企業危機管理士認定試験
企業危機管理士認定試験とは?
企業危機管理士認定試験とは、企業にとって致命傷になりかねないコンプライアンス問題である、汚職、不当表示、品質不正、データ改ざん、不正会計、セクハラ、パワハラ、過労死、情報漏洩など、万が一の企業危機発生時の対応と対策の知識を証明するための資格です。特に広報、法務、サービス部門、お客様対応部門などの部門の方にお勧めです。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 合格率は、不明です。 |
就職は? | : | あらゆる企業で必要とされています。各部門のリーダーや管理職の方などは資格を取得しておくことで企業における危機管理において重要な役割を達成することが出来る可能性が広がります。 |
仕事内容は? | : | 情報発信、マスコミからの問い合わせ対応、被害者対応、取引先対応、情報収集、関連部門への指示、行政への報告、原因究明などを行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
(第1課題〜第6課題:80問/120分)
□第1課題 企業の社会的責任
- CSRとは
- コンプライアンス
- 内部統制とガバナンス
□第2課題 リスクと危機
- リスクと危機の概念
- リスクマネジメントの必要性
- リスク対応
- 全社的リスクマネジメント
□第3課題 危機管理の構築
- 危機管理体制の整備
- 危機管理委員会
- 内部通報・内部告発
- 危機管理マニュアルの策定
- トレーニング
□第4課題 危機管理広報
- 緊急対策本部
- 広報と情報開示
- マスコミ対応と記者会見
- 内部調査委員会
- 第三者委員会
- 広告への危機管理と対応
- リコール社告
- SNS・インターネットへの危機管理と対応
□第5課題 企業危機各論
- 内部告発への対応
- 苦情・クレームへの対応
- うわさと風評
- 不正会計
- 特別背任
- 業務上過失致死傷
- 情報漏洩
- 従業員・アルバイトによる犯罪行為等
- 不当表示
- セクハラ・パワハラ
- 過労死
- 反社会的勢力との関係
- 製品・食品事故
- 知的財産権
□第6課題 自然災害と危機管理
- 災害とリスクマネジメント
- 事業継続管理と事業継続計画
- 災害マニュアル
- 災害後の復旧対策
※下記の資格をお持ちの方は、加点申請をすることで、各資格に対応した点数を加算して合否判定が行われます。
□6点加点対象資格
- 個人情報保護士認定試験
- 情報セキュリティ管理士認定試験
- 企業情報管理士認定試験
- 個人情報保護実務検定1級
□4点加点対象資格
- 情報セキュリティ初級認定試験
- 個人情報保護実務検定2級
合格基準
満点中、70%以上の得点率で合格となります。
願書申込み受付期間
- ① 12月下旬〜3月上旬頃まで
- ② 3月中旬〜6月下旬頃まで
- ③ 7月下旬〜10月上旬頃まで
- ④ 10月上旬〜12月中旬頃まで
試験日程
- ① 4月中旬頃
- ② 7月下旬頃
- ③ 11月中旬頃
- ④ 1月下旬頃
受験地
札幌、仙台、東京、横浜、埼玉、千葉、名古屋、大阪、京都、福岡、オンライン試験
受験料(税込み)
11,000円
合格発表日
試験実施日の約1ヶ月後にホームページ上で発表。
合格後の更新について
企業危機管理士のカードに関しては資格を取得した「取得月」を起点とし、2年間が有効期限です。
カードを更新するためには、定期講習を受講する必要があります。
定期講習料:2,200円(税込み)
今まで更新手続きを行っていなかった方や、講習を忘れてしまった方は、当分の期間「期間外講習」受講することでカードが発行されます。
期間外講習:5,500円(税込み)
企業危機管理士として定期講習を4年間、4回受講すると、「企業危機管理士 上級」に昇格します。
受験申込・問合せ
一般財団法人 全日本情報学習振興協会 03-5276-0030
ホームページ
参考書・問題集
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