太陽光発電アドバイザー
太陽光発電アドバイザーとは?
太陽光発電アドバイザーとは、購入・設置・運用の各段階において、経済的・技術的な問題や設置による様々なトラブル、法律・行政上の問題など様々な諸問題について、消費者の相談に応えることのできる専門的知識を有することを客観的に認定する制度です。
太陽光発電アドバイザーの資格取得者は、太陽光発電工事専門校の一部カリキュラムが免除される優遇措置を受けられます。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 合格率は、おおよそ50%位。2015年は、58.8%ほど。 |
勉強時間は? | : | 公式テキストの学習でも十分に合格を狙えますが、住宅建築や太陽光設置に関する経験が無い場合、太陽光発電システムの設置関連の問題はしっかりと勉強しておいた方がいいでしょう。。 |
就職は? | : | 建築関係の営業や方が太陽光発電の知識を有していることの証として取得されている傾向が高いです。その他、ガスメーカーや公務員、金融関係の方も合格されています。また、自宅に太陽光発電パネルを設置する際にトラブルに見舞われるのを防ぐ意味でも、知識を得られる資格として有用です。 |
仕事内容は? | : | お客様からの太陽光発電パネル設置依頼のアドバイス、見積り等を行います。 |
資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
CBT4肢択一:50問/90分
□太陽光発電の社会環境に関すること
@地球温暖化、枯渇性エネルギー、再生可能エネルギー、新エネルギー等
□太陽光発電システムの概要、原理・技術に関すること
@太陽光発電の特徴、市場動向、太陽光発電システムの構造・種類
A太陽電池の構造・種類、等
□太陽光発電システムの導入に関する法令に関すること
@契約時において関係する法律関係(民法の契約・瑕疵担保責任・建物区分
所有法・消費者契約法・特定商取引法・製造物責任法等)
A設置・施工時に関係する法律関係(建築基準法・電気事業法・労働安全衛生法等)
Bアフターフォロー等
□太陽光発電システム導入の支援施策、資金調達に関すること
@補助金制度、買取制度、太陽光発電に関する施策の概要
A太陽光発電システムの導入に関する資金調達、グリーン証書等
□太陽光発電システムの設置基準に関すること
@住宅用太陽光発電システム設計施工指針・・系統連系技術要件ガイドライン
A太陽光発電システムの設置環境と発電量に対する影響等
□太陽光発電システム導入に関しての屋根、建築構造、設備に関すること
@屋根に関する基礎知識(役割、形状、構造、勾配、各部の名称、部材等)
A屋根材の種類・特徴
B建築物の構造の概要等
□現場調査・安全管理に関すること
@現場調査(実施方法・注意点・携行するもの等)、屋根の現場調査
A付帯工事(電気関連工事・屋根裏補強工事等)
B安全管理(安全な装備、作業の安全等)
□その他太陽光発電システムの導入における実務に関すること
@システム導入の手順、システム導入時における注意点、システムの販売、設置をめぐるトラブル、
A電気に関する基礎知識等
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合格基準
非公開。
以前の合格基準は、50点満点中、35点以上で合格となります。
身体上の障害等に係る特別措置について
「ハンディキャップ受験申請書(フォーム)」に記載の上、必要事項を記載し、障害者手帳や医師の診断書写しを添付してフォームにて送信して下さい。
願書申込み受付期間
随時
試験日程
随時(年末年始を除く)
受験地
受験料(非課税)
8,800円
合格発表日
試験終了後、即時。
全受験者に試験終了レポートが手渡され、試験実施期間終了から約10日後に、合否通知書が日本住宅性能検査協会から郵送されます。
太陽光発電アドバイザー試験の合格者で、太陽光発電アドバイザーとしての行動準則を承認された方は、日本住宅性能検査協会に太陽光発電アドバイザーとして正式に登録することができます。(登録手数料:13,000円/登録の有効期間:5年)。
登録された方には協会より認定太陽光発電アドバイザーとしてのIDカードが発行されます。
合格後の更新について
太陽光発電アドバイザーの登録有効期間は5年間です。
登録の更新を行うには、Webもしくは、DVDでの講習を受講し、太陽光発電アドバイザーの行動準則を承認する必要があります。更新手数料は5,000円です。更新を行わなかった場合でも登録の更新が行われないだけで、資格が失効するわけではありません。
受験申込・問合せ
NPO法人 日本住宅性能検査協会 03-5847-8235
(株)CBTソリューションズ 03-5209-0553 (09:30〜17:30※年末年始を除く)
ホームページ
NPO法人 日本住宅性能検査協会
(株)CBTソリューションズ