トレーニング指導士
認定トレーニング指導士とは?
認定トレーニング指導士とは、ウエイト・トレーニング、サーキット・トレーニング等の指導経験のある人に対して、指導者としての資質をさらに高め、正しいトレーニングの普及・発展と国民の健康と体力づくりの能力を認定する資格です。
資格の有効期限は4年間で、有効期限までに、研修を受講する必要があります。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やさしい)。 合格率は92%ほど。 講習をきちんと聴いておけばほぼ受かります。 |
就職は? | : | 公共の施設、スポーツクラブなど。 |
仕事内容は? | : | ウェイトトレーニングやサーキットトレーニングの指導を行います。 |
関連書籍はこちら [PR] |
資 格 概 要
受験資格
●講習
1. 満20歳以上の健康な男女で以下のいずれかに該当する者。
2. スポーツ施設等で指導している方、あるいは指導者を目指している方。
●試験
日本体育施設協会主催のトレーニング指導士養成講習会を修了した者。
●スポーツ救急手当講習会プロバイダー【熱中症・感染防止(環境障害)】コース
スポーツ救急手当講習会基礎コース修了者、消防及び日赤救命資格等保有者
受験内容
●講習(3日間:16時間30分/定員100名)
□各種スポーツ施設の維持管理
- ① スポーツ施設(体育館・武道館等)の維持管理(90分)
- ② 屋外スポーツ施設の維持管理(人工芝を含む)(90分)
- ③ スポーツフロアーの維持管理(60分)
- ④ 水泳プールの維持管理
- ⑤ スポーツ施設の照明と維持管理(60分)
- ⑥ スポーツ施設の音響と維持管理(60分)
- ⑦ 芝生の造成と維持管理
- ⑧ スポーツ施設用器具の維持管理(60分)
□体育施設の劣化と保全(90分)
□スポーツ施設経営論(90分)
□スポーツ施設の法的責任(90分)
□スポーツマーケティング(90分)
□スポーツ救急手当講習会基礎コース(60分)
□スポーツ救急手当講習会(基礎コース)(60分)
- ① オリエンテーション(5分)
- 救急手当法の必要性について
- グループ分け
- ② デモンストレーション(15分)
- 傷病者発見
- 意識確認
- 応援要請
- 呼吸確認
- CPR+人工呼吸
- AED
- CPR&AED
- 救急隊到着
- ③ 実技実習(25分)
- CPR
- AED
- CPRの再開
- ④ 感染防御(15分)
- 講義
- 実技
●試験(1時間30分/定員100名)
- ① スポーツ施設(体育館・武道館等)の維持管理
- ② 屋外スポーツ施設の維持管理(人工芝を含む)
- ③ スポーツフロアーの維持管理
- ④ 水泳プールの維持管理
- ⑤ スポーツ施設の照明と維持管理
- ⑥ スポーツ施設の音響と維持管理
- ⑦ 芝生の造成と維持管理
- ⑧ スポーツ施設用器具の維持管理
- ⑨ 体育施設の劣化と保全
- ⑩ スポーツ施設経営論
- ⑪ スポーツ施設の法的責任
- ⑫ スポーツマーケティング
※希望者
●スポーツ救急手当講習会プロバイダー【熱中症・感染防止(環境障害)】コース(240分/定員80名)
- ① プログラムの目的(10分)
- 施設における環境障害の範囲・対象
- 施設管理・活動指導の責任
- ② 熱中症(80分)
- 概説
- 症状・4つの病態と重症度
- 発生のメカニズム
- 予防の基本施設・方法(小児への配慮)
- 暑さ指数(WBGT)について
- 発症したときの対応・応急手当(実技研修)
- ③ 低体温症・その他の環境障害(15分)
- 低体温症
- 日焼け・しもやけ(凍傷)
- その他有害物質(ペンキ塗建て等)
- ④ 感染症(20分)
- 概説
- 主要な形態(インフルエンザ/ノロウイルス)
- インフルエンザについて
- 更衣室・シャワー・トイレ等の衛生管理
- 施設管理責任(注意の掲示・申告の義務・入場の制限等)
- ⑤ 嘔吐物処理について(80分)
- ノロウイルスについて
- 基本的な防止対策
- 嘔吐物処理の仕方(実技研修)
- ⑥ まとめ(15分)
- ポイントの復習質疑・応答
願書申込み受付期間
●講習
6月上旬頃の7日間程度。
●試験
6月上旬頃の7日間程度。
●スポーツ救急手当講習会プロバイダー【熱中症・感染防止(環境障害)】コース
4月下旬〜5月上旬頃まで
受験日程
●講習
7月下旬頃の4日間
●試験
8月上旬頃
●スポーツ救急手当講習会プロバイダー【熱中症・感染防止(環境障害)】コース
6月下旬頃
受験地
東京
受験料
●講習
講習会会員及び学生:28,000円
一般:36,000円
●試験
15,000円(協会会員は10,000円)別途登録料20,000が必要です。
●スポーツ救急手当講習会プロバイダー【熱中症・感染防止(環境障害)】コース
8,100円
合格発表日
●試験
試験終了、約2ヶ月後
合格後の更新について
認定トレーニング指導士の有効期間は4年間です。
更新するためには、以下のいずれかひとつの要件を満たすことが必要です。
- 全国公認スポーツプログラマー研究大会兼全国体育施設管理者研修会への参加(受講料:6,000円)
- 全国体育施設研究協議大会への参加(受講料:5,000円)
- 生涯スポーツ・体力つくり全国会議への参加(受講料:2,000円)
- 各保有資格該当講習会の受講(受験は不要)(ホームページ参照)
- 公認スポーツプログラマーの有効な資格保有(4年ごとの更新費用:20,000円(税込))
- 公認資格者用サイト「公認資格者マイページ」での各保有資格該当のweb(ウェブ)研修受講(受講料:5,000円)
更新申請書類の提出は、資格有効期限の6か月前から1か月前まで
□資格更新費用(税込):
- 基礎(個人)登録料 :10,000円
- 資格登録料 :1資格ごとに 10,000円
更新せず失効扱いになった場合でも、更新に必要な義務研修の受講後、協会まで連絡することで再認定を受けられますが、失効期間が長期にわたる場合または、失効理由が正当ではない場合は再登録することができない場合があります。
受験申込・問合せ
●講習、試験
公益財団法人 日本体育施設協会 03-5972-1983
●スポーツ救急手当講習会プロバイダー熱中症・感染防止(環境障害)コース
公益財団法人 日本体育施設協会講習会 運営事務局 050-3776-5712
●更新
公益財団法人日本体育施設協会 指導者資格管理センター 050-3776-5715
ホームページ
参考書・問題集
関連書籍はこちら [PR]