国家資格 建築設備士

建築設備士とは?

建築設備士とは、空調・換気、給排水、電気などの、建築設備全般に関する知識及び技能を有し、建築士に対して、建築設備の設計・工事監理に関するアドバイスを行う設備の専門家。
  名称独占  実務経験なしで受験できる国家資格  身体上の障害等に係る特別措置がある資格

その他情報

難易度は? ★★★☆☆(普通)。
近年合格率は、一次試験:31.4%
二次試験:41.4%。
総合で13.5%ほど。


近年の合格率推移
年度 受験者数 合格者数 合格率
令和4年度 3,183   516   16.2%  
令和3年度 3,217   606   18.8%  
令和2年度 2,811   379   13.5%  
令和1年度 3,198   610   19.1%  
30年度 3,335   646   19.4%  

就職は? 建設業、建築設計事務所、空調関係や建築衛生業など。給排水・空調換気・電気などの建築設備に関するアドバイザーとして有資格者は重視されます。
仕事内容は? 近年ますます高度化・複雑化した建築設備の設計・工事監理に関する適切な指示・アドバイスを行います。

この資格の書籍はこちら [PR]


 資 格 概 要

受験資格

  1. 学歴を有する者[大学、短期大学、高等学校、専修学校等の正規の建築、機械又は電気に関する課程を修めて卒業した者。
  2. 一級建築士等の資格取得者。
  3. 建築設備に関する実務経験を有する者。

その他、それぞれ建築設備に関する実務経験年数が必要です。詳しくはHPをご覧ください。


試験内容

●一次試験(学科)

  • ① 建築一般知識・建築法規(3時間)
  • ② 建築設備(3時間)

●二次試験(設計製図)

  • ① 建築設備基本計画、建築設備基本設計製図(5時間30分)

☆過去問はこちら


合格基準

●一次試験(学科)

以下を全て満たした者が、合格となります。

  • 総得点:60点以上
  • 建築一般知識:12点以上
  • 建築法規:10点以上
  • 建築設備:24〜25点以上

●二次試験(設計製図)

  • 評価A〜Dの4段階中、評価Aの者が合格となります。

免除(科目等)について

前年の一次試験(学科)に合格した者は、申請により、翌年の一次試験(学科)が免除されます。


身体上の障害等に係る特別措置について

身体に障がいがあるため、受験に際し、特に何らかの措置(座席の配慮、試験時間の延長等)を希望される方は、障がいの程度を証明する書類等が必要となりますので、申し込み前にセンター本部にお問い合わせ下さい。


願書申込み受付期間

3月上旬〜中旬頃まで


試験日程

●一次試験・・・・6月中旬頃

●二次試験・・・・8月中旬頃


受験地

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄


受験料(税込み)

36,300円


合格発表日

●一次試験・・・・7月中旬頃

●二次試験・・・・11月上旬頃


受験申込・問合せ

  • 公益財団法人 建築技術教育普及センター本部 050-3033-3824
  • 北海道支部 011-221-3150
  • 東北支部 022-223-3245
  • 東海北陸支部 052-261-6816
  • 近畿支部 06-6942-2214
  • 中国支部 082-245-8055
  • 九州支部 092-471-6310

ホームページ

公益財団法人 建築技術教育普及センター


参考書・問題集

この資格の書籍はこちら [PR]


建築設備士に関連する資格

建築士  建築施工管理技士  管工事施工管理技士  建築設備検査資格者