防衛省職員
防衛省職員とは?
防衛省職員とは、陸・海・空自衛隊や防衛省本部などで研究・技術・事務職に携わる防衛省職員の一種。
改訂前の採用試験では、上級職員(研究・技術職)はI種、中級職員(技術・事務職)はII種、初級職員(一般事務・技術職)はIII種と3区分がありましたが、廃止され、平成24年度以降は、T種(研究職)が総合職(院卒者試験、大卒程度試験)、U種(行政職、技術職、研究職)が一般職(大卒程度試験)、V種(事務職、技術職)が一般職(高卒者試験)の合格者の中から採用されます。
なお、防衛省職員採用U種試験で行っていた試験区分「語学職」、「国際関係職区分」に関しては、引き続き、防衛省専門職員採用試験の合格者から採用されます。
その他情報
難易度は? | : | ★★★★☆(やや難しい)。 近年合格率は、 防衛省専門職員(英語):40.1% 防衛省専門職員(ロシア語):36.3% 防衛省専門職員(中国語):34.7% 防衛省専門職員(朝鮮語):50.0% 防衛省専門職員(フランス語):20.0%。 スクールなどを利用してしっかりした対策を。
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就職は? | : | 陸・海・空自衛隊や防衛省本部など | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 陸・海・空自衛隊や防衛省本部などで研究・技術・事務職を行います。 |
資 格 概 要
受験資格
●【防衛省専門職員】
- 21歳以上30歳未満の者
- 21歳未満の者で次に掲げるもの
- (ア) 大学を卒業した者及び試験年度の3月までに大学を卒業する見込の者並びに防衛省がこれらの者と同等の資格があると認める者。
- (イ) 短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び試験年度の3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込の者並びに防衛省がこれらの者と同等の資格があると認める者
●【その他区分については以下をご覧下さい。】
□防衛省採用T種試験(研究職) → 国家公務員採用総合職試験
□防衛省採用U種試験(行政職、技術職、研究職) → 国家公務員採用一般職試験
□防衛省採用V種試験(専門職、技術職) → 国家公務員採用一般職試験
※この試験を受けられない者
- (1) 日本の国籍を有しない者
- (2) 国家公務員法第38条の規定に該当する者
- 成年被後見人又は被保佐人
- 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又は執行を受けることがなくなるまでの者
- 懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から二年を経過しない者
- 人事院の人事官又は事務総長の職にあつて、第百九条から第百十二条までに規定する罪を犯し刑に処せられた者
- 日本国憲法 施行の日以後において、日本国憲法 又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
試験内容
【防衛省専門職員】
●1次試験
□基礎能力試験(多肢選択式:40題)
1.知能分野(27題)
- ① 文章理解
- ② 判断推理
- ③ 数的推理
- ④ 資料解釈
2.知識分野(13題)
- ① 自然
- ② 人文
- ③ 社会(時事を含む)
□専門試験
[語学区分(記述式)]
1.英語(5題)・・・・
- ① 英文解釈
- ② 語彙問題
- ③ 英文法
- ④ 英作文
2.ロシア語(5題)・・・・
- ① 露文和訳
- ② 和文露訳
- ③ 露文法
3.中国語(5題)・・・・
- ① 中文和訳
- ② 和文中訳
- ③ 中文法
4.朝鮮語(5題)・・・・
- ① 朝文和訳
- ② 和文朝訳
- ③ 朝文法
[国際関係(記述式)]
1.英語(5題)・・・・
- ① 英文解釈
- ② 語彙問題
- ③ 英文法
- ④ 英作文
2.ロシア語(5題)・・・・
- ① 露文和訳
- ② 和文露訳
- ③ 露文法
3.中国語(5題)・・・・
- ① 中文和訳
- ② 和文中訳
- ③ 中文法
4.朝鮮語(5題)・・・・
- ① 朝文和訳
- ② 和文朝訳
- ③ 朝文法
□論文試験
課題に対する総合的な判断力、思考力及び表現力についての筆記試験
●2次試験
□口述試験
人柄、対人的能力などについての個別面接
□身体検査
主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む)、尿、その他一般内科系検査
●【その他区分については以下をご覧下さい。】
□防衛省採用T種試験(研究職) → 国家公務員採用総合職試験
□防衛省採用U種試験(行政職、技術職、研究職) → 国家公務員採用一般職試験
□防衛省採用V種試験(専門職、技術職) → 国家公務員採用一般職試験
合格基準
□第1次試験
筆記試験の粗点を、各試験種目別にウエイト換算し、換算合計の満点を100点として、各基準点に達しない者は、不合格となります。
基準に達している者の中から、成績上位者より第1次試験は合格となります。
□第2次試験
口述試験の評定をA〜Eの5段階で評定し、D以下については不合格となります。
□身体検査
勤務に支障があるかどうかを医官が判定し合否を決定します。
□最終合格者
口述試験の評定A及びBの者全員と、口述試験Cの者のうち、第1次試験得点上位者より決定します。
●基準点
【語学職】
□基礎能力試験・・・・40点満点中、12点以上
□専門試験(記述式)・・・・100点満点中、40点以上
【国際関係職】
□基礎能力試験・・・・40点満点中、12点以上
□専門試験(多肢選択式)・・・・30点満点中、12点以上
□専門試験(記述式)・・・・100点満点中、40点以上
身体上の障害等に係る特別措置について
身体に障害があるため、着席位置の指定、車いすの使用、補聴器の使用などの措置をを必要とする方については、申込期間中に申し出て下さい。障害の程度により、何らかの措置を講じて受験することが可能です。
願書申込み受付期間
●防衛省専門職員/語学職、国際関係職区分
4月上旬〜中旬頃までの20日間程度。
試験日程
●防衛省専門職員/語学職、国際関係職区分
□一次試験・・・・5月下旬頃
□二次試験・・・・7月上旬〜中旬頃の指定された日
●【その他区分については以下をご覧下さい。】
□防衛省採用T種試験(研究職) → 国家公務員採用総合職試験
□防衛省採用U種試験(行政職、技術職、研究職) → 国家公務員採用一般職試験
□防衛省採用V種試験(専門職、技術職) → 国家公務員採用一般職試験
受験地
●防衛省専門職員/語学職、国際関係職区分
□一次試験・・・・札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、嘉手納
□二次試験・・・・東京、大阪
●【その他区分については以下をご覧下さい。】
□防衛省採用T種試験(研究職) → 国家公務員採用総合職試験
□防衛省採用U種試験(行政職、技術職、研究職) → 国家公務員採用一般職試験
□防衛省採用V種試験(専門職、技術職) → 国家公務員採用一般職試験
受験料
無料
合格発表日
●防衛省専門職員/語学職、国際関係職区分
□一次試験・・・・6月下旬頃
□二次試験・・・・7月下旬頃
●【その他区分については以下をご覧下さい。】
□防衛省採用T種試験(研究職) → 国家公務員採用総合職試験
□防衛省採用U種試験(行政職、技術職、研究職) → 国家公務員採用一般職試験
□防衛省採用V種試験(専門職、技術職) → 国家公務員採用一般職試験
受験申込・問合せ
- 防衛省大臣官房秘書課 総合職(事務系)採用担当
03-3268-3111 内線25000、25006 - 防衛省 大臣官房秘書課 人事企画係担当(技術系)
03-3268-3111 内線22145、22114 - 防衛省 大臣官房秘書課 試験企画係(一般職、高卒)
03-3268-3111 内線25002、25005 - 防衛省 大臣官房秘書課 試験企画係(防衛省専門職員)
03-3268-3111 内線25000、25006 - 北海道防衛局 総務部総務課人事係 011-272-7578
- 東北防衛局 総務部総務課人事係 022-297-8209
- 東海防衛支局 総務課人事係 052-952-8221
- 近畿中部防衛局 総務部総務課人事係 06-6945-4951
- 中国四国防衛局 総務部総務課人事係 082-223-7105
- 九州防衛局 総務部総務課人事係 092-474-8815
- 沖縄防衛局 総務部総務課人事係 098-921-8140
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参考書・問題集
防衛省職員に関連する資格
総合職試験(院卒者、大卒程度) 一般職試験(大卒程度、高卒者)