財務報告実務検定試験
財務報告実務検定試験とは?
財務報告実務検定試験とは、ディスクロージャーの責務を果たすために必要な人材を育成するための試験です。金融商品取引法、会社法、証券取引所の適時開示に求められるディスクロージャー書類を対象としています。
その他情報
難易度は? | : | ★★★☆☆(普通)。合格率は非公開。全受験生のうち、70%程度の方が合格(Basic以上)しており、合格者の内訳は、 Advanced:15%程度 Standard:35%程度 Basic:50%程度。 ほとんどが連結財務諸表・計算書類なので、金融商品取引法の財務諸表規則や会社法の計算規則をきちんと理解しておく必要があります。 日商簿記3級以上の知識が必要です。 |
就職は? | : | 財務・経理、総務等の管理部門、ビジネスコンサルティング企業、金融機関など。 実務的な試験内容なので、Standardレベル以上を取得していれば、開示書類の全体像や横断的な関係の知識の証明になるので、求職の際、自身の評価を高めることができます。 |
仕事内容は? | : | 上場企業の経理部門、IR部門、上場準備企業において、金融商品取引法書類の作成支援、有価証券報告書、決算短信、四半期報告書、IFRS等のリーガルチェックなどを行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限無し
試験内容
●連結実務演習編
(選択式問題および計算問題:7〜12問/90分)
□連結決算(3〜5問)
- ① 連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書
- ② 連結キャッシュ・フロー計算書
- ③ 連結包括利益計算書
□連結開示(3〜5問)
- ① 組替表
- ② 開示上の計算
- ③ 有価証券報告書等の作成
□XBRL(1〜2問)
- ① XBRLのポイント
- ② タクソノミを構成する仕組み
- ③ EDINET固有の運用ルール
●開示様式理解編
(択一式100問および総合問題(計算問題を含む小問3問から構成)3問/120分)
□財務報告概論(10〜20%)
- ① ディスクロージャーの目的・分類・効果
- ② ディスクロージャーの 体制と年間スケジュール
- ③ 財務報告基礎データの収集
- ④ 財務報告に係る 内部統制
- ⑤ 金融商品取引法
- ⑥ 適時開示
- ⑦ 会社法
- ⑧ その他
□財務報告各論(金融商品取引法)(50〜60%)
- ① 有価証券報告書
- ② 四半期報告書
- ③ 内部統制報告書
□財務報告各論(適時開示)(10〜20%)
- ① 決算短信
- ② 四半期決算短信
- ③ その他の適時開示等
□財務報告各論(会社法)(10〜20%)
- ① 招集通知(狭義)
- ② 事業報告
- ③ 連結計算書類
- ④ 計算書類等
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合格基準
●連結実務演習編
100点満点中、70点以上で合格となります。
●開示様式理解編
1,000点満点中、得点に応じて下記の称号が付与されます。
- Advanced:800〜1,000点
- Standard:600点〜799点
- Basic:400点〜599点
- 399点以下は称号無し。
身体上の障害等に係る特別措置について
「ハンディキャップ受験申請書(フォーム)」に記載の上、必要事項を記載し、障害者手帳や医師の診断書写しを添付してフォームにて送信して下さい。
願書申込み受付期間
随時
試験日程
随時(年末年始を除く)
受験地
受験料
各13,200円(財務報告実務検定会員は11,000円)
合格発表日
試験終了後、即時
受験申込・問合せ
日本IPO実務検定協会 03-5992-7688 メール
海BTソリューションズ 03-5209-0553
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