マンションリフォームマネージャー
マンションリフォームマネージャーとは?
マンションリフォームマネージャーとは、マンションリフォームおよび標準管理規約で定めるリフォーム工事に関して必要な知識・能力・経験を認定する資格です。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 学科試験:44.3% 設計製図試験:34.8% 最終合格率:29.4%ほど。 |
就職は? | : | 建築や設備業の設計・施工部門、建築設計事務所、住宅部品・建材メーカー、マンション管理部門など。標準管理規約で定めるリフォーム工事に関して専門的知識を持っている者として、ユーザーはもちろん管理組合等からも信頼を得やすくなります。 |
仕事内容は? | : | 管理組合や近隣、施工業者との折衝などを行いながら、施主の要望に応じたトラブルのない良質なリフォームの企画・提案・実行を行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限無し。
試験内容
●学科試験
□マンションリフォームに関する専門知識(4肢択一式:50問/120分)
- ① 計画・基礎知識
- 住宅建築に関する基本事項
- マンションの歴史に関すること
- マンションの計画に関すること
- マンションリフォームに関する基本事項
- ② 法規・規約・制度
- 区分所有法(標準管理規約を含む)、マンション管理適正化法、建築基準法(用語の定義、申請・手続き、一般構造、避難施設、耐火構造・準耐火構造・防火区画等、特殊建築物等の内装、建築設備)、住宅の品質確保の促進等に関する法律、建築士法、建設業法、消防法、建設リサイクル法、省エネ法、消費者契約法その他のマンションリフォームに関する法令等
- ③ マネジメント
- 調査と診断、企画、見積と契約、施工管理、相談と紛争処理、資金計画、アフターケアその他のマンションリフォームのマネジメントに関すること
- ④ 住戸内各部のリフォーム
- 工事内容と材料・施工に関すること
- 一般居室、水回り等におけるリフォームの設計・施工に関すること
- マンションリフォームにおける高齢社会対応、シックハウス対策、省エネルギー改修、防犯性の向上等に関すること
- ⑤ 設備のリフォーム
- 住戸内設備と共用設備の基礎知識
- 設備の経年劣化と管理・診断・清掃に関すること
- マンション設備システムを構成する設備部品(配管を含む)に関すること
- 設備リフォームの設計・施工に関すること
●設計製図試験(1問/180分)
- ① マンション専有部分に係るリフォームの設計図書の作成
(平面図および留意事項説明)
合格基準
●学科試験
下記の総得点及び各分野が合格基準点に達している場合、合格となります。
- 総得点:250点満点中、150点以上。
- 計画、基礎知識:50点満点中、25点以上。
- 法規、規約、制度:50点満点中、25点以上。
- マネジメント:50点満点中、25点以上。
- 住戸内各部のリフォーム:50点満点中、25点以上。
- 設備のリフォーム:50点満点中、25点以上。
●設計製図試験
- ランクAと採点された者が、合格となります。
(ランクAとはマンショのリフォームに係る企画提案等携わための総合的な能力を有するもの)
免除(科目等)について
学科試験もしくは設計製図試験のみ合格した場合、申請により、翌年、翌々年に限り、合格した科目が免除されます。
願書申込み受付期間
7月上旬〜8月下旬頃まで
試験日程
9月下旬頃
受験地
札幌、東京、名古屋、大阪、福岡
受験料(税込み)
●学科試験+設計製図試験
16,500円
※
前年又は前々年に学科試験又はリフォームプランニング(設計製図)試験のどちらか一方に合格している方の場合
●学科試験のみ: 12,700円
●設計製図試験のみ:12,700円
合格発表日
12月上旬頃
合格後の更新について
平成24年度から、新規登録および、更新登録制度は廃止となり、更新の必要がなくなりました。
学科試験と設計製図試験の両方に合格した方は、マンションリフォームマネジャーの称号を使用できます。
受験申込・問合せ
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 03-3261-4567
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