公的資格 消費生活アドバイザー

消費生活アドバイザーとは?

消費生活に対する適切なアドバイスを行い、かつ消費者の意見や苦情などを企業経営に反映できる「企業と消費者のパイプ役」を担う人を養成することを目的に創設された女性に人気の資格です。
平成28年度から消費生活アドバイザー試験の合格者は、消費生活相談員資格も同時に取得することができます。また、消費生活アドバイザー資格第1次試験第1時限において、所定の成績をおさめた方は、お客様対応専門員(CAP)資格の合格者として認定されます。
1次試験がCBT方式に変更になりました。
  更新が必要な資格  CBTで受験できる資格

その他情報

難易度は? ★★★☆☆(普通)。
近年合格率は、
1次試験:34.2%
2次試験:71.9%
最終合格率:30.0%ほど。
就職は? 大手デパート、スーパー、生活関連商品メーカー、消費者生活センターなど。幅広く活躍することができます。
仕事内容は? 企業などにおいて消費者の苦情相談、意見のほか、消費者動向を的確に把握して、商品・サービス等の開発、改善などを行います。

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 資 格 概 要

受験資格

制限なし


試験内容

●1次試験(CBT:択一及び〇×式試験:55問)

□消費者問題
□消費者のための行政・法律知識
  • ① 行政知識
  • ② 法律知識
□消費者のための経済知識
  • ① 経済一般と経済統計の知識
  • ② 企業経営一般知識
  • ③ 金融の知識
  • ④ 生活経済
  • ⑤ 地球環境問題・エネルギー需給
□生活基礎知識
  • ① 医療と健康
  • ② 社会保険と福祉
  • ③ 衣服と生活
  • ④ 食生活と健康
  • ⑤ 快適な住生活
  • ⑥ 商品・サービスの品質と安全性
  • ⑦ 広告と表示

●2次試験(論文試験及び面接試験)

□論文試験(2題/各60分)

下記1次試験の範囲のうち、3題より1題を選択し論述します

第1グループ(4題)

  • 消費者問題
  • 法律知識
  • 企業経営一般知識

☆こんな問題が出ます


合格基準

●1次試験

各科目とも平均65%(195点)以上程度の正解率で合格となります。


●2次試験

□論文試験

出題の理解力、課題の捉え方、表現力等を審査し、選択した2題それぞれが5段階評価(A〜E)のC以上。

□面接試験
  • (1) 誠実、円満、機密保持等の資質
  • (2) 消費生活アドバイザーとして相応しい態度、積極性、見識 等

について審査し、面接委員の総合評価が3段階評価(A〜C)のB以上。


免除(科目等)について

通常受験または第1次試験免除の受験申請者で、以下のいずれかに該当する者は、面接試験が免除されます。

  • ① 受験申請書を提出する際現に、地方公共団体における消費生活相談の事務に従事している者
  • ② 受験申請書を提出する際現に、地方公共団体の消費生活相談員として任用されることが既に決まっている者
  • ③ 受験申請書提出日から遡って5年間において、地方公共団体の消費生活相談の事務に通算して1年以上従事していた者

願書申込み受付期間

7月上旬〜8月末頃まで


試験日程

●1次試験

10月上旬〜中旬頃の4日間の日程の中から選択。


●2次試験

12月上旬頃


受験地

●1次試験

全国各地のCBTソリューションズ試験会場


●2次試験

札幌、東京、名古屋、大阪、福岡


受験料(税込み)

16,500円(1次試験免除者は、13,200円)
事務手数料374円(消費税込)別途必要


合格発表日

●1次試験・・・・10月下旬頃

●2次試験・・・・翌年2月上旬頃

試験の合格者は、消費生活相談員資格を取得するとともに、登録申請により消費生活アドバイザー資格を取得することができます。


消費生活アドバイザー証(称号)を取得するためには、 以下の2通りあります。

  • ① 実務経験者は実務経験証明書を提出

    実務経験とは、国または地方公共団体、企業、各種団体で、以下に示す消費者関連担当部門の業務に1年以上にわたり週2日以上勤務した場合
  • 消費者に直接対応している部門の業務
  • 消費者向け広報に関する部門の業務
  • 消費者関連製品の開発・企画に関する部門の業務
  • 消費者関連商品テストに関する部門の業務
  • 上記に各部門に関連する業務であって、当協会が消費者関連担当部門と判断した業務

  • ② 実務経験が無い場合
  • 2月下旬〜3月上旬の平日3日間実施される実務研修を受講し修了する。

合格後の更新について

消費生活アドバイザー証(称号)の有効期間は5年間です。(称号付与申請手数料 11,000円が必要になります。)
更新するためには、有効期限内に協会主催の更新研修(集合講座・eラーニング講座/受講手数料:1講座(1単位) 3,780円(税込み))を受講、4単位以上を取得し、有効期限の最終年度に送付される申請資料と共に更新手数料を振り込みます。
称号有効期限内に更新手続きがされなかった場合は称号が失効します。

詳しくは、こちらをご覧下さい。


受験申込・問合せ

消費生活アドバイザー受験サポートセンター 03-5209-0553(平日10:00〜17:00)

一般財団法人日本産業協会 03-3256-7731


ホームページ

一般財団法人 日本産業協会


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