ビジネス計算実務検定試験
ビジネス計算実務検定試験とは?
ビジネス計算実務検定試験とは、ソロバンや電卓を利用し、ビジネスの諸活動に必要な計算の基礎になる考え方や、実務計算処理能力を認定する資格です。「珠算・電卓検定試験」は令和4年から「ビジネス計算実務検定試験」と名称変更しました。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★☆☆☆(やや易しい)。 2級〜3級:★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、 1級普通計算(珠算):32.8% 1級普通計算(電卓):70.1% 1級ビジネス計算:26.5% 2級普通計算(珠算):56.8% 2級普通計算(電卓):80.0% 2級ビジネス計算:55.7% 3級普通計算(珠算):55.5% 3級普通計算(電卓):74.2% 3級ビジネス計算:77.7%ほど。 主に商業高校の学生が受験しています。 |
就職は? | : | この資格だけで就職は難しい。デスクワークにおいて合理的な計算処理ができることを認定されるので、経理部門に所属している人には有効な資格です。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●1級
□普通計算部門(珠算、電卓)(30分)
- ① 乗算(10題)
- ② 除算(10題)
- ③ 見取算(10題)
□ビジネス計算部門(20題/30分)
- ① 単利計算
- ② 手形割引計算
- ③ 売買・損益計算
- ④ 複利計算
- ⑤ 減価償却費の計算
- ⑥ 複利年金の計算
- ⑦ 証券投資の計算
●2級
□普通計算部門(珠算、電卓)(30分)
- ① 乗算(10題)
- ② 除算(10題)
- ③ 見取算(10題)
□ビジネス計算部門(20題/30分)
- ① 割合に関する計算
- ② 貨幣換算
- ③ 度量衡の計算
- ④ 単利計算
- ⑤ 手形割引の計算
- ⑥ 売買・損益の計算
- ⑦ 複利計算
- ⑧ 減価償却費の計算
●3級
□普通計算部門(珠算、電卓)(30分)
- ① 乗算(5題)
- ② 除算(5題)
- ③ 見取算(5題)
□ビジネス計算部門(20題/30分)
- ① 割合に関する計算
- ② 貨幣換算
- ③ 度量衡の換算
- ④ 売買・損益の計算
- ⑤ 単利計算
合格基準
●1級〜3級
普通計算部門及び、ビジネス計算部とも100点満点中、70点以上で合格となります。
各級の部門どちらかが70点以上の場合は、部門合格となります。
その後、不足の部門について70点以上得られれば、当該級の合格となります。
願書申込み受付期間
- ① 4月上旬〜中旬頃まで
- ② 9月上旬〜中旬頃まで(年2回)
試験日程
- ① 6月中旬頃
- ② 11月中旬頃(年2回)
受験地
全国各地で実施
受験料(税込み)
●1級〜3級・・・・各部門:1,000円
合格発表日
試験施行後1か月以内。
受験申込・問合せ
公益財団法人 全国商業高等学校協会 03-3357-7911
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