民間資格 日商PC検定試験

日商PC検定試験とは?

企業実務における文書作成や表計算などのアプリケーションソフトの活用能力およびネットワーク環境下におけるITの活用に資する知識・スキルを認定する資格です。
  試験当日結果がわかる資格  身体上の障害等に係る特別措置がある資格

その他情報

難易度は? ★★☆☆☆(やや易しい)。★☆☆☆☆(やさしい)。
近年合格率は、
文書作成、データ活用、プレゼン資料作成合計で、
1級:60.5%
2級:67.8%
3級:82.7%
基礎給Basic:72.8%ほど。
勉強時間は? 勉強時間は余裕を持って1週間〜。2、3級ならFOMの参考書、問題集の勉強で十分合格が狙えます。
就職は? 日商というネームバリューはありますが、この資格取得だけで即就職は難しい。MOS試験やITパスポートの腕試しに受験するのがいいでしょう。

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 資 格 概 要

受験資格

制限なし


試験内容

≪文書作成≫
●1級

□知識試験(論述式/30分)
  • ① ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク知識、折衝能力
  • ② ネットワークを活用した新たな業務の進め方、情報収集・発信の仕組みの提示
  • ③ セキュリティに関する知識、指導力。
  • ④ ネット社会における法律、コンプライアンス知識、指導力。
  • ⑤ プレゼンテーション(企画、構成、資料作成、準備、実施)
  • ⑥ プランニングの基本的知識
  • ⑦ 2、3級範囲の理解と説明
  • ⑧ 文書管理方法(作成、利用、流通、保存)の提案
  • ⑨ 文書の効率的な作成、標準化、データベース化
  • ⑩ ライティング技術に関する実践的かつ応用的知識(文書の目的・最適な文章表現、文書構造)
  • ⑪ 表現技術(レイアウト、デザイン、表・グラフ、フローチャート、図解、写真の利用、カラー化等)の実践的、応用的知識
□実技試験(60分)
  • ① 文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトの機能、操作法
  • ② 最も適切な文書、資料等を作成するライティング技術
  • ③ 情報の整理・分析による、対外的なビジネス文書
  • ④ 業務報告、レポート、プレゼンテーション資料等の作成
  • ⑤ サイトからの情報収集と活用

●2級

□知識試験(15分)
  • ① ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク知識
  • ② メール、ホームページに関する知識
  • ③ 情報セキュリティに関する知識
  • ④ ネット社会における法律、コンプライアンス知識
  • ⑤ ネットワークを活用した効果的な業務の進め方、情報収集・発信
  • ⑥ プレゼンテーション(企画、構成、資料作成、準備、実施)に関する基本知識
  • ⑦ ビジネス文書(社内文書、社外文書)の種類と雛形
  • ⑧ 業務における文書管理(ファイリング、共有化、再利用)
  • ⑨ 日本語力(文法、表現法、敬語、用字・用語、慣用句)
  • ⑩ ライティング技術に関する知識(分かりやすく簡潔な文章表現、文書構成)
  • ⑪ 表現技術(レイアウト、デザイン、表・グラフ、図解、写真の利用、カラー化等)の基礎知識
□実技試験(40分)
  • ① 文書作成ソフト、表計算ソフトの機能、操作法
  • ② 業務の目的に応じた簡潔で分かりやすいビジネス文書の作成
  • ③ 情報の整理・分析による、適切なビジネス文書
  • ④ ビジネス相手(取引先、顧客)との文書での円滑なコミュニケーション
  • ⑤ ポイントが整理され読み手が内容を把握しやすい報告書・議事録等の作成
  • ⑥ 提案書、プレゼンテーション資料の作成
  • ⑦ データベースから業務の目的に合わせた文書の検索及び、これを利用したビジネス文書の作成
  • ⑧ 目的に応じた文書ファイルの分類、保存等のファイル体系の構築

●3級

□知識試験(15分)
  • ① ネット社会における企業実務、ビジネススタイル
  • ② 電子コミュニケーションの特徴と留意点
  • ③ デジタルデータの特徴、単位、ファイルの種類、記録メディア
  • ④ 電子メールの特徴と仕組み、メール文の基本
  • ⑤ ホームページの特徴と仕組み
  • ⑥ ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する基本的な知識
  • ⑦ 社内ネットワークの活用(グループウェア等)に関する基本的な知識
  • ⑧ 情報セキュリティに関する基本的な知識
  • ⑨ ネット社会における法律(個人情報保護法、知的財産保護法等)、コンプライアンスに関する知識
  • ⑩ ネット社会における環境と人への配慮
  • ⑪ ビジネス文書(社内文書、社外文書)の種類と雛形
  • ⑫ 文書管理(ファイリング、共有化、再利用)
  • ⑬ 日本語力(文法、表現法、敬語、用字・用語、慣用句)
  • ⑭ ライティング技術に関する知識(文章表現、文書構成の基本)
  • ⑮ ビジネスマナー、文書の送受等の基礎知識
□実技試験(30分)
  • ① 文書作成ソフトの機能、操作法
  • ② 指示に従った正確かつ迅速なビジネス文書の作成
  • ③ ビジネス文書(社内・社外向け)の雛形を用いた定型的なビジネス文書
  • ④ データベースから業務の目的に合わせた文書の検索及び、これを利用したビジネス文書の作成
  • ⑤ ファイル名の作成・保存、整理分類

●ベーシック

□実技試験(30分)
  • ① 企業実務で必要とされる文書作成ソフトの機能、操作法の基本を身につけている。
  • ② 指示に従い、正確にビジネス文書の文字入力、編集ができる。
  • ③ ビジネス文書(社内・社外向け)の種類と作成上の留意点を承知している。
  • ④ ビジネス文書の特徴を承知している。
  • ⑤ 指示に従い、作成した文書ファイルにファイル名をつけ保存することができる。


≪データ活用≫
●1級

□知識試験(30分)
  • ① ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク知識、折衝能力
  • ② ネットワークを活用した新たな業務の進め方、情報収集・発信の仕組みの提示
  • ③ セキュリティに関する知識、指導力。
  • ④ ネット社会における法律、コンプライアンス知識、指導力。
  • ⑤ プレゼンテーション(企画、構成、資料作成、準備、実施)
  • ⑥ プランニングの基本的知識
  • ⑦ 2、3級範囲の理解と説明
  • ⑧ 文書管理方法(作成、利用、流通、保存)の提案
  • ⑨ 企業会計基礎知識(決算、配当、連結決算、国際会計、キャッシュフロー、時価主義等)
□実技試験(60分)
  • ① 表計算、文書作成、データベース、プレゼンテーション各ソフトの機能、操作法
  • ② 業務における適切な作業手順
  • ③ 関数の活用及び、各種分析手法の特徴と活用法を理解し、目的に応じた使い分け
  • ④ 計数・市場動向を示す指標・経営指標等を理解し、問題解決や今後の戦略・方針等の立案
  • ⑤ 業務データベースの分析を利用した業務報告・レポート・プレゼンテーション資料の作成
  • ⑥ サイトからの情報収集と活用

●2級

□知識試験(15分)
  • ① ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク知識
  • ② メール、ホームページに関する知識
  • ③ 情報セキュリティに関する知識
  • ④ ネット社会における法律、コンプライアンス知識
  • ⑤ ネットワークを活用した効果的な業務の進め方、情報収集・発信
  • ⑥ プレゼンテーション(企画、構成、資料作成、準備、実施)に関する基本知識
  • ⑦ 電子認証の仕組み(電子署名、電子証明書、認証局、公開鍵暗号方式等)
  • ⑧ ビジネスデータの取扱い(売上管理、利益分析、生産管理、マーケティング、人事管理等)
  • ⑨ 業種別の業務フロー知識
  • ⑩ 業務改善知識(問題発見の手法、QC等)
□実技試験(40分)
  • ① 文書作成ソフト、表計算ソフトの機能、操作法
  • ② 表計算ソフトを用いた、当該業務に関する最適なデータベースの作成
  • ③ 表計算ソフトの関数を駆使し、データベースから必要とされるデータ、値の検索
  • ④ データベースの分析及び、表やグラフを駆使した的確な業務報告・レポートの作成
  • ⑤ 計数(売上・売上原価・粗利益等)を用いた数値計算
  • ⑥ 当該ビジネスの現状や課題の把握
  • ⑦ データベースの分類、保存、ファイル体系の構築

●3級

□知識試験(15分)
  • ① ネット社会における企業実務、ビジネススタイル
  • ② 電子コミュニケーションの特徴と留意点
  • ③ デジタルデータの特徴、単位、ファイルの種類、記録メディア
  • ④ 電子メールの特徴と仕組み、メール文の基本
  • ⑤ ホームページの特徴と仕組み
  • ⑥ ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する基本的な知識
  • ⑦ 社内ネットワークの活用(グループウェア等)に関する基本的な知識
  • ⑧ 情報セキュリティに関する基本的な知識
  • ⑨ ネット社会における法律(個人情報保護法、知的財産保護法等)、コンプライアンスに関する知識
  • ⑩ ネット社会における環境と人への配慮
  • ⑪ 取引の仕組み(見積、受注、発注、納品、請求、契約、覚書等)と業務データの流れ
  • ⑫ データべース管理(ファイリング、共有化、再利用)
  • ⑬ 電子商取引の現状と形態、その特徴
  • ⑭ 電子政府、電子自治体
  • ⑮ ビジネスデータの取り扱い(売上管理、利益分析、生産管理、顧客管理、マーケティング等)
□実技試験(30分)
  • ① 文書作成ソフトの機能、操作法
  • ② 業務データの迅速かつ正確な入力、紙媒体で収集した情報のデータベース化
  • ③ 表計算ソフトでの業務データ一覧表作成、集計、分類、並べ替え、計算等
  • ④ 各種グラフの特徴と作成法及び、目的に応じた使い分け
  • ⑤ 指示に応じた適切で正確なグラフの作成
  • ⑥ 表およびグラフによる、業務データ分析及び、売上げ予測などの分析結果
  • ⑦ ファイル名の作成・保存、整理分類

●ベーシック

□実技試験(30分)
  • ① 企業実務で必要とされる表計算ソフトの機能、操作法の基本を身につけている。
  • ② 指示に従い、正確に業務データの入力ができる。
  • ③ 指示に従い、表計算ソフトにより、並べ替え、順位付け、抽出、計算等ができる。
  • ④ 指示に従い、グラフが作成できる。
  • ⑤ 指示に従い、作成したファイルにファイル名をつけ保存することができる。


≪プレゼン資料作成≫
●1級

□知識試験(30分)
  • ① ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する基礎知識
  • ② 業務における電子データの適切な取り扱い、活用
  • ③ ソフトウェアによる業務データの連携
  • ④ 複数のソフトウェア間での共通操作
  • ⑤ ネットワークを活用した効果的な業務の進め方、情報収集・発信
  • ⑥ 電子メールの活用、ホームページの運用に関する実践的な知識
  • ⑦ 基本的なビジネス文書(社内・社外文書)の種類と雛形
  • ⑧ 文書管理(ファイリング、共有化、再利用)
  • ⑨ ビジネス文書を作成するうえで基本となる日本語力(文法、表現法、用字・用語、敬語、漢字、慣用句等)
  • ⑩ ライティング技術に関する基本的な知識(文章表現、文書構成の基本)
  • ⑪ 表現技術(レイアウト、デザイン、表・グラフ、フローチャート、図解、写真の利用、カラー化等)についての基礎知識
  • ⑫ 文書の全ライフサイクル(作成、利用、流通、保存)の考慮及び、社内における文書管理方法の提案
  • ⑬ 文書の効率的な作成、標準化、データベース化に関する知識
  • ⑭ ライティング技術に関する実践的かつ応用的な知識(文書の目的・用途に応じた最適な文章表現、文書構造)
  • ⑮ 表現技術(レイアウト、デザイン、表・グラフ、フローチャート、図解、写真の利用、カラー化等)
□実技試験(60分)
  • ① 文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトの機能、操作法
  • ② ライティング技術を駆使した、最も適切な文書、資料等の作成
  • ③ 表現技術を駆使した、説得力のある業務報告、レポート、プレゼンテーション資料等の作成
  • ④ Webサイトから当該業務に係る情報の収集・活用

●2級

□知識試験(15分)
  • ① ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する基礎知識
  • ② 業務における電子データの適切な取り扱い、活用
  • ③ ソフトウェアによる業務データの連携
  • ④ 複数のソフトウェア間での共通操作
  • ⑤ ネットワークを活用した効果的な業務の進め方、情報収集・発信
  • ⑥ 電子メールの活用、ホームページの運用に関する実践的な知識
  • ⑦ 基本的なビジネス文書(社内・社外文書)の種類と雛形
  • ⑧ 文書管理(ファイリング、共有化、再利用)
  • ⑨ ビジネス文書を作成するうえで基本となる日本語力(文法、表現法、用字・用語、敬語、漢字、慣用句等)
  • ⑩ ライティング技術に関する基本的な知識(文章表現、文書構成の基本)
  • ⑪ 表現技術(レイアウト、デザイン、表・グラフ、フローチャート、図解、写真の利用、カラー化等)についての基礎知識
□実技試験(40分)
  • ① 文書作成ソフト、表計算ソフトの機能、操作法
  • ② 業務の目的に応じたビジネス文書作成
  • ③ 与えられた情報に対する整理、分析、状況に応じたビジネス文書作成
  • ④ 取引先、顧客などに対しての文書における円滑なコミュニケーション
  • ⑤ わかりやすい報告書・議事録等の作成
  • ⑥ 業務目的の遂行のための、提案書、プレゼンテーション資料の作成
  • ⑦ 社内の文書データベースからの文書検索及び、これを利用したビジネス文書の作成
  • ⑧ 文書ファイルの目的に応じた分類、保存、ファイル体系の構築

●3級

□知識試験(15分)
  • ① ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する基礎知識
  • ② ネット社会における企業実務、ビジネススタイル
  • ③ 電子データ、電子コミュニケーションの特徴と留意点
  • ④ デジタル情報、電子化資料の整理・管理
  • ⑤ 電子メール、ホームページの特徴と仕組み
  • ⑥ 情報セキュリティ、コンプライアンスに関する基礎知識
  • ⑦ 基本的なビジネス文書(社内・社外文書)の種類と雛形
  • ⑧ 文書管理
    (ファイリング、共有化、再利用)
  • ⑨ ビジネス文書を作成するうえで基本となる日本語力
    (文法、表現法、用字・用語、敬語、漢字、慣用句等)
  • ⑩ ライティング技術に関する基本的な知識
    (文章表現、文書構成の基本)
  • ⑪ ビジネス文書に関連する基本的な知識
    (ビジネスマナー、文書の送受等)
□実技試験(30分)
  • ① 企業実務で必要とされる文書作成ソフトの機能、操作法
  • ② ビジネス文書の作成
  • ③ 社内文書データベースから指示に適合する文書の検索及び、新たなビジネス文書
  • ④ 作成した文書の適切なファイル名付け、保存、整理分類

合格基準

●1級〜3級(各区分)

実技・知識試験とも、70点以上で合格となります。


●ベーシック

70点以上で合格となります。


免除(科目等)について

電子メール活用能力検定、EC実践能力検定、および一般財団法人職業教育・キャリア教育財団主催の情報検定(J検)の「情報活用試験」の1級〜3級試験の合格者に対して、以下のように日商PC検定(2級・3級)の「知識科目」が免除されます。
知識科目の免除制度の詳細については、こちらをご覧下さい。


身体上の障害等に係る特別措置について

視覚障害者を対象に音声読み上げソフトを使っての試験を実施。申し込み前に各ネット試験会場にお問い合わせ下さい。

  • EC実践能力検定2級以上の合格者は、日商PC検定試験2級および3級の知識科目が免除されます。
  • EC実践能力検定3級以上の合格者は、日商PC検定試験3級の知識科目が免除されます。
  • 電子メール活用能力検定の合格者は、日商PC検定試験3級の知識科目が免除されます。
  • 情報検定(J検)の「情報活用試験」2級以上の合格者は、日商PC検定試験2級および3級の知識科目が免除されます。
  • 情報検定(J検)の「情報活用試験」3級の合格者は、日商PC検定試験3級の知識科目が免除されます。

試験日程

●1級

  • ① 10月上旬頃
  • ② 2月中旬頃

●2級、3級、ベーシック

各ネット試験会場が決定します。
詳しくは各ネット試験会場までお問い合わせ下さい。


受験地

商工会議所の認定した「商工会議所ネット試験施行機関」(各地商工会議所および各地商工会議所が認定した大学、専門学校、パソコンスクール等の教育機関・企業)のうち、本試験に対応したソフトウェアが導入されている機関。


受験料(税込み)

●1級・・・・11,000円

●2級・・・・7,700円

●3級・・・・5,500円

●ベーシック・・・4,400円


合格発表日

●1級・・・・約1ヶ月後

●2級、3級、ベーシック・・・・当日


受験申込・問合せ

日本商工会議所検定センター 050-5541-8600


ホームページ

日本商工会議所


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