検索技術者検定(検索検定)
検索技術者検定(検索検定)とは?
企業、大学、調査機関などにおける研究開発やマーケティング、企画・立案などの活動で必要とされる信頼性の高い情報を入手・分析・活用できる専門家を育成することを目的とした試験です。これらの高度なスキルを持った人材は、組織の情報調査実務を担う部門を中心に幅広く活躍の場があり、本試験がそのよりどころになっています。(「検索検定」は「検索技術者検定」の略称です。)
情報検索基礎能力検定試験は3級として、情報検索応用能力試験は2級及び、1級として、新しく「検索技術者検定」になりました。
2020年度試験より3級の試験方式がCBT方式に変更となりました。詳しくはこちらをご覧下さい。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★★☆☆(普通)。 2級、3級:★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 1級:55.6% 2級:45.9% 3級:82.7%ほど。 |
就職は? | : | 履歴書に書くなら1級がほしいところ。情報検索サービス会社、ソフト会社、コンピュータメーカー、新聞社、通信社、図書館など広範囲にわたっています。今後需要はも増えていくと思われます。 |
仕事内容は? | : | 一般的なサーチャーとしての仕事から巨大なデーターベースの情報検索コンサルタントなどを行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
●1級・・・・2級(旧試験:情報検索能力試験も可)合格者
●2級、準2級、3級・・・・制限なし
試験内容
●1級
■一次(筆記)試験
- ① 前半(90分):共通テーマで記述する論文試験
- ② 後半(60分):論文執筆者のプロフィールに関するレポート
(業務内容やインフォプロとしての今後の展望などを記述)
- 所属組織の主要な業務、主な利用者、組織内でのあなたの位置づけと担当業務
- 業務遂行上の悩みや課題、解決方法
- インフォプロとして考えているあなたの今後のキャリア、将来像
2級試験範囲の専門知識、スキルについては取得できていることを前提として、以下の能力が問われます。
- ① インフォプロとしての経験、考え方
- ② マネジメント・スキル
- ③ ユーザー教育
- ④ 指導育成力
- ⑤ 部門間調整力
- ⑥ 問題解決力
- ⑦ プレゼンテーション能力
■二次(面接)試験(30分)
一次試験前半の論文に基づくプレゼンテーションと口頭試問。(専門的知識、スキルに関する能力を確認する質問含む)
●2級(前半14問、後半1〜2問)(年度により多少変動)
□情報検索技術に関する知識と実践
- ① 情報資源の選択能力
- ② 検索システムに関する知識
- ③ コマンド、検索式、キーワード、シソーラス等の検索技術に関する知識
- ④ 情報要求者とのコミュニケーション能力
- ⑤ インフォプロの役割
□情報組織化と流通
- ① 情報検索の歴史
- ② データベースの種類
- ③ データベースの流通
- ④ 情報サービス機関
□専門分野の情報
- ① 代表的な専門分野の情報資源と特徴
- ② 専門分野の検索戦略作成
- ③ 専門分野の検索主題の解析能力
- ④ 専門分野の調査結果の評価、考察
- ⑤ 専門分野のサーチエイドに関する知識
- ⑥ 情報検索に関する英文読解力
□情報の利活用
- ① 情報の管理
- ② 情報の分析
- ③ 情報と問題解決
- ④ 知的財産権、著作権に関する知識
□情報の最新技術
- ① コンピュータに関する知識
- ② インターネットに関する知識
- ③ 情報セキュリティに関する知識
□情報の伝達と評価
- ① 思考過程を簡潔に表現する文章作成能力
●準2級(大問14問(小問70問)/60分)
□情報検索技術に関する知識と実践
- ① 情報資源の選択能力
- ② 検索システムに関する知識
- ③ コマンド、検索式、キーワード、シソーラス等の検索技術に関する知識
- ④ 情報要求者とのコミュニケーション能力
- ⑤ インフォプロの役割
□情報組織化と流通
- ① 情報検索の歴史
- ② データベースの種類
- ③ データベースの流通
- ④ 情報サービス機関
□専門分野の情報
- ① 代表的な専門分野の情報資源と特徴
- ② 専門分野の検索戦略作成
- ③ 専門分野の検索主題の解析能力
- ④ 専門分野の調査結果の評価、考察
- ⑤ 専門分野のサーチエイドに関する知識
- ⑥ 情報検索に関する英文読解力
□情報の利活用
- ① 情報の管理
- ② 情報の分析
- ③ 情報と問題解決
- ④ 知的財産権、著作権に関する知識
□情報の最新技術
- ① コンピュータに関する知識
- ② インターネットに関する知識
- ③ 情報セキュリティに関する知識
□情報の伝達と評価
- ① 思考過程を簡潔に表現する文章作成能力
●3級(大問14問(小問70問)/60分)
□情報検索技術に関する知識と実践
- ① 情報検索とは
- ② 情報検索の理論と仕組み
- ③ 論理演算子、検索式、トランケーション等の検索技術に関する知識
- ④ 情報検索の流れ
- ⑤ 検索結果の評価
□情報組織化と流通
- ① データと情報
- ② 一次情報、二次情報、デジタルコンテンツ
- ③ 情報資源の組織化
- ④ データベースの概念と種類
- ⑤ 情報サービス機関
□さまざまなネットワーク情報資源
- ① ネットワーク情報資源の検索
- ② ネットワーク情報資源の種類
□知的財産権、著作権に関する知識
- ① 知的財産権、著作権に関する 知識
□ネットワーク社会と情報セキュリティ
- ① ネットワーク社会の諸問題
- ② ネットワーク社会の法制度
- ③ コンピュータに関する知識
- ④ インターネットに関する知識
- ⑤ 情報セキュリティに関する知識
免除(科目等)について
●1級
二次試験の不合格者は、翌年度に限り一次試験が免除されます。
身体上の障害等に係る特別措置について
「ハンディキャップ受験申請書(フォーム)」に記載の上、必要事項を記載し、障害者手帳や医師の診断書写しを添付してフォームにて送信して下さい。
願書申込み受付期間
●1級、2級
9月上旬〜10月下旬頃まで
申込はこちら
●3級(CBT)
7月下旬〜1月下旬頃まで
申込はこちら
試験日程
●1級
□一次(筆記)
11月下旬頃
□二次(面接)
2月下旬〜3月上旬頃
●2級
10月下旬頃、翌年1月下旬頃のうち1日を選択
●準2級
10月上旬〜翌年1月下旬頃まで
●3級(CBT)
8月上旬〜1月末頃まで(期間内に何回でも受検できます。)
受験地
●1級
□一次(筆記)
□二次(面接)
東京
●2級
●準2級(CBT)
●3級(CBT)
受験料(税込み)
●1級(筆記、面接)・・・・14,000円(一次合格者は、10,000円)
●2級・・・・8,000円
●準2級・・・・7,000円
●3級(CBT)・・・・6,600円
合格発表日
●1級
□一次(筆記)
試験実施後、約5週間で通知
二次(面接)
試験実施後、1週間以内に通知
●2級
試験実施後、約5週間で通知
●準2級
試験終了後即時
●3級
試験終了後即時
受験申込・問合せ
一般社団法人 情報科学技術協会 03-6222-8506 問合せフォーム
CBTソリューションズ 03-5209-0553
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