葬祭ディレクター技能審査
葬祭ディレクター技能審査とは?
葬祭ディレクター技能審査とは、高齢社会を迎え、葬祭業務の社会的重要性が高まるとともに、葬祭サービスが、消費者の身になり、消費者の視線に立っての、細やかで専門性をもったものであることが求められている中、必要な知識や技能や葬祭サービスを提供するに相応しい人材かを審査・認定する資格です。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★★☆☆(普通)。 2級:★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 1級:65.9% 2級:75.1%ほど。 実務経験者が受験しているため合格率は高め。 |
勉強時間は? | : | 勉強時間は1級で余裕を持たせても80時間位。 学科は1級・2級とも参考書・問題集の反復練習で合格レベルまでは行けますが、実技の部分は葬祭教育機関の講座を受講しないと合格は厳しくなるでしょう。 ●認定校
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就職は? | : | 葬儀社、互助会、生協などの葬祭部門など。履歴書に記載するなら1級がほしいところ。2級は余り評価されないようです。実務経験が必要なため、葬儀社の社員から取得するのが一般的。この資格を取得することにより、葬儀そのものはもちろん、とっさの場合の判断力・対応できる能力があると判断されるため求人も多い。資格手当を支給している葬儀社もあります。 |
仕事内容は? | : | お客様との葬儀の打合せから、納棺、火葬場の予約・霊柩車の手配、接客、葬儀の進行、現場の管理、式場内の片付け、請求書の作成、集金、法要などの情報提供などの実施及び監督などを行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
●1級
受検する9月30日現在、葬祭実務経験を5年以上有する者。以前に2級合格後2年以上葬祭実務経験を有する者。
●2級
9月30日現在、葬祭実務経験を2年以上有する者
※
協会が認定した葬祭教育機関の所定のカリキュラムを修了した者(見込含む)は、その期間を実務経験に算入することができます。
※
1級、2級とも実務経験年数については事業主等による証明書が必要となります。
ただし、事業主等の証明を得られない時は、それに代わる在職証明書類(社会保険証明書等)を「葬祭業務実務経験年数証明書(様式第2号)」に添付する。
※
派遣会社等(代理店含む)に勤務する場合、派遣(請負)先である葬祭事業所から「葬祭業務実務経験年数証明書(様式第2号)」の証明と、派遣会社等(代理店含む)から「派遣会社・代理店用葬祭業務実務経験年数証明書(様式第3号)」の双方の証明が必要となります。
※
受験資格に虚偽が判明した場合は、合格後であっても資格取消となります。
試験内容
●1級
□学科試験(正誤判定問題:50問、多肢選択問題50問:計100問/50分)
- 葬儀及び関連する事項についての知識を評価するために行います。葬儀に係る仕事の内容について、意味も含めて正確に理解できているかを判定します。かつ、社会的環境・公衆衛生・法律・行政手続・遺族心理・宗教等の関連知識の有無も判定します。
□実技試験
- ① 作業試験 幕張(7分)
- 葬儀式場設営のための基礎能力を評価するために行います。自宅や寺院等での式場設営の基礎技術であり、伝統的な式場装飾法である幕張装飾技法の習熟度を判定します。かつ、設営課題実現のための目的意識と処理能力を判定します。
- ② 作業試験 接遇(2分)
- 葬儀の担当者としてのお客への基本的な応接能力を評価するために行います。家族と死別した直後にある遺族や関係者に対して、適切な応接をすることができるか、表現、言葉遣い、態度・姿勢、発声を判定します。
- ③ 作業試験 司会(6分)
- 葬儀運営のための基礎能力を評価するために行います。葬儀ならびに告別式の内容を理解し、参列者に配慮して適切な案内・進行ができるかを判定するものです。かつ、必要な日本語読解力、文章表現力が備わっているか、マナーが優れているかを判定します。
- ④ 実技筆記試験(60問/30分間)
- 生活者へのアドバイス能力を評価するために行います。質問に対して要点を正確に理解できているか、生活者の視線で、適切に、正確に情報を提供できるかを判定するものです。かつ、サービス提供に必要な一般常識、マナーの基本が理解されているかを判定します。
●2級
□学科試験(正誤判定問題:25問、多肢選択問題25問:計50問/30分)
- 葬儀及び関連する事項についての知識を評価するために行います。葬儀に係る仕事の内容について、意味も含めて正確に理解できているかを判定します。かつ、社会的環境・公衆衛生・法律・行政手続・遺族心理・宗教等の関連知識の有無も判定します。
□実技試験
- ① 作業試験 幕張(7分)
- 葬儀式場設営のための基礎能力を評価するために行います。自宅や寺院等での式場設営の基礎技術であり、伝統的な式場装飾法である幕張装飾技法の習熟度を判定します。かつ、設営課題実現のための目的意識と処理能力を判定します。
- ② 作業試験 接遇(2分)
- 葬儀の担当者としてのお客への基本的な応接能力を評価するために行います。家族と死別した直後にある遺族や関係者に対して、適切な応接をすることができるか、表現、言葉遣い、態度・姿勢、発声を判定します。
- ③ 作業試験 司会(4分)
- 葬儀運営のための基礎能力を評価するために行います。葬儀ならびに告別式の内容を理解し、参列者に配慮して適切な案内・進行ができるかを判定するものです。かつ、必要な日本語読解力、文章表現力が備わっているか、マナーが優れているかを判定します。
- ④ 実技筆記試験(60問/30分間)
- 生活者へのアドバイス能力を評価するために行います。質問に対して要点を正確に理解できているか、生活者の視線で、適切に、正確に情報を提供できるかを判定するものです。かつ、サービス提供に必要な一般常識、マナーの基本が理解されているかを判定します。
合格基準
●1級、2級
□学科試験
200点満点中、70%以上の得点で合格となります。
□実技試験
幕張、接遇、司会、実技筆記の点数を合計して70%以上の得点で合格となります。
(幕張、接遇、司会、実技筆記のいずれもが30%以上の得点である必要があります。)
免除(科目等)について
学科試験と実技試験のいずれか一方が基準点に達した者は一部合格者となり、3年度以内に同じ等級を再受験する場合、申請により合格科目の受験が免除されます。
身体上の障害等に係る特別措置について
申込前に、実施団代までお問い合わせ下さい。
願書申込み受付期間
4月上旬〜下旬頃まで(年1回)
試験日程
9月下旬頃(年1回)
受験地
札幌、仙台、大宮、東京、横浜、名古屋、京都、福岡
受験料(税込み)
●1級
55,400円(学科試験のみ:8,300円、実技試験のみ:47,100円)
●2級
39,700円(学科試験のみ:8,300円、実技試験のみ:31,400円)
最初から学科試験のみ、あるいは実技試験のみを受験することもできます。
合格発表日
試験日より2ヶ月以内
受験申込・問合せ
葬祭ディレクター技能審査協会 03-6206-1281
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