民間資格 PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験とは?

PHP技術者認定試験とは、PHPの専門技術取得能力を正当に評価できる技術者認定試験を実施することにより、「認定者の雇用機会」や「認定者が所属する会社のビジネスチャンス」の拡大を図ることを目的とする資格です。「PHP技術者認定ウィザード」は専門分野に精通し、モジュールの作成やカスタマイズができる人材を認定する資格です。
  身体上の障害等に係る特別措置がある資格  無料で受験できる資格  試験当日結果がわかる資格  インターネットで申し込める資格  受験料をクレジットカード払いにできる資格  CBTで受験できる資格

その他情報

難易度は? 初級:★★☆☆☆(やや易しい)。
上級:★★★★☆(やや難しい)。
ウィザード:★★★★★(難しい)。
近年合格率は、初級:68%、上級:10%。
就職は? Web系システム開発会社など。求人の需要もあり、転職や就職にもこのような資格を持つことは役立ちます。Perlも合せてプログラミングできるとさらに就職の幅は広がります。
仕事内容は? PHPを活用したWebシステム、業務システム構築などを行います。
年収は? ソフトウェア作成者の平均年収は557.6万円(賞与込)です。

2023年 男性  給料


 

2023年 女性  給料


平均年収:584.6万円
平均月収:40.3万円
平均時給:2,238円
年間賞与等:101.0万円
平均年齢:39.8歳
平均勤続年数:11.6年

 

平均年収:457.7万円
平均月収:32.0万円
平均時給:1,810円
年間賞与等:73.2万円
平均年齢:34.0歳
平均勤続年数:7.5年

(2023年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より)

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 資 格 概 要

受験資格

●初級・上級・・・・制限なし

※PHP技術者認定上級試験については以下をご覧ください。
試験サイト:PHP5技術者認定上級・準上級試験
模擬問題サイト:PHP5上級試験/準上級試験模擬問題


●PHP技術者認定ウィザード

  • 2015年2月1日以降に上級試験もしくは準上級試験に合格していること
  • 期日までの所定の論文(4000文字以上)の提出※コードでの提出も可能
  • 年間で各カテゴリにつき1本の論文のみ提出可(複数カテゴリの応募可)
  • 公開審査になりますので、提出レポートに対して無料の領布権を当機構に付与することに同意すること

試験内容

●【PHP8技術者認定】初級(選択式(複数または単一選択):40問/1時間)

  • ① イントロダクション(2.5%)
  • ② PHPの基本(12.5%)
  • ③ 演算子(10.0%)
  • ④ 制御構文(13.8%)
  • ⑤ 組み込み関数(8.8%)
  • ⑥ ユーザー定義関数(7.5%)
  • ⑦ 標準クラスライブラリ(7.5%)
  • ⑧ リクエスト情報(10.0%)
  • ⑨ データベース連携(5.0%)
  • ⑩ オブジェクト指向構文(17.5%)
  • ⑪ 高度なプログラミング(5.0%)

●【PHP7技術者認定】初級(選択式(複数または単一選択):40問/1時間)

  • ① PHPの特徴
  • ② テキストと数の操作
  • ③ ロジック:判定と繰り返し
  • ④ データのグループ:配列の操作
  • ⑤ ロジックのグループ:関数とファイル
  • ⑥ データとロジックの結合:オブジェクトの操作
  • ⑦ ユーザとの情報交換:Webフォームの作成
  • ⑧ 情報の保存:データベース
  • ⑨ ファイルの操作
  • ⑩ ユーザの記憶:クッキーとセッション
  • ⑪ 他のWebサイトやサービスとのやり取り
  • ⑫ デバッグ
  • ⑬ テスト:プログラムが正しく動作するようにする
  • ⑭ ソフトウェア開発で心得ておきたいこと
  • ⑮ 日付と時刻
  • ⑯ パッケージ管理
  • ⑰ メールの送信
  • ⑱ フレームワーク
  • ⑲ コマンドラインPHP
  • ⑳ 国際化とローカライゼーション

●【PHP5技術者認定】初級(選択式(複数または単一選択):40問/1時間)

  • ① オリエンテーションと始めの一歩
  • ② テキストと数の操作
  • ③ 判定と繰り返しについて
  • ④ 配列の操作
  • ⑤ 関数
  • ⑥ Webフォームの作成
  • ⑦ データベースに情報を保存
  • ⑧ クッキーとセッションでユーザを記憶
  • ⑨ 日付と時刻の取り扱い
  • ⑩ ファイルの操作
  • ⑪ XMLのパースと生成
  • ⑫ デバッギング
  • ⑬ クラスとオブジェクト(クラス定数も含む)
  • ⑭ 日本語処理
  • ⑮ 正規表現の基本
  • ⑯ PHP5.1とPDO
  • ⑰ セキュリティ(各章からのポイントの集約や一般的な知識など)
  • ⑱ 出力バッファ(エラー処理。各章からのポイントも含む)
  • ⑲ 定数・予約語

●【PHP8技術者認定】上級(選択式(複数または単一選択):30問/2時間)

□出題範囲
  • インストールと設定(3.3%)
  • 言語リファレンス(49.6%)
  • セキュリティ(13.3%)
  • 機能(3.3%)
  • 基本的な関数(30.0%)

●【PHP5技術者認定】上級(選択式(複数または単一選択):60問/2時間)

プログラミングPHP 第3版を主教材とし、一般的な知識やPHPオンラインマニュアルなどからも出題します。出題範囲と出題比率は以下の通りです。

□出題範囲
  • 関数
  • 文字列
  • 配列
  • オブジェクト
  • ウェブに関するテクニック
  • データベース
  • グラフィック
  • PDF
  • XML(&XML系で追加された関数)
  • セキュリティ
  • アプリケーションに関するテクニック
  • PHPの拡張
  • WindowsでのPHP
  • SPL(Standard PHP Library)・日付クラス・PEAR(管理系のコマンドなど)
  • 名前空間・クロージャー・リフレクション・Late Static Binding
  • JSON
  • PDOとネイティブモジュールの違い・mysqlndドライバについて
  • 正規表現(pcre, posix, mbstring)
  • APD/Xdebug・memcache
  • フィルター

☆こんな問題が出ます


●【PHP5技術者認定】ウィザード

対象カテゴリ:
※受験申込時に以下のカテゴリから選択します。

  • セキュリティ
  • パフォーマンス
  • フレームワーク
  • インターナル

□論文の公開審議方法:
  1. ペーパー試験に合格した受験者の論文を匿名でWebサイトで公開する
  2. 「1」の縦覧期間である1か月間の間にPHP技術者認定上級試験合格者もしくは諮問委員から不承認意見を受けつける
  3. 「2」で提出された不承認意見が理事会で妥当性を認められ、その総数が3票以下の場合、認定とする
  4. 「3」で承認された論文は認定者の「ハンドル・ネーム」もしくは「氏名」(希望者は所属会社名を公開することができる)を公開され、当機構のWebサイトで論文とともに公開される

□カテゴリと認定人数:
  • PHP5技術者認定フレームワーク・ウィザード 2015 (1名)
  • PHP5技術者認定セキュリティ・ウィザード 2015 (1名)
  • PHP5技術者認定セキュリティ・ウィザード 2013 (3名:序列なし)
  • PHP5技術者認定パフォーマンス・ウィザード 2013 (3名:序列なし)
  • PHP5技術者認定フレームワーク・ウィザード 2013 (3名:序列なし)
  • PHP5技術者認定インターナル・ウィザード 2013 (3名:序列なし)

□投票資格と票数:
  • 上級試験合格者 2票
  • 初級試験合格者 1票
    ※初級・上級を持っている人は合計3票とします。
  • 顧問・役員 3票
  • 認定スクール 3票
    ※理事会、諮問委員会の両方で棄権票を除く票の過半数を超える否決の場合は非承認とします。
    ※棄権票、該当なし投票が可能です。

合格基準

●【PHP8技術者認定】上級、準上級

□上級:7割以上の正解で認定されます。
□準上級:5割以上-7割未満の正解で認定されます。


●【PHP7技術者認定】上級、準上級

□上級:1500点満点中、1050点以上で認定されます。
□準上級:1500点満点中、750〜1049点で認定されます。


●【PHP5技術者認定】初級
●【PHP7技術者認定】初級
●【PHP8技術者認定】初級

満点中、7割以上の得点率で合格となります。
上級については、正答率が50%以上、70%未満の場合、上級試験不合格のレポートが提出されますが、追ってPHP技術者認定機構から準上級認定証と認定カードが届きます。


●ウィザード

以下の条件を満たすことで合格となります。

  • 論文コードの得票数+合格時の試験の点数の合計が100を超えること

但し、

  • 各カテゴリ毎で該当なしが最多得票数を上回った場合は、認定者無しとする
  • 各カテゴリ毎で該当なしが2位の得票数を上回った場合は、認定ウィザード枠は1名となる
  • 各カテゴリ毎で該当なしが3位の得票数を上回った場合は、認定ウィザード枠は2名となる
  • 各カテゴリ内で3位の得票数が同数となったばあい、得票同数分を認定ウィザードとする

身体上の障害等に係る特別措置について

支援サービスのうち、申請書の提出が必要なものについては、このページに記載してあるとおりに手続きを行ってください。
なお、試験当日は以下のものを持参していください。

・写真付の身分証明書(現住所の記載があるもの)
・受験者ID、パスワードの控え
 (試験会場へ提出するものではなく、ご本人用の控えです)


願書申込み受付期間

●【PHP5技術者認定】初級・・・・随時

●【PHP5技術者認定】上級・・・・随時

●【PHP7技術者認定】初級・・・・随時

●【PHP8技術者認定】初級・・・・随時

●【PHP8技術者認定】上級/準上級・・・・随時

●ウィザード(論文提出期間)・・・・2月上旬〜3月末頃まで
(ウィザードはPHP技術者認定機構Webサイトにて受け付け)


試験日程

●【PHP5技術者認定】初級・・・・随時
初級・・・・随時

●【PHP5技術者認定】上級・・・・随時

●【PHP7技術者認定】初級・・・・随時
初級・・・・随時

●【PHP8技術者認定】初級・・・・随時

●【PHP8技術者認定】上級/準上級・・・・随時

●ウィザード(末日縦覧期間+投票期間)・・・・4月上旬〜末尾まで


受験地

●【PHP5技術者認定】初級
●【PHP7技術者認定】初級
●【PHP8技術者認定】初級
●【PHP8技術者認定】初級
●【PHP8技術者認定】上級/準上級

全国のオデッセイコミュニケーションズ試験会場


●ウィザード・・・・都内某所


受験料(税込み)

●【PHP5技術者認定】初級・・・・13,200円(学生:6,600円)

●【PHP5技術者認定】上級・・・・16,500円(学生:8,250円)

●【PHP7技術者認定】初級・・・・13,200円(学生:6,600円)

●【PHP8技術者認定】初級・・・・13,200円(学生:6,600円)

●【PHP8技術者認定】上級/準上級・・・・16,500円(学生:8,250円)

●ウィザード・・・・無料

事前申請なしで、日本国内の学校法人に通う生徒、教員は50%引きで受検できます。
詳しくはPHP技術者認定試験学割プログラムについてをご覧下さい。


合格発表日

●【PHP5技術者認定】初級

試験終了後、即時


●【PHP5技術者認定】上級

試験終了後、即時


●【PHP7技術者認定】初級

試験終了後、即時


●【PHP8技術者認定】初級

試験終了後、即時


●ウィザード

5月中旬頃


受験申込・問合せ

PHP技術者認定機構 お問い合わせフォーム

株式会社オデッセイコミュニケーションズ 03-5293-5661(平日10:00〜18:00) お問い合わせフォーム


ホームページ

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