ハングル能力検定
ハングル能力検定とは?
ハングル能力検定とは、日本と関係の深い朝鮮半島の理解を深め、交流を促進し、韓国・朝鮮語の能力を認定する試験です。
その他情報
難易度は? | : | 1級、2級:★★★★☆(やや難しい)。 準2級:★★★☆☆(普通)。 3級:★★☆☆☆(やや易しい)。 4級、5級:★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、 1級:18.9% 2級:18.9% 準2級:42.7% 3級:75.2% 4級:79.3% 5級:85.6%ほど。 上級に受かるためには、スクールに通っても3年程度の勉強が必要。 |
就職は? | : | 韓国と取引のある企業および、韓国企業の日本支社など。2級以上ならある程度就職には有利になりますが、仕事に役立てるならネイティブもしは通訳レベルではないと厳しい。また、韓国語を評価する企業も多くない。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●1級(マークシート、記述式)
□1次試験(聞き取り(20問/30分)・筆記(50問/80分))
- 相手のみならず、場面や状況までを考慮した上で、的確に意図の実現ができ、報告書やエッセイなど、ほとんどのジャンルを考慮したスタイルの選択も可能である。
- 職業上の業務遂行に関連する話題などについても取り扱うことができる。
- 幅広い話題について書かれた新聞の論説・評論などの論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章、様々な話題の内容に深みのある文章などを読んで、文章の内容や構成などを理解できる。
- 要約や推論、論証や議論など、情報処理的にも高度なレベルが要求される処理を、韓国・朝鮮語を用いて行うことができる。
- 類推の力を働かせて、知らない単語の意味を大体把握できる上、南北の言葉の違いや頻度の高い方言なども理解することができる。連語や四字熟語、ことわざについても豊富な知識と運用力を持ち合わせており、豊かな表現が可能である。
□2次試験・・・・面接(15分)
5段階(S〜D)中、S、A、Bで合格となります。
●2級(聞き取り(20問/30分)・筆記(50問/80分))
- 相手に対して失礼のないように表現を選び、適切にコミュニケーションを図ることができる。また、用件的に複雑な依頼や謝罪、批判などに関しても、適切に表現を選択し目的を果たすことができる。
- 単語や言い回し、イントネーションなどの選択に現れる話し手の感情(ニュアンス)もほぼ理解することができる。
- 公式な場面と非公式な場面の区別に即して適切な表現の選択が可能である。
- 幅広い話題について書かれた新聞や雑誌の記事・解説、平易な評論などを読んで内容を理解することができる。また、取り扱い説明書や契約書、請求書や見積書、広告やパンフレットなど実用的な文を読んで、その意味を具体的に把握することができる。
- 連語、慣用句、慣用表現はもちろん、ことわざや頻度の高い四字熟語についても理解し、使用できる。
- 南北の言葉の違いなども多少理解することができる。
●準2級(聞き取り(20問/30分)・筆記(40問/60分))
- 様々な相手や状況に応じて表現を選択し、適切にコミュニケーションを図ることができる。
- 内容が比較的平易なものであれば、ニュースや新聞記事も含め、長い文やまとまりを持った文章を大体理解でき、また日常生活で多く接する簡単な広告などについてもその情報を把握することができる。
- 頻繁に用いられる単語や文型については基本的にマスターしており、数多くの慣用句に加えて、比較的容易なことわざや四字熟語などについても理解し、使用することができる。
●3級(聞き取り(20問/30分)・筆記(40問/60分))
- 決まり文句以外の表現を用いてあいさつなどができ、丁寧な依頼や誘いはもちろん、指示・命令、依頼や誘いの受諾や拒否、許可の授受など様々な意図を大まかに表現することができる。
- 私的で身近な話題ばかりではなく、親しみのある社会的出来事についても話題にできる。
- 日記や手紙など比較的長い文やまとまりを持った文章を読んだり聞いたりして、その大意をつかむことができる。
- 単語の範囲にとどまらず、連語など組合せとして用いられる表現や、使用頻度の高い慣用句や慣用表現なども理解し、使用することができる。
●4級(聞き取り(20問/30分)・筆記(40問/60分))
- 比較的使用頻度の高い約1,070語の単語や文型からなる文を理解することができる。
- 決まり文句を用いて様々な場面であいさつやあいづち、質問ができ、事実を伝え合うことができる。また、レストランでの注文や簡単な買い物をする際の依頼や簡単な誘いなどを行うことができる。
- 簡単な日記や手紙、メールなどの短い文を読み、何について述べられたものなのかをつかむことができる。
- 自分で辞書を引き、頻繁に用いられる単語の組み合わせ(連語)についても一定の知識を持ちあわせている。
●5級(聞き取り(20問/30分)・筆記(40問/60分))
- ハングルの母音(字)と子音(字)を正確に区別できる。
- 約480語の単語や限られた文型からなる文を理解することができる。
- 決まり文句としてのあいさつやあいづち、簡単な質問ができ、またそのような質問に答えることができる。
- 自分自身や家族の名前、特徴・好き嫌いなどの私的な話題、日課や予定、食べ物などの身近なことについて伝え合うことができる。
合格基準
●1級
□1次試験
100点満点(聞取40点/必須得点16点、筆記60点/必須得点30点)中、70点以上で合格となります。
□2次試験
5段階(S〜D)中、S、A、Bで合格となります。
●2級
100点満点(聞取40点/必須得点16点、筆記60点/必須得点30点)中、70点以上で合格となります。
●準2級
100点満点(聞取40点/必須得点12点、筆記60点/必須得点30点)中、70点以上で合格となります。
●3級
100点満点(聞取40点/必須得点12点、筆記60点/必須得点24点)中、60点以上で合格となります。
●4級
100点満点(聞取40点、筆記60点)中、60点以上で合格となります。
●5級
100点満点(聞取40点、筆記60点)中、60点以上で合格となります。
免除(科目等)について
●1級
1次試験のみ合格した者は、次回、次々回のうち、1回に限り申請(願書提出、1次免除検定料5,000円の納入)を行うことにより、1次試験が免除されます。
身体上の障害等に係る特別措置について
個人・団体ともに願書郵送前に協会へ「障がい者等受験特別措置申請書」をご提出ください。
事前の申請がない場合、受験できない場合があります。
(実施級は準2級〜5級です。)
願書申込み受付期間
- ① 3月中旬頃〜4月中旬頃まで
- ② 8月中旬〜10月上旬頃まで
試験日程
●1級
□1次試験
- ① 6月第1日曜日
- ② 11月第2日曜日
□2次試験
- ① 6月下旬頃
- ② 12月上旬頃
●2級〜5級
- ① 6月第1日曜日
- ② 11月第2日曜日
受験地
●1級
□1次試験
札幌、盛岡、仙台、秋田、茨城、宇都宮、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、長野、静岡、浜松、名古屋、四日市、京都、大阪、神戸、鳥取、岡山、広島、香川、愛媛、福岡、北九州、佐賀、熊本、大分、鹿児島、沖縄(その他準会場)
□2次試験
東京、大阪
●2級〜5級
札幌、盛岡、仙台、秋田、茨城、宇都宮、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、長野、静岡、浜松、名古屋、四日市、京都、大阪、神戸、鳥取、岡山、広島、香川、愛媛、福岡、北九州、佐賀、熊本、大分、鹿児島、沖縄(その他準会場)
※準会場の場合オンライン申込はできません。
受験料(税込み)
●1級・・・・10,000円
●2級・・・・7,000円
●準2級・・・・6,300円
●3級・・・・5,300円
●4級・・・・4,200円
●5級・・・・3,700円
※隣接級との併願が可能です。
●1級+2級・・・・16,800円
●2級+準2級・・・・13,100円
●準2級+3級・・・・11,100円
●3級+4級・・・・9,000円
●4級+5級・・・・7,400円
合格発表日
●1級
□1次試験
- ① 6月中旬頃
- ② 11月下旬頃
□2次試験
- ① 7月上旬頃
- ② 12月上旬頃
●2級〜5級
- ① 6月中旬頃
- ② 12月上旬頃
受験申込・問合せ
NPO法人 ハングル能力検定協会 03-5858-9101
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