伝統工芸士
伝統工芸士とは?
伝統工芸士とは、伝統工芸品などを製造する職人の技術・知識を認定する資格です。
その他情報
難易度は? | : | ★★★★☆(やや難しい)。 合格率は65%ほど。取得までの道のりは長い。 難易度は受験資格も加味しています。 |
仕事内容は? | : | 公的な研修機関などで後継者を育成するために、伝統工芸品産業の振興ならびに研修などを行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
受験年において、実務経験12年以上で、現在も従事している者。
※認定業種は以下のとおりです。
- 織物:総合、意匠、製糸、染色、製織、仕上
- 染色品(友禅・小紋等):総合、意匠、型染、手描、仕上
- 染色品(絞り):総合、意匠、絞括、染色、仕上
- 染色品(黒紋付染):総合、黒紋付染、紋章
- くみひも:総合
- 刺繍:総合
- 陶磁器:総合、成型、加飾
- 漆器:総合、木地、塗り、加飾
- 木工品:総合、木部加工、塗装、金具
- 竹工品・編組品:総合
- 金工品:総合、造形、仕上
- 仏壇:総合、木地、宮殿、彫刻、金具、塗装、蒔絵、箔押
- 仏具:総合、木製仏具、金属性仏具、仏表具、仏像彫刻
- 和紙:総合
- 人形・雛具:総合、頭、胴体、人形、道具
- 石工品・貴石細工:総合
- 硯:総合
- 筆:総合
- 墨:総合
- そろばん:総合、組立、玉造
- 扇子・うちわ:総合、扇面加工、扇骨
- 手鉤:総合
- 琴:総合
- 皮:総合、皮加工、皮装飾
- 将棋駒:総合、木地、仕上
- 提灯:総合
- 七宝:総合
- 表具:総合
- からかみ:総合
- 切子硝子:総合
- 印章:総合
- 挽物木地:総合
- 箔:総合
- 形紙:総合、地紙、彫り
- 木版画:彫、摺
試験内容
●知識試験
- ① 伝統工芸品の一般知識
- ② 技術、技法、原材料、歴史、特色等
●実技試験
- ① 作業場での工程科目
- ② 規定の材料で、決められた者を製作します。
願書申込み受付期間
〜6月下旬頃まで。
試験日程
●実技試験・・・・9月上旬〜11月上旬頃までの間。
●知識試験・・・・10月上旬頃。
受験地
実施先までお問い合わせ下さい。
受験料
7,200円
(知識試験のみの再受験料は3,500円)
合格発表日
12月中旬頃
試験合格者は、登録料10,000円別途必要。
合格後の更新について
伝統工芸士の認定登録期間は5年間です。
更新するには、送付された案内のとおりに応募し、実技(作品審査可)試験、面接試験を受験する必要があります。
受験申込・問合せ
一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会 03-6432-9334
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