実用タイ語検定試験
実用タイ語検定試験とは?
実用タイ語検定試験とは、タイと日本の交流を踏まえて、主として日本人を対象に設けられたタイ語の読み書きや日常会話、通訳・翻訳の能力を測る検定試験です。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★★★☆(やや難しい)。 2級、3級:★★★☆☆(普通)。 4級:★★☆☆☆(やや易しい)。 5級:★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、 1級:20.0% 2級:15.4% 準2級:33.1% 3級:32.5% 4級:57.2% 5級:78.9%ほど。 |
就職は? | : | 2級以上を取得すれば社会生活に必要なタイ語の通訳や翻訳能力を持つと認定されるので、翻訳や通訳など様々な場面で、活躍できます。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●1級
標準的なタイ語を口語、文語ともに不自由なく使いこなし、タイ人と遜色なく自然かつ正確に表現できること。専門的な文献の読解と翻訳、司法行政、政治経済、商談契約に関する通訳ができる。全国通訳案内士の外国語筆記試験合格レベル。
□1次試験(筆記試験:60分間/ヒアリング:約25分間)
□2次試験(対面口述式にて約40分間)
●2級
社会生活を送るのに必要な上級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて流暢に表現できること。高度な専門用語を含まない新聞記事・論説文・物語の読解、ニュース・アナウンスの聴解ができ、テーマに沿って論述することもできる。一般的なタイ語翻訳やタイ語通訳が可能なレベル。
□1次試験(筆記試験:60分間/ヒアリング:約20分間)
□2次試験(対面口述式にて約40分間)
●準2級(筆記試験:60分間/ヒアリング:約20分間)
社会生活を送るのに不可欠な中上級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて的確に表現できること。やや長い文章の読解・聴解・記述・口述ができる。一般的な業務や職務においてタイ人との意思疎通が可能なレベル。
●3級(筆記試験:60分間/ヒアリング:約15分間)
日常生活を送るのに必要な中級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて表現できること。短い文章の読解・聴解・記述・口述ができる。日常生活においてタイ人と意思疎通が可能なレベル。
●4級(筆記試験:60分間/ヒアリング:約10分間)
初級レベルの文法知識と語彙をタイ文字で習得し、それらを用いて表現できること。ゆっくりであれば10単語程度までの簡単な文章の聴解と発音ができる。簡単な会話が可能なレベル。
●5級(筆記試験:60分間/ヒアリング:約10分間)
入門レベルの文法知識と語彙をカタカナ発音表記またはローマ字発音表記で習得し、それらを用いて表現できること。ゆっくりであれば8単語程度までの簡単な文章の聴解と発音ができる。挨拶や自己紹介、意思表示が可能なレベル。(カタカナ発音表記とローマ字発音表記の併記で出題)
合格基準
各級の1次試験、2次試験とも、100点満点中、70点以上で合格となります。
免除(科目等)について
1級、2級の1次試験のみ合格した場合は、次回に限り1次試験が免除されます。
身体上の障害等に係る特別措置について
現在は聴力障害、視力障害(弱視)の方のみ受験可能です。
必ず出願前に事務局に相談後、障害者手帳等の証明書コピーと、その旨を記入した別紙を添付を提出します。障害の程度によっては受験を断られる場合があります。
願書申込み受付期間
●1級、2級
- ② 9月中旬〜10月中旬頃まで
●準2級〜5級
- ① 4月上旬〜5月中旬頃まで
- ② 9月中旬〜10月中旬頃まで
試験日程
●1級、2級
□1次試験
- ② 11月上旬頃
□2次試験
- ② 1月下旬頃
●準2級〜5級
- ① 6月上旬頃
- ② 11月上旬頃
受験地
東京、大阪、名古屋、バンコク
受験料(税込み)
●1級・・・・9,500円(3,600バーツ)
●2級・・・・8,500円(3,200バーツ)
●準2級・・・・7,800円(3,000バーツ)
●3級・・・・7,300円(2,800バーツ)
●4級・・・・6,300円(2,400バーツ)
●5級・・・・5,300円(2,000バーツ)
()内の金額は、バンコク窓口で出願する場合の金額。
併願の場合は、級毎に複製・記入し日本・タイそれぞれの指定方法にてお申込下さい。
※郵送出願の場合は同封投函が可能です。
※WEB出願は各級で出願と検定料決済を行って下さい。
合格発表日
●1級、2級
□1次試験
1次試験より約30日後
□2次試験
2次試験より約30日後
●準2級〜5級
試験日より約30日後
受験申込・問合せ
特定非営利活動法人 日本タイ語検定協会事務局 03-3207-8223
問合せフォーム
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