケア
- 音楽を用いたケア
- 植物を用いたケア
- 散歩・運動を用いたケア
- 化粧を用いたケア
- 料理を用いたケア
- 趣味を活かしたケア
- ⑧ 認知症に関わる制度の理解と活用
- 認知症の人を地域で支える社会資源
- 認知症の人や介護者の介護保険制度の活用(介護サービス、施設などの活用)
- 認知症の人の権利擁護(成年後見制度や日常生活自立支援事業の理解と適切な活用)
- 若年性認知症の人への社会資源
- ⑨ 高齢者・認知症の人の居住環境
- 高齢者・認知症の人の生活と環境支援
- 認知症の人の施設における居住環境
●2級
- ① 認知症の主な疾患と特徴
- 認知症について
- 認知症の主な疾患
- ② 認知症の理解と対応
- 中核症状の理解と対応
- BPSDの理解と対応
- 生活上にみられる障害の理解と対応
- ③ 認知症の予防と対応
- 前頭葉の廃用性機能低下を防ぐ
- 前頭葉の廃用性機能低下を防ぐ
- 認知症予防と家族の役割
- ④ 認知症と生活習慣
- 認知症と生活習慣病
- 認知症と食
- 認知症と排泄
- 認知症と睡眠
- 認知症と薬
- 認知症と口腔ケア
- ⑤ アクティビティ・プログラムの立案
- アクティビティの特性を知る:活動分析
- アクティビティ興味・経験調査
- ⑥ かかわりのためのコミュニケーション
- 認知症とコミュニケーション
- 認知症ケアにおけるコミュニケーションのコツ
- ⑦ アクティビティの種類と活用
- 日常生活活動におけるかかわり
- 回想を用いたかかわり
- 音楽を用いたかかわり
- 植物を用いたかかわり
- 動物を用いたかかわり
- 散歩・運動を用いたかかわり
- 化粧を用いたかかわり
- 料理を用いたかかわり
- 人形を用いたかかわり
- 芸術活動を用いたかかわり
- 手工芸を用いたかかわり
- ゲームを用いたかかわり
- アロマを用いたかかわり
- アクティビティを用いたケアの実践事例
- ⑧ 認知症高齢者と居住環境
- わが国の住宅の特徴と安全への工夫
- 高齢者などの生活と居住環境
- 認知症の人の住宅における居住環境
- ⑨ 地域資源・制度の活用と連携
- 介護保険制度の活用と地域社会での連携
- 認知症の人の権利擁護
●3級
- ① 認知症とは
- 認知症と認知症ライフパートナー
- 認知症の原因と種類
- 認知症の症状と経過
- 認知症と生活
- 認知症の治療とケア
- ② 認知症の理解とケアの基本
- 認知症の人の心理
- 周辺症状、BPSDの理解と対応
- 認知症と家族
- 認知症への人のケアのポイント
- ③ 認知症とコミュニケーション
- コミュニケーションの基本と手法
- 認知症におけるコミュニケーション
- 言葉を超えたコミュニケーション
- ④ 認知症とアクティビティ
- 認知症ケアとアクティビティ
- アクティビティ・ケアの基本
- アクティビティ・ケアの実際
- ⑤ 認知症ケアに関する社会資源
- 認知症ケアに関するサービスと活用法
- 認知症ケアの地域での取組み
合格基準
各級とも、100点満点中、70点以上で合格となります。
身体上の障害等に係る特別措置について
お体に障害をお持ちの方には、一部特別な対応を行っております。申請書等の提出が必要となりますので、申込前に必ずお問い合わせください。その際、障害の状況によっては対応できない場合もありますので、予めご了承ください。
願書申込み受付期間
●1級
- ② 〜11月上旬頃まで
●2級、3級
- ① 〜6月上旬頃まで
- ② 〜11月上旬頃まで
2級と3級の併願受験も可能です。
試験日程
●1級
- ② 12月中旬頃
●2級、3級
- ① 7月中旬頃
- ② 12月中旬頃
受験地
●1級
札幌、東京、名古屋、大阪、福岡
●2級、3級
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、岡山、福岡、熊本
受験料(税込み)
●1級
15,000円
●2級
10,500円
●3級
6,500円
合格発表日
●1級
- ② 3月上旬頃
●2級、3級
- ① 8月下旬頃
- ② 2月上旬頃
受験申込・問合せ
一般社団法人 日本認知症コミュニケーション協議会 03-5388-4134 問い合わせフォーム
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