ソフトウェア品質技術者
ソフトウェア品質技術者とは?
ソフトウェア品質技術者とは、ソフトウェアの「質」に関する資格と求められるスキルをテーマに、すべてのソフトウェア技術者が品質技術を身につけ、実践していくことにより、ソフトウェア品質の向上を実現することを目的とした資格です。品質保証部門だけではなく、開発者、テストエンジニアなどソフトウェアに携わるすべての方を対象としています。
その他情報
難易度は? | : | 中級:★★★☆☆(普通)。 初級:★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 中級:15.5% 初級:52.7%ほど |
勉強時間は? | : | 勉強時間は初級:50時間位。中級は初級の2倍から3倍程度の勉強時間がいります。 初級は「ソフトウェア品質知識体系ガイド―SQuBOK Guide」と問題集の勉強で十分合格が狙えます。 範囲が広いので、日数をかけて勉強した方がいいでしょう。 中級は穴埋めと記述があり、尚かつ品質技術者としての経験に基づく判断力が求められるため、仕事での経験が無いと厳しくなるかもしれません。 |
就職は? | : | ソフトウェア開発会社など、ありとあらゆる企業で活躍できます。 履歴書に記載するには中級以上はほしい。この資格と合せて制御系アプリケーション・組込ソフトなどの開発経験がほしいところ。 |
仕事内容は? | : | 開発プロジェクトの状況を把握・分析し、「ソフトウェアのテスト計画立案、テスト設計、テスト・検証業務とマネジメントを行います。 |
資格[PR] |
資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
□知識レベル
レベル | 補足説明 |
レベルL1(知っている) | 概念や用語を知っており、その概要を述べることができる。 |
レベルL2(知識を説明できる) | 概念や用語の意味や背景を理解しており、具体的な例を挙げて説明することができる。 |
レベルL3(概念と使い方がわかる) | 概念や技術の使い方がわかっており、それらを適切に選択して、限られた条件の下で与えられた課題を解決できる |
レベルL4(詳しく理解し応用できる) | 概念や技術を詳しく理解しており、実用的な問題を解決するために、その知識を応用できる |
レベルL5(熟達している) | 実社会の複雑な問題に対して、構造を明らかにして要素に分解するとともに、解決に必要な検討を加えて結論を導くことができる |
●初級(四肢選択マークシート:40問/60分)
- ① ソフトウェア品質の基本概念
- ② ソフトウェア品質マネジメント
- ③ ソフトウェア品質技術
●中級(選択式:25問、記述式3種類:17問/120分)
- ① ソフトウェア品質の基本概念
- ② ソフトウェア品質マネジメント
- ③ ソフトウェア品質技術
- ④ 専門的なソフトウェア品質の概念と技術
- ⑤ ソフトウェア品質の応用領域
合格基準
●初級・中級
満点中、おおよそ70%以上の得点率で合格となります。
願書申込み受付期間
●初級
- ① 3月上旬〜5月上旬頃まで
- ② 7月中旬〜9月上旬頃まで(年2回)
●中級
- ② 7月中旬〜9月上旬頃まで(年1回)
「初級」「中級」を同じ試験日に、同じ地域で実施する場合、2つの級を受験することができます。「初級・中級同時受験」ご希望の方は必ず「初級・中級同時受験」専用フォームまたは申込書でお申込みください。
試験日程
●初級
- ① 6月上旬頃
- ② 11月上旬頃(年2回)
●中級
- ② 11月上旬頃(年1回)
受験地
●初級・・・・宇都宮、東京、名古屋、大阪、福岡、那覇
●中級・・・・宇都宮、東京、名古屋、大阪、福岡、那覇
受験料(税込み)
●初級・・・・15,400円
●中級・・・・20,900円
(初級・中級同時受検は、36,300円)
合格発表日
試験終了後、約1ヶ月後
受験申込・問合せ
【受験申込・受付に関する問合せ】
一般財団法人 日本科学技術連盟 広報・国際グループ受付担当 03-5378-1222
【試験実施に関する問合せ】
一般財団法人 日本科学技術連盟 JCSQE資格試験担当 03-5378-9813
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