自動車整備士
自動車整備士とは?
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 ●学科試験 1級小型:59.1% 2級ガソリン:86.8% 2級ジーゼル:93.4% 2級シャシ:86.0% 2級2輪:78.0% 3級シャシ:67.4% 3級ガソリン:65.6% 3級ジーゼル:57.6% 3級2輪:83.0% 電気装置:82.3% 車体:92.5%ほど。 ●口述試験 1級小型自動車:97.5% ●実技試験 1級小型自動車:97.5% 2級ガソリン:41.7% 2級ジーゼル:33.3% 3級ガソリン:57.3% 3級自動車シャシ:48.8%ほど。 |
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就職は? | : | 自動車ディーラー、バイク屋さんなど。自動車整備士の有資格者数は圧倒的に少なく、慢性的な不足状態であるため、将来的にも安定している。(ただし、常に新しい技術を勉強しなくてはなりません) | ||||||
仕事内容は? | : | 自動車・オートバイなどの点検、整備、調整などを行います。 | ||||||
年収は? | : | 自動車整備・修理従事者の平均年収は487.6万円(賞与込)です。
(2023年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より) |
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資 格 概 要
受験資格
●1級
- 2級合格後、3年以上の実務経験者
- 国土交通省指定の1級自動車整備士養成課程修了者
●2級
- 3級合格後、3年以上の実務経験者
- 大学、高専、高校、職能学校の指定学科修了者で3級合格後、1年6ヶ月以上の実務経験者
- 職業能力開発総合大学校産業機械工学科修了者など
●3級
- 15歳以降に、1年以上の実務を経験した者
- 大学、高専、高校、職能学校、3級課程で指定学科修了した者
- 大学、高専、高校、職能学校の指定学科修了者、高校の機械科卒業者、自動車整備科合格者で、6ヶ月以上の実務経験者
※試験区分は以下のとおりです。など
●1級自動車整備士
- 1級大型自動車整備士
- 1級小型自動車整備士
- 1級2輪自動車整備士
(上記の中から1種類を選択受験)
●2級自動車整備士
- 2級ガソリン自動車整備士
- 2級ジーゼル自動車整備士
- 2級自動車シャシ整備士
- 2級2輪自動車整備士
(上記の中から1種類を選択受験)
●3級自動車整備士
- 3級自動車シャシ整備士
- 3級ガソリン・エンジン自動車整備士
- 3級ジーゼル・エンジン自動車整備士
- 3級2輪自動車整備士
(上記の中から1種類を選択受験)
●特殊整備士
- 自動車タイヤ整備士
- 自動車電気装置整備士
- 自動車車体整備士
(上記の中から1種類を選択受験)
試験内容
※各種別ともそれぞれの科目に関して、学科試験(1級は筆記試験と口述試験)と
実技試験が行われます。
●1級自動車整備士
□筆記及び口述
- ① 構造、機能及び取扱い法
- ② 点検、修理、調整及び完成検査の方法
- ③ 整備用機械に関する初等知識
- ④ 整備用の試験機、計量器及び工具の構造、機能及び取扱い法
- ⑤ 材料及び燃料油脂の性質及び用法
- ⑥ 図面に関する一般知識
- ⑦ 保安基準その他の自動車の整備に関する法規
□実技試験
- ① 基本工作
- ② 点検、分解、組立て、調整及び完成検査
- ③ 修理
- ④ 整備用の試験機、計量器及び工具の取扱い
●2級自動車整備士
- ① 構造、機能及び取扱い法に関する一般知識
- ② 点検、修理、調整及び完成検査の方法
- ③ 整備用の試験機、計量器及び工具の構造、機能及び取扱法に関する一般知識
- ④ 材料及び燃料油脂の性質及び用法に関する一般知識
- ⑤ 図面に関する初等知識
- ⑥ 保安基準その他の自動車の整備に関する法規
□実技試験
- ① 基本工作
- ② 点検、分解、組立て、調整及び完成検査
- ③ 修理
- ④ 整備用の試験機、計量器及び工具の取扱い
●3級自動車整備士
- ① 構造、機能及び取扱い法に関する初等知識
- ② 点検、修理及び調整に関する初等知識
- ③ 整備用の試験機、計量器及び工具の構造、機能及び取扱法に関する初等知識
- ④ 材料及び燃料油脂の性質及び用法に関する初等知識
- ⑤ 保安基準その他の自動車の整備に関する法規
□実技試験
- ① 基本工作
- ② 点検、分解、組立て、調整及び完成検査
- ③ 修理
- ④ 整備用の試験機、計量器及び工具の取扱い
●特殊整備士
- ① 構造、機能及び取扱法
- ② 点検、修理、調整及び完成検査の方法
- ③ 整備用機械に関する初等知識
- ④ 整備用の試験機、計量器及び工具の構造、機能及び取扱法
- ⑤ 材料の性質及び用法
- ⑥ 図面に関する一般知識
- ⑦ 保安基準その他の自動車の整備に関する法規
□実技試験
- ① 基本工作
- ② 点検、分解、組立て、調整及び完成検査
- ③ 修理
- ④ 整備用の試験機、計量器及び工具の取扱い
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合格基準
●一級小型
□学科試験
以下の全ての条件を満たすことで合格となります。
- 50点満点中、40点以上の成績。
- それぞれの分野ごとに40パーセント以上の成績。
□実技試験
40点満点中32点以上の成績であって、かつ、各問題の配点に対して、それぞれ40%以上の成績で合格となります。
●二級ガソリン
□学科試験
以下の全ての条件を満たすことで合格となります。
- 40点満点中、28点以上の成績。
- それぞれの分野ごとに40パーセント以上の成績。
□実技試験
30点満点中18点以上の成績であって、かつ、各問題の配点に対して,それぞれ40%以上の成績で合格となります。
●二級ジーゼル
以下の全ての条件を満たすことで合格となります。
- 40点満点中、28点以上の成績。
- それぞれの分野ごとに40パーセント以上の成績。
●二級シャシ
以下の全ての条件を満たすことで合格となります。
- 30点満点中、21点以上の成績。
- それぞれの分野ごとに40パーセント以上の成績。
●三級ガソリン・ジーゼル・2輪
30点満点に対し21点以上で合格となります。
●三級自動車シャシ
□学科試験
- 30点満点中、21点以上の成績で合格となります。
□実技試験
30点満点中18点以上の成績で合格となります。
●電装・車体
- 40点満点中、28点以上の成績。
□実技試験
以下の全ての条件を満たすことで合格となります。
- 40点満点中、32点以上の成績。
- 各問題の配点に対して、それぞれ40%以上の成績。
免除(科目等)について
学歴・職務経歴等により、科目免除制度があります。詳しくはこちらをご覧ください。
願書申込み受付期間
◎検定試験
- ① 5月上旬頃の10日間ほど(2級自動車シャシのみ)
◎登録試験
- ② 8月上旬頃の5日間ほど
- ③ 1月中旬〜下旬頃の5日間ほど
試験日程
◎検定試験
□学科
- ① 7月下旬頃
□実技
- ① 9月上旬頃(年1回)
◎登録試験
□学科
- ② 10月上旬頃
- ③ 3月下旬頃(1級口述は5月上旬頃)
□実技
- ② 1月中旬頃
- ③ 8月下旬頃(年2回)
受験地
◎登録試験
□学科
原則として各自動車整備振興会所在地の都道府県等
□実技
札幌、宮城、新潟、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡
受験料
◎検定試験
□学科
種類1件につき9,300円
(1級以外は:7,200円、学科試験及び実技試験の全免除者は、2,450円)
□実技
14,000円
◎登録試験
●1級
□学科・・・・9,300円
□実技試験・・・・14,000円
●2級・3級・電送・車体
□学科・・・・7,200円
□実技試験・・・・14,000円
合格発表日
試験終了、約2週間後
受験申込・問合せ
- 国土交通省自動車交通局技術安全部整備課 03-5253-8111(内線42414)
- 一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会 03-3404-6141
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