冷凍空調技士
冷凍空調技士とは?
冷凍・冷房用設備の設計や製造、工事管理・調査等の業務に携わる技術者を認定する資格です。検定試験に合格した者は、合格発表後3年以内に登録手続きを行う必要があり、登録を行わない場合は、冷凍空調技士の資格が失効します。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 平均合格率は、第一種:42%、第二種:77%ほど。 テキストや過去問のみの勉強でも十分合格することが可能です。 |
就職は? | : | 冷凍・冷房機器製作会社。食品など冷凍で流通する物が当たり前のように増えている現在、設置や検査などに携わる技術者のニーズは多く、将来的にも有望な資格です。 |
仕事内容は? | : | 冷凍空調技士は、冷凍や冷房など、低温用冷凍機器および機器製造時に必要な、空調機の冷凍サイクル、機器制御仕様設計、冷凍サイクルの標準化、先行開発、送風機、熱交換器等の開発、検査や保安のチェックを行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
●第一種
- 冷凍・冷蔵・空気調和その他、低温・高温発生用機器に係る装置等の研究、開発、設計、製造、管理、調査、鑑定、教育などの関連業務に従事する経験、 または高圧ガス保安法に規定した冷凍設備を使用する高圧ガスの製造に係る経験が通算4年以上ある者。
- 大学・短大・高専において工学・理学を修めて卒業し(又はこれと同等以上の学力を有し)、上記1.の実務経験が2年以上ある者。
- 通算3年以上の実務経験を有する第二種冷凍空調技士。
- 工業高校を卒業後、通算3年以上の実務経験を有する者。
- 日本冷凍空調学会の通信教育を、別に定める優秀な成績で修了し、通算2年以上の実務経験がある者。
●第二種・・・・制限なし。但し認定には実務経験2年以上が必要。
試験内容
●第一種、第二種
□理論(2時間)
- ① 冷凍サイクルと圧縮機
- ② 伝熱および熱交換
- ③ 冷媒・冷凍機油・ブライン
- ④ 圧力容器の強度
- ⑤ 空気調和(T)
- ⑥ 空気調和(U)
□技術(2時間)
- ① 冷凍装置の設計計算
- ② 冷凍装置の自動制御
- ③ 冷媒配管・付属機器
- ④ 冷凍装置の運転と保守
- ⑤ 保安
- ⑥ 空気調和機
合格基準
●第一種、第二種
満点中、おおよそ60%以上の得点で合格となります。
願書申込み受付期間
- ① 12月上旬〜1月下旬頃まで
試験日程
- ① 毎年2月中旬頃の日曜日
受験地
東京、大阪、名古屋、福岡
受験料(税込み)
●第一種
10,000円
(登録料:7,000円、入会金:1,500円、年会費:10,200円〜 別途必要)
●第二種
10,000円
(登録料:5,000円、入会金:1,500円、年会費:10,200円〜 別途必要)
合格発表日
4月中旬頃
検定試験に合格後、3年以内に登録手続きを行う必要があります。
合格後の更新について
冷凍空調技士の登録までの有効期間は3年間です。
合格発表後3年以内に登録手続きを行う必要があり、登録を行わない場合は、冷凍空調技士の資格が失効します。
ただし、資格喪失後5年以内に第2種正会員の入会手続きをした場合、再登録手数料20,000円を支払い、理事会の審議を経ることによりその資格を復活できます。
受験申込・問合せ
公益社団法人 日本冷凍空調学会 技士試験係 03-5623-3223
問い合わせフォーム
中部冷凍空調協会 技士試験係 052-263-5067
一般社団法人 近畿冷凍空調工業会 技士試験係 06-6233-3201
西日本冷凍空調工業会 技士試験係 092-471-1530
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