発破技士
発破技士とは?
発破技士とは、土木工事現場や採石現場で爆発物を取り扱い、山などを切り崩すなど、発破業務全般を行う爆発物の専門家です。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 実務経験者が受験するが、近年合格率は、60.2%ほど。
|
||||||||||||||||||||||||||||
就職は? | : | 土木作業や採石現場。この資格がないと発破業務はできないめ、月に数万円の資格手当を支給する企業もあります。 | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 発破におけるせん孔、装填、結線、点火、残薬の点検、不発薬処理の業務を行います。 | ||||||||||||||||||||||||||||
年収は? | : | ダム・トンネル掘削従事者,採掘従事者の平均年収は482.1万円(賞与込)です。
(2023年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より) |
参考書はこちら [PR] |
資 格 概 要
受験資格
制限無し。 但し、合格後、免許申請時に実務経験等を証明する以下の書類の添付が必要になります。
- 学校教育法による大学、高等専門学校、高等学校又は中等教育学校において、応用化学、採鉱学又は土木工学に関する学科を専攻して卒業した者で、その後3ヵ月以上発破の業務について実地修習を経た者。
- 発破の補助作業の業務に6ヵ月以上従事した経験を有する者。
- 発破実技講習を修了した者。
試験内容
20問/2時間(科目免除者は1時間)
- ① 発破の方法(10問)
- ② 火薬類の知識(5問)
- ③ 火薬類の取り扱い(5問)
合格基準
以下の全ての条件を満たすことで合格となります。
- 総得点が、満点中60%以上の得点率
- 各科目が、満点中40%以上の得点率
免除(科目等)について
導火線発破技士又は電気発破技士の免許証を有する者は、A、Bが免除されます。
身体上の障害等に係る特別措置について
障害のある方で特別措置を希望される場合は、申請前に安全衛生技術センターに相談して下さい。
願書申込み受付期間
地域により異なりますので、実施先までお問い合わせ下さい。
試験日程
地域により異なりますので、実施先までお問い合わせ下さい。
(各センター年1回〜2回実施)
受験地
実施先の管轄住所のセンターで受験。
受験料
8,800円
合格発表日
実施先までお問い合わせ下さい。
試験合格後、免許を申請するためには、実務経験等の証明が必要となります。
詳細は免許試験合格者等のための免許申請書等手続の手引きをご覧下さい。
合格後の更新について
甲種または乙種火薬類取扱保安責任者の免状または発破技士の免許は一度取得すれば終身有効ですが、手帳は2年に一回ごとの更新講習を受講する必要があります。更新講習を受講しなかった場合は手帳は失効するため実務に従事できません。 ただし、前述の通り保安責任者免状・発破技士免許は終身有効であるため、手帳が失効しても再取得のための講習を受講すれば再び手帳を取得することが可能です。
受験申込・問合せ
- 公益財団法人 安全衛生技術試験本部 03-5275-1088
- 北海道安全衛生技術センター 0123-34-1171
- 東北安全衛生技術センター 0223-23-3181
- 関東安全衛生技術センター 0436-75-1141
- 中部安全衛生技術センター 0562-33-1161
- 近畿安全衛生技術センター 079-438-8481
- 中国四国安全衛生技術センター 084-954-4661
- 九州安全衛生技術センター 0942-43-3381
ホームページ
参考書・問題集
参考書はこちら [PR]
発破技士に関連する資格
地山の掘削及び土止め支保工作業主任者 採石のための掘削作業主任者