屋外広告士
屋外広告士とは?
屋外広告士とは、屋外広告物の製作・施工に関する必要な知識及び技術を有することを証明する国土交通大臣の認定資格。営業所ごとに一定の要件を満たした者を置くことが義務づけられている※1業務主任者の資格要件の1つです。国土交通大臣の認定資格になってから人気が上昇した資格。
※1
高さが4メートルまたは1表示面積が10平方メートル以上の屋外広告物等については、下記いずれかの有資格者を管理者として置く必要があります。
・屋外広告業の登録をした者
・屋外広告士
・一級建築士
・ネオン工事に係る特種電気工事資格者
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、24.0%ほど。 屋外広告士を取得しなくても屋外広告物講習会の課程を修了しても同様に業務主任者となることができます。屋外広告物講習会については、都道府県、並びに市の担当部署までお問い合わせ下さい。 〇講習内容は
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勉強時間は? | : | 勉強時間は40時間〜。問題は過去問の内容が変っていたりするものが多いので、過去問集などでしっかりと勉強しておきましょう。過去問で70〜80%位の正答率が取れれば合格は近いです。 | ||||||||||||||||||||||||||||
就職は? | : | 中央・地方TV局やアナウンサー系のプロダクションがよろしいかと | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 設置する看板の詳細や取り付け方についての打ち合せから設置までを行います。公共機関内や施設においては、設置するまでの時間が限られているため、残業や休日出勤などすることもあります。 |
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資 格 概 要
受験資格
18歳以上で実務経験が3年以上の者。(※事業所の証明印が必要です)
(実務経験は施工等に従事した経験を指し、屋外広告工事とは、広告板、広告塔、ネオンサイン、ディスプレイ等、屋外広告物の製作・設置を行う工事をいいます。)
試験内容
●学科(多肢選択式)
□学科試験A(関連法規:15問/60分)
- ① 屋外広告物法、屋外広告物法に基づく条例
- ② その他関係法令
□学科試験C(設計・施工:15問/60分)
- ① 屋外広告物の構造設計及び設置工事に関する一般的な知識。
□学科試験B(広告デザイン:20問/80分)
- ① 屋外広告物に係る色彩、意匠、素材等の構成要素に関する専門的知識
- ② 都市景観とくに広告景観に関する専門的知識
●実技(記述式)
□実技試験(屋外広告物の設計またはデザイン/120分)
- ① 屋外広告物の構造設計またはデザインに関する必要な専門的知識
合格基準
学科A、学科B、学科C、実技試験のいずれも、原則として60%以上の得点率で合格となります。
ただし、1科目でも当該科目の満点の40%の最低基準(15問出題の場合は6問、20問出題の場合は8問の正答)に満たない場合は、受験した科目の合計点が60%以上でも学科試験不合格となる場合があります
免除(科目等)について
- 1級及び2級建築士有資格者は、【学科試験C】と【実技試験】が免除されます。
- 1・2級建築施工管理技士、1・2級土木施工管理技士有資格者は、【学科試験C】が免除されます。
願書申込み受付期間
5月上旬〜7月下旬頃まで
試験日程
10月中旬頃
受験地
北海道、宮城、埼玉、東京、新潟、石川、愛知、大阪、広島、香川、福岡、鹿児島、沖縄
受験料(税込み)
17,824円
合格発表日
12月中旬頃
受験申込・問合せ
一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会 試験課 03-3626-2231
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