海上特殊無線技士
海上特殊無線技士とは?
船舶職員としてレーダの取り扱いや、他船との無線交信の際に使用するVHF無線電話装置などを取り扱う技術者です。
第三級総合無線通信士の有資格者は、一級の無線工学と法規が免除され、第四級総合無線通信士の有資格者は、一級・二級・三級のの無線工学が免除されます。
産業用ドローンに多く使われている5.7Ghz帯を使用するためには「第3級以上の陸上特殊無線技士」が、ドローンレースに使用されるFPV対応ゴーグルを扱うには「4級以上のアマチュア無線技士」資格が必要です。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。近年合格率は、 一級:55.7% 二級:83.2% 三級:95.1% レーダー級:84.4%ほど。 過去問に似た問題が多く出題されますので、過去問をしっかりと学習しておきましょう。
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就職は? | : | 航海士、海上保安庁、交通管制官など。就職や転職などに有利に働くので、取得していても損はない資格です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 国際VHF波、小無線局、またはVHFによる小規模海岸局などの無線設備、漁業通信システム、無線電話などの設備の操作を行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●一級
- ① 無線工学・法規(12問・12問/1時間※)
- ② 英語(5問/30分以内)
- ③ 電気通信術
(※無線工学が免除される方の試験時間は30分となります。)
●二級
- ① 無線工学・法規(12問・12問/1時間※)
(※無線工学が免除される方の試験時間は30分となります。)
●三級
- ① 無線工学・法規(10問・20問/1時間※)
(※無線工学が免除される方の試験時間は40分となります。)
●レーダー級
- ① 無線工学・法規(12問・12問/1時間)
合格基準
●一級
- ① 無線工学:60点満点中、40点以上
- ② 法規:60点満点中、40点以上
- ③ 英会話:100点満点中、60点以上
- ④ 電気通信術:
- 電話送話:100点満点中、80点以上
- 電話受話:100点満点中、80点以上
●二級
- ① 無線工学:12問中中、8問以上
- ② 法規:12問中中、8問以上
●三級
- ① 無線工学:10問中、6問以上
- ② 法規:20問中、12問以上
●レーダー級
- ① 無線工学:60点満点中、40点以上
- ② 法規:60点満点中、40点以上
身体上の障害等に係る特別措置について
試験実施方法等について措置を希望される場合は、受験地を担当する事務所にお問い合わせください。
願書受付期間
●一級、レーダー級
□インターネット、郵送:
- ① 4月上旬〜下旬頃まで
- ② 8月上旬〜下旬頃まで
- ③ 12月上旬〜下旬頃まで
●二級、三級
随時
試験日程
●一級、レーダー級
- ① 6月中旬頃
- ② 10月下旬頃
- ③ 2月上旬頃(年3回)
●二級、三級
随時(申請の日から14日以降の日で選択可能)
受験地
●一級、レーダー級
東京、札幌、仙台、長野、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、熊本、那覇
●二級、三級
受験料
●一級・・・・7,500円
●二級・三級・レーダー級・・・・5,600円
※ 別途郵送料:63円が必要になります。
合格発表日
●一級、レーダー級
実施先までお問い合わせ下さい。
●二級、三級
後日発表。
受験申込・問合せ
- 公益財団法人 日本無線協会 本部 03-3533-6022
- 北海道支部 011-271-6060
- 東北支部 022-265-0575
- 信越支部 026-234-1377
- 北陸支部 0762-22-7121
- 東海支部 052-951-2589
- 近畿支部 06-6942-0420
- 中国支部 082-227-5253
- 四国支部 089-946-4431
- 九州支部 096-356-7902
- 沖縄支部 098-840-1816
- CBTソリューションズ 03-5209-0553
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