乾燥設備作業主任者
乾燥設備作業主任者とは?
乾燥設備作業主任者とは、乾燥設備においての危険物なども扱う作業の安全確保を担う、作業責任者です。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やさしい)。 合格率は、おおよそ95%。 講習と修了考査で取得できます。 |
就職は? | : | 作業者の監督的な立場であり特殊技能であるため就職に関しても安定したニーズがあるうえ、企業内での昇進や昇格もあわせて期待できます。 |
仕事内容は? | : | 危険物乾燥設備や一定以上の規模で熱源として燃焼設備や電力を伴う乾燥設備での作業において有害な溶液の取扱や、乾燥施設の点検、労働災害の防止などを行います。 |
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資 格 概 要
受講資格
18歳以上で以下に該当する者。
- 乾燥設備の取扱作業に5年以上従事した者。
- 大学又は高専の理科系卒業者で、乾燥設備の設計・製作検査・取扱作業1年
以上の実務経験者 - 高校の理科系卒業者で、乾燥設備の設計・製作検査・取扱作業に2年以上の
実務経験者。
※2.及び3.については、卒業証明書が必要になります。
受講内容
16時間/2日間で行われます。
- ① 乾燥設備及びその付属設備の構造及び取扱いに関する知識(4時間)
- 乾燥設備の種類及び構造
- 熱源の概要
- 加熱装置の種類
- 構造及び取扱い
- 換気装置
- 温度調整装置
- 温度測定装置
- 安全装置その他の附属設備の構造
- 機能及び取扱い
- ② 乾燥設備、その付属設備等の点検設備及び異常時の処置に関する知識(4時間)
- 乾燥設備の構造部分
- 加熱装置及び換気装置
- 温度調整装置
- 温度測定装置
- 安全装置その他の附属設備の点検整備及び異常時における応急の処置
- 停電時及び乾燥物の異常時における応急の処置
- 乾燥設備の設置場所等の点検整備
- ③ 乾燥作業の管理に関する知識(5時間)
- 熱源の危険性
- 乾燥物の性状及び危険性
- 乾燥の方法
- 乾燥後の処置
- 爆発、火災、中毒等の防止
- 作業標準
- 可燃性ガス等の検知の方法
- 保護具
- 消火及び救急の方法
- ④ 関係法令(2時間)
- 労働安全衛生法
- 労働安全衛生法施行令(昭和四十七年政令第三百十八号)及び労働安全衛生規則中の関係条項
- ⑤ 修了考査(筆記試験/1時間)
修了試験の合格基準
以下の条件すべてを満たすことで合格となります。
- 各科目の得点が、満点中40%以上の得点率
- 全科目の合計得点が、満点中60%以上の得点率
願書申込み受付期間
実施先までお問い合わせ下さい。
受講日程
各指定教習機関により異なります。(講習は2日間)
受講地
実施先までお問い合わせ下さい。
受講料
各指定教習機関により異なりますが、おおむね13,200円程度(テキスト代:1,650円別途要)
合格発表日
実施先までお問い合わせ下さい。
受講申込・問合せ
- 公益財団法人 東京労働基準協会連合会 03-5678-5556
- 各都道府県労働局安全課、労働基準監督局、各都道府県労働基準協会連合会
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