IPO実務検定
IPO実務検定とは?
IPO実務検定とは、株式上場の準備を担当するうえで必要な証券取引所の上場審査基準や金融商品取引法、会社法といった関連法規、コーポレートガバナンス、内部統制、資本政策などの実務能力を総合的に答う試験です。「社内推奨資格」に認定している企業もあります。
その他情報
難易度は? | : | AIP(上級レベル):★★★☆☆(普通)。 SIP(標準レベル):★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、標準レベル、上級レベルとも60%ほど。 |
勉強時間は? | : | 勉強時間はSIP:1ヶ月〜3ヶ月、AIP:3ヶ月〜6ヶ月位。 合格にはやはり経理・財務・会計、法律関連の経験・知識が必要になります。テストにおいては上場の仕組み、ガバナンス、金融商品取引法など、幅広く出題されますが、公式テキスト等を使用して、理解できるまでじっくり勉強すれば、自然にIPO準備の実務能力が身につきます。 |
就職は? | : | 上場を目指すベンチャー企業や急成長企業、上場関連ビジネス企業などにおいて需要があります。 |
仕事内容は? | : | 日常の経理業務などに加え、公開スケジュールや上場市場の決定、主幹事証券会社、監査法人の決定、組織体制や社内規程の整備、社内会計処理制度の見直し・再構築、上場申請書類の作成、上場審査対応などを行います。 |
資 格 概 要
受験資格
●AIP(上級レベル)
標準レベル試験の合格、あるいは、上場準備の実務経験が3年以上あること。
●SIP(標準レベル)・・・・制限なし
試験内容
●AIP(上級レベル)(選択式:60問/60分、記述式:3問/30分)
□倫理・社会的責任
- ① 経営者や実務担当者が持つべき倫理、ガバナンスと企業価値
□制度・コンプライアンス
- ① 上場の定義・意義、メリット、デメリット
- ② 市場の種類
- ③ 市場別上場審査基準等
- ④ プレイヤー
- ⑤ 会社法概論
- ⑥ 金融商品取引法概論
- ⑦ コンプライアンス
□上場準備実務
- ① 上場準備のスケジュール
- ② 戦略とリスク
- ③ コーポレート・ガバナンス
- ④ 内部管理体制
- ⑤ ディスクロージャー
- ⑥ 証券会社対応
- ⑦ 証券取引所対応
- ⑧ 資本政策
●SIP(標準レベル)(60問/60分)
□倫理・社会的責任
- ① 経営者や実務担当者が持つべき倫理、ガバナンスと企業価値
□制度・コンプライアンス
- ① 上場の定義・意義、メリット、デメリット
- ② 市場の種類
- ③ 市場別上場審査基準等
- ④ プレイヤー
- ⑤ 会社法概論
- ⑥ 金融商品取引法概論
- ⑦ コンプライアンス
□上場準備実務
- ① 上場準備のスケジュール
- ② コーポレート・ガバナンス
- ③ 内部管理体制
- ④ ディスクロージャー
- ⑤ 証券取引所対応
- ⑥ 資本政策
- ○おすすめ講座はこちら [PR]
合格基準
標準レベル試験、上級レベル試験ともに70%以上の正答率で合格となります。
身体上の障害等に係る特別措置について
「ハンディキャップ受験申請書(フォーム)」に記載の上、必要事項を記載し、障害者手帳や医師の診断書写しを添付してフォームにて送信して下さい。
願書申込み受付期間
随時
試験日程
随時
受験地
受験料(税込み)
●AIP(上級レベル)・・・・20,900円
●SIP(標準レベル)・・・・12,540円
合格発表日
試験終了後、即時
受験申込・問合せ
日本IPO実務検定協会事務局 03-5992-7688 メール
海BTソリューションズ 03-5209-0553