産業廃棄物適正管理能力検定
産業廃棄物適正管理能力検定とは?
産業廃棄物適正管理能力検定とは、産業廃棄物を排出する企業の担当者を対象に、産業廃棄物を管理するための廃棄物処理法をはじめ、各種リサイクル法や特措法など様々な法規制について担当者が実務を行う上で知っておかなければならない正しい知識を測定する検定試験です。
検定には、上位資格として「応用編」と、新入社員を対象にした「入門編」(2020年6月開始)もあります。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 検定試験:44.3% 応用編:23.6% 入門編:80.2% |
就職は? | : | 建設業、製造業、流通小売業など。産業廃棄物を排出する企業の担当者は持っていて損の無い資格です。 |
仕事内容は? | : | 廃棄物の把握、廃棄物の分類・管理、廃棄物の種類と取扱い、飛散、流出、地下浸透、悪臭飛散の防止、適正な許可を持った処理会社との契約などを行います。 |
資 格 概 要
受験資格
●産業廃棄物適正管理能力検定1級
2級合格者
※同時受験に限り、産業廃棄物適正管理能力検定2級に合格されていない方であっても受験可能です。
●2級
制限無し
●基礎編
制限無し
試験内容
●1級【建設系コース】(90分)
- ① 解体/新築・増築/修繕(リフォーム)/土木工事などの各種工事の状況に対応する廃棄物管理
- ② 石綿(アスベスト)の除去に関わる、労働安全衛生法(石綿障害予防規則)や大気汚染防止法などの理解
- ③ その他、建設系企業の廃棄物管理を適正に行うために必要な関連する知識
●1級【事業系コース】(90分)
- ① 食料品/化学/機械/電子機器などの各種製造業の状況に対応する廃棄物管理 ・設計・開発/材料調達/製造
- ② サービス提供/物流/小売りなどの各工程に対応する廃棄物管理
- ③ その他、製造系企業の廃棄物管理を適正に行うために必要な関連する知識
●2級(90分)
- ① 基本的な産廃知識
- ② 許可・契約・マニフェスト
- ③ 廃棄物のリスクと罰則
- ④ 産廃用語の理解
●基礎編(20分)
- ① 産業廃棄物管理に関する基礎的な知識(主にweb学習講座での講義内容から出題されます。)
合格基準
●産業廃棄物適正管理能力検定(90分)
100点満点中、70点以上で合格となります。
●応用編
50点満点中、35点以上で合格となります。
●2級
30点満点中、24点以上で合格となります。
●基礎編
受験・受講期間中にweb学習講座を全て視聴完了し、試験に合格すること。
願書申込み受付期間
●産業廃棄物適正管理能力検定、応用編
- ① 〜6月中旬頃まで
- ② 〜11月中旬頃まで
●2級
2月上旬〜7月下旬頃まで
(ID発行から1ヶ月以内に受検する必要があります。)
●基礎編
3月上旬〜1月下旬頃まで
試験日程
●産業廃棄物適正管理能力検定、応用編
- ① 7月上旬頃
- ② 12月上旬頃
●2級
- ① 7月上旬頃
- ② 12月上旬頃
●基礎編
4月上旬〜(ID発行から1か月以内受講・受験可能。)
受験地
●1級
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、岡山、広島、福岡
●2級
全国主要都市。
●基礎編
自宅などインターネット環境がある場所。
受験料(税込み)
●1級【建設系コース】
9,350円
●1級【事業系コース】
各9,350円
●2級
9,350円
●基礎編
9,350円(ハンドブック代金を含む)
合格発表日
●1級【建設系コース】
試験後1〜2ヶ月
●1級【事業系コース】
試験後1〜2ヶ月
(必須ではありませんが、産業廃棄物適正管理能力検定の合格者は、継続的に知識をアップデートすることが可能な「産業廃棄物適正処理管理士」の登録をすることが可能です。登録手数料3,300円)
●2級
試験後1〜2ヶ月
●基礎編
実施団体まで、お問い合わせください。
合格後の更新について
産業廃棄物適正管理能力検定の合格者で「産業廃棄物適正処理管理士」の登録した者の有効期間は3年間です。
3年間の有効期間中にアップデート対象セミナーを受講することで更新することができます。(「産業廃棄物適正処理管理士」に登録してない方は更新の必要はありません。)
受験申込・問合せ
一般社団法人 企業環境リスク解決機構検定担当 03-6435-7747 (平日9:00〜18:00)
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