IC3(アイシースリー)
IC3(アイシースリー)とは?
コンピュータやインターネットに関する基礎知識とスキルを総合的に証明できる世界共通の資格試験です。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やさしい)。合格率は非公開です。 参考書などでしっかり対策をとっておけば、高い確率で合格できるでしょう。 |
勉強時間は? | : | 勉強時間は60時間位。テキスト・問題集などの独学で十分合格が狙えます。 |
就職は? | : | この資格だけでは就職は難しい。この資格を足がかりにして、ITパスポートやコンプティア資格などのIT系資格を取得していくのがよいでしょう。 |
資格[PR] |
資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
コンピューティングファンダメンタルズ、キーアプリケーションズ、リビングオンラインの3つを取得してIC3と認定されます。
■グローバルスタンダード5(GS5)
(OS:Windows 10、アプリケーション:Office 2016、メーラー:Gmail)
●コンピューティングファンダメンタルズ(40〜45問/50分)
□モバイル機器
- ① 携帯電話の概念
- ② セルラーモデルのタブレットの概念
- ③ スマートフォンの概念
- ④ 固定電話、電話一般の概念
- ⑤ インスタントメッセージの概念
- ⑥ 通知の設定
□ハードウェア
- ① サーバー、デスクトップコンピューター、ノートパソコンの目的
- ② メモリやストレージの概念
- ③ 周辺機器の概念
- ④ イーサネットポートの目的
- ⑤ ワイヤレスネットワークへのデバイスの接続
- ⑥ 電源管理の概念
- ⑦ デバイスドライバーの概念
- ⑧ プラットフォームの違い
- ⑨ プラットフォームによる制約
- ⑩ ネットワーク接続の概念
- ⑪ インターネット接続の概念
- ⑫ ハードウェアの構成要素
- ⑬ タッチスクリーンの概念
□ソフトウェアアーキテクチャ
- ① オペレーティングシステムのアップデートについての理解
- ② 設定変更の及ぼす影響
- ③ デスクトップ設定およびウィンドウの管理
- ④ アプリケーションのオプション設定
- ⑤ ユーザーアカウントの作成・管理
- ⑥ ファイルやフォルダの管理
- ⑦ スキャン文書の管理
- ⑧ Windowsのメニュー
- ⑨ ファイルの検索
- ⑩ 管理者権限
- ⑪ IPアドレスの概念
- ⑫ ソフトウェアのインストール管理
- ⑬ コンピューターの基本的なトラブルシューティング
□バックアップと復元
- ① ファイルのバックアップの概念
- ② ファイルのバックアップ
- ③ システムのバックアップ、復元、再フォーマット
□ファイルの共有
- ① ファイル転送の管理
- ② ファイルの圧縮と解凍
□クラウド コンピューティング
- ① クラウドの概念の理解
- ② クラウドストレージの概念
- ③ クラウドでのファイル保存管理
- ④ オンラインアプリとローカルアプリの比較
- ⑤ オンラインアプリの種類の判別
□セキュリティ
- ① 認証情報の管理方法
- ② コンピューターのセキュリティに対する基本的な脅威
- ③ 監視プログラムの概念
- ④ ネットワーク、ブラウザーのセキュリティ
- ⑤ ウイルス対策ソフトの概念
- ⑥ ファイアウォールの概念
- ⑦ e-コマース(電子商取引)のセキュリティリスク
- ⑧ バーチャルプライベートネットワーク(VPN)への接続
●キーアプリケーションズ(40〜45問/50分)
□一般的な機能
- ① ショートカットキーの適切な利用
- ② コンテンツの種類
- ③ スペルチェック機能の利用
- ④ コメント機能の利用
- ⑤ Microsoft Officeの[検索と置換]機能の利用
- ⑥ コンテンツの選択
- ⑦ グラフィックインターフェース(GUI)を使った元に戻す/やり直しの操作
- ⑧ マウスを使ったコンテンツの移動
- ⑨ 読み取り専用ビューの概念
- ⑩ 保護モードの概念
- ⑪ ズームの倍率変更
□ワープロソフトの利用
- ① 文字の書式設定
- ② ページレイアウトのオプション設定
- ③ 既存のスタイルの変更
- ④ ファイルの作成
- ⑤ 段落レイアウトの設定
- ⑥ 文書印刷のための準備
- ⑦ 印刷オプションの設定
- ⑧ 変更履歴の利用
- ⑨ 表の作成
- ⑩ Microsoft Word で利用できるファイル形式
□表計算ソフトの利用
- ① 表計算シートの一般的な要素
- ② 行と列の操作
- ③ 行の高さ、列の幅の設定
- ④ シート内のデータの並べ替えとフィルター
- ⑤ 関数、数式、演算子
- ⑥ シートへのデータ入力
- ⑦ Excel のグラフの活用
- ⑧ Excel のテーブルの活用
- ⑨ セルやセル内のデータの操作
- ⑩ セルや文字列の書式設定
- ⑪ Microsoft Excelで利用できるファイル形式
- ⑫ ブックのテンプレートの利用
- ⑬ 別のシートにあるデータを参照する数式の作成
□データベースの基本概念
- ① データの概念
- ② データベースのWebサイトでの活用方法
- ③ リレーショナル データベースの要素
- ④ メタデータの定義
□プレゼンテーションソフトの利用
- ① Microsoft PowerPoint で利用できるファイル形式
- ② 音声・動画出力デバイスの利用
- ③ プレゼンテーションの表示
- ④ アニメーションや画面切り替えの設定
- ⑤ スライドの作成と管理
- ⑥ スライドのレイアウトや見た目の管理
- ⑦ プレゼンテーションの構成の管理
□アプリの利用
- ① デスクトップアプリ、モバイルアプリの取得とインストール
- ② アプリのカテゴリー
- ③ アプリ、アプリケーションの長所と短所
□画像の編集
- ① Office文書への画像の挿入
- ② Office文書内の画像のトリミング
●リビングオンライン(40〜45問/50分)
□インターネットの利用
- ① インターネットの概念
□一般的に使用される機能
- ① Webサイトの閲覧方法
□電子メールの利用
- ① 電子メールソフトとサービス
- ② 電子メール(メッセージ)の概念
- ③ 電子メール管理の概要
- ④ 添付ファイルの概念
- ⑤ 連絡先管理の概念
□予定の管理
- ① オンラインカレンダーアプリを使用した予定の管理
- ② オンラインカレンダーの共有
- ③ オンラインカレンダーアプリを使用した複数のカレンダーの管理
- ④ オンラインカレンダーサービスへの登録(サブスクリプション)
□ソーシャルメディア
- ① ソーシャルメディアの概念
- ② ソーシャルネットワークの概念
- ③ 情報掲載、投稿プラットフォームの概念
- ④ ネットいじめの概念
□オンラインコミュニケーション
- ① 様々な通信手段
- ② SMSテキストメッセージの概念
- ③ チャットの概念
- ④ 共同作業のためのオンラインツール
□オンライン会議
- ① Web会議の概念
□ストリーミング
- ① ストリーミングの概念
□デジタル社会の原則、モラル、スキル
- ① オンラインコミュニケーションの手段
- ② デジタル機器を使用する際の健康管理
- ③ オンライン上のアイデンティティ(人物像)の管理
- ④ 情報発信者のアイデンティティ(人物像)の概念
■グローバルスタンダード6(GS6)
●レベル1(40〜45問/50分)
□テクノロジーの基礎知識
- ① デジタル環境へのアクセスと環境間の移動を行う
- ② デジタル機器と接続方法を特定できる
- ③ ソフトウェアの基礎的な概念を説明できる
- ④ ハードウェアの基礎的な概念を説明できる
- ⑤ オペレーティングシステムの基礎的な概念を説明できる
- ⑥ ネットワークの基礎的な概念を説明できる
□デジタル社会の一員としての責任(デジタル シティズンシップ)
- ① デジタル アイデンティティを形成し、管理する
- ② ネットワーク上の評判を築く、管理する、守る
- ③ ネットワーク上の不適切な行動やコンテンツに対応できる
□情報の管理
- ① オンライン検索が利用できる、検索条件を絞り込める
- ② デジタルコンテンツ内で検索する方法について理解している
- ③ デジタルコンテンツの著作権とライセンス制限について理解している
□コンテンツの作成
- ① 基本的な文書やプレゼンテ―ションを作成できる
- ② 一般的な参照や帰属の方法を理解している
- ③ 作業内容の保存やバックアップができる
- ④ 印刷の基礎的な概念を理解している
□コミュニケーション
- ① デジタルな手段を用いて自分を表現する
- ② デジタル環境で他者と交流する
□共同作業
- ① デジタルな共同作業の概念を特定できる
- ② 共同作業における標準的なデジタルエチケットを特定できる
□安全とセキュリティ
- ① デジタル空間におけるセキュリティの脅威について説明できる
- ② デバイスやデジタルコンテンツを保護できる
- ③ データ収集テクノロジーについて認識している
- ④ デジタルテクノロジーの利用に伴う健康リスクを特定できる
●レベル2(40〜45問/50分)
□テクノロジーの基礎知識
- ① デジタル環境をカスタマイズする
- ② 個人用のオンラインカレンダーを利用する
- ③ より高次のテクノロジーの概念を定義できる
- ④ 一般的なハードウェアの設定変更について特定し、説明できる
- ⑤ プリンターの主な概念について説明できる
- ⑥ デジタルデバイスと接続方法を特定できる
□デジタル社会の一員としての責任(デジタル シティズンシップ)
- ① 複数のデジタル アイデンティティを形成し、管理する
- ② 標準的なデジタルエチケットを適用する
- ③ デジタルスキルの向上を目指す
□情報の管理
- ① デジタル情報に対する必要性や要件を判断する
- ② 個々の検索結果やデジタル制作物の信憑性を判断する
- ③ オンラインでのデータ収集、保存、検索を行う
□コンテンツの作成
- ① デジタルコンテンツを作成する、編集する
- ② デジタル情報や電子ファイルを管理する
- ③ 責任をもってデジタル資源を別の目的に再利用する
- ④ 特定の対象に向けてコンテンツを公開または提供する
□コミュニケーション
- ① デジタル環境で他者と交流する
- ② 電子商取引の基本について理解している
□共同作業
- ① 共同作業によるコンテンツ作成のためにデジタルツールやテクノロジーを利用する
- ② 共同作業において標準的なデジタルエチケットを適用する
□安全とセキュリティ
- ① デジタルテクノロジーの利用による健康リスクや身体への健康被害を回避する
- ② デジタルテクノロジーの利用による心の健康へのリスクを回避する
- ③ デバイスのセキュリティについて理解している
- ④ ファイルのセキュリティについて理解している
●レベル3(40〜45問/50分)
□テクノロジーの基礎知識
- ① ソフトウェアとハードウェアデバイスを評価する
- ② 手助けを受けながら技術的な問題を特定し、対応し、解消することができる
- ③ ソフトウェアに関わる概念について理解している
□デジタル社会の一員としての責任(デジタル シティズンシップ)
- ① 他者の個人情報(PII)を保護する方法を理解している
- ② デジタル社会の一員としてのベストプラクティスについて説明できる
□情報の管理
- ① 情報を効果的に検索する
- ② デジタル情報のソースや複数の検索結果を評価する
□コンテンツの作成
- ① オリジナルのデジタルメディアコンテンツを作成する、編集する、公開・発表する
- ② データを視覚的に表現する
- ③ デジタル情報や電子ファイルを管理する
- ④ ユーザー補助に関する課題と解決策を認識している
- ⑤ 知的財産に関わる標準的ルールを適用する
- ⑥ デジタルプロジェクトにおいて、循環的な設計プロセスを計画し管理できる
□コミュニケーション
- ① 対人的なデジタルコミュニケーションを適切に行う
- ② 他者とのコミュニケーションを通じて問題を特定し理解する
□共同作業
- ① 他者との共同作業によって問題を解決する
- ② プロジェクトチームに建設的に貢献する
□安全とセキュリティ
- ① デバイスのセキュリティを管理する
- ② デジタルツールやテクノロジーが身体や環境に与える影響について認識している
合格基準
1000点満点中、おおよそ600〜800点以上で合格となります。
(科目により異なる)
免除(科目等)について
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)のWord、Excel、PowerPointの3科目に合格されている方は、キーアプリケーションズの取得が免除され、コンピューティング ファンダメンタルズ、リビング オンラインの2科目合格で、IC3認定証が発行されます。(各科目の合格認定証を保有していること。)または Microsoft Office Master認定証を保有していること。)
身体上の障害等に係る特別措置について
支援サービスのうち、申請書の提出が必要なものについては、このページに記載してあるとおりに手続きを行ってください。
なお、試験当日は以下のものを持参していください。
- 写真付の身分証明書(現住所の記載があるもの)
- 受験者ID、パスワードの控え
(試験会場へ提出するものではなく、ご本人用の控えです)
願書申込み受付期間
随時
試験日程
随時
受験地
受験料(税込み)
1科目・・・・5,500円(学生:4,400円)
3科目一括申込み・・・・14,850円(学生:13,200円)
合格発表日
試験終了後、即時
受験申込・問合せ
株式会社オデッセイコミュニケーションズ 03-5293-5661(平日10:00〜18:00)
お問い合わせフォーム
ホームページ
参考書・問題集
資格[PR]
この資格の書籍はこちら