獣医師国家試験
獣医師国家試験とは?
飼育動物の診療、施術、投薬など、動物に関する保健衛生の指導その他を仕事にする動物の為のお助けマンです。
その他情報
難易度は? | : | ★★★★☆(やや難しい)。 近年合格率は、72.7%ほど。
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就職は? | : | ペット病院が一般的ですが、公衆衛生の向上において公務員や団体職員、企業が必要としている場合もあります。 | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 病気のペットの治療ばかりではなく、飼い主に正しい飼育方法を指導する大事な仕事です。その他、衛生面の相談や指導も行います。 | ||||||||||||||||||||||||||||
年収は? | : | 獣医師の平均年収は685.7万円(賞与込)です。
(2023年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より) |
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資 格 概 要
受験資格
●獣医師国家試験
- 学校教育法 (昭和二十二年法律第二十六号)に基づく大学(短期大学を除く。)において獣医学の正規の課程を修めて卒業した者
- 外国の獣医学校を卒業し、又は外国で獣医師の免許を得た者であって、獣医事審議会が前号に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有すると認定した者
- 獣医師国家試験予備試験に合格した者
●獣医師国家予備試験
- 外国の獣医学校卒業者又は、獣医師免許取得者で厚生大臣が認定した者。
試験内容
●獣医師国家試験・獣医師国家予備試験
□必須問題(50問)
- ① 獣医療の基本的事項
- ② 獣医学の基本的事項
- ③ 衛生学に関する事項
- ④ 獣医学の臨床的事項
□学説試験A(80問)
- ① 獣医学の基本的事項
- ② 獣医学の基本的事項
□学説試験B(80問)
- ① 衛生学に関する事項
- ② 獣医学の臨床的事項
□実地試験C(60問)
- ① 「衛生学に関する事項」、「獣地同右医学の臨床的事項」について、獣医療現場で実際に起こりうる症例・事例に関する基本的かつ重要な事項
□実地試験D(60問)
- ① 「衛生学に関する事項」、「獣地同右医学の臨床的事項」について、獣医療現場で実際に起こりうる症例・事例に対する対処方法等の総合的な事項
合格基準
下記を全て満たした者が合格となります。
- (a) 必須問題:必要な補正を行って算出した点数の70%以上の得点。
- (b) 他の問題(学説A・B及び実地C・D):必要な補正を行って算出した総合点の60%以上の得点。
身体上の障害等に係る特別措置について
視覚障がい、聴覚障がい、音声機能又は言語機能の障がいを有する者、肢体不自由である者等で受験を希望する者は、受験申し込み前に、獣医事審議会事務局に申し出て下さい。
願書申込み受付期間
●獣医師国家試験
1月上旬〜中旬位まで。
●獣医師国家予備試験
7月上旬〜中旬頃まで
試験日程
●獣医師国家試験
2月中旬の2日間
●獣医師国家予備試験
8月中旬頃
受験地
●獣医師国家試験
北海道、東京、福岡
●獣医師国家予備試験
東京
受験料
●獣医師国家試験
13,900円
●獣医師国家予備試験
30,500円
合格発表日
●獣医師国家試験
3月中旬頃。
獣医師免許を申請する方は、登録免許税:30,000円と手数料:2,000円の合計:32,000円分の収入印紙を貼付(消印はしない。)すること。
●獣医師国家予備試験
9月中旬頃。
受験申込・問合せ
農林水産庁畜産局衛生課獣医事班 03-3502-8111 内線4530
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