消防官(T類、U類、V類、専門系)
消防官(T類、U類、V類、専門系)とは?
火災や震災から国民の生活を守り、財産や平和な生活と安全を守ることを職務とする公務員です。消防官として採用されると、全寮制の消防学校に入校し、9〜12ヵ月程度の期間、教育を受けることになります。
令和6年度消防官T類及び専門系において、東京消防庁採用試験(選考)の受験年齢が30歳未満から36歳未満までに引上げられます。
その他情報
難易度は? | : | ★★★★☆(やや難しい)。 近年合格率は、 専門系:15.3% T類:6.1% V類:13.4%ほど(東京)。 |
就職は? | : | 各地の消防署 |
仕事内容は? | : | 火災の鎮圧・救助業務のほか、火災の原因調査や損害調査、防災技術、危険物対策等の研究・開発事務、防火・防災指導など |
資 格 概 要
受験資格
●T類
1.受験年の4月1日で22歳以上30歳未満の者。
2.21歳以下の大学卒業者及び卒業見込みの者。又は同等の資格を有する者。
●U類・・・・受験年の4月1日で30歳未満の者。
●V類・・・・受験年の4月1日で18歳以上22歳未満の者。
●専門系
- 受験年の4月1日で30歳未満の者で学校教育法に基づく大学(短期大学を除く)の卒業者(卒業見込みを含む)。又は同等の資格を有する者。
●T類事務・・・・受験年の4月1日で18歳以上22歳未満の者。
●U類事務・・・・受験年の4月1日で18歳以上22歳未満の者。
●V類事務・・・・受験年の4月1日で18歳以上22歳未満の者。
●自動車整備・・・・受験年の4月1日で18歳以上35歳未満の者。
●その他身体基準
- 身長・・・・160cm以上
- 体重・・・・50kg以上
- 握力・・・・40kg以上
- 胸囲・・・・身長の概ね1/2以上
- 聴力・・・・正常であること
- 肺活量・・・・3,000cc以上
- 視力・・・・裸眼視力0.3以上で色覚正常
※以下に該当する方は受験できません。
- 日本国籍を有しない人
- 地方公務員法第16 条の欠格条項(※)に該当する人(受験申込書裏面参照)
- 現在、東京消防庁の職員である人
※民法の一部を改正する法律(平成11年法律第149 号)附則第3条第3項の
規定により従前の例によることとされる準禁治産者を含む。
試験内容
専門系
●一次試験
□教養試験(5肢択一式:45問/2時間)
1.知能分野
- ① 文章理解
- ② 英文理解
- ③ 判断推理
- ④ 空間概念
- ⑤ 数的処理
- ⑥ 資料解釈
2.知識分野
- ① 人文科学(国語、歴史、地理)
- ② 社会科学(法学、政治、経済、社会事情)
- ③ 自然科学(数学、物理、化学、生物)
□専門試験(記述式:6問中4問選択解答/2時間30分)
- ① 以下の科目から選択
- 法律:憲法、行政法、刑法、民法(親族・相続法を除く)、刑事訴訟法、民事訴訟法
- 建築:建築構造、建築材料、建築計画(都市計画を含む)、構造力学、建築史、建築施工、建築法規、建築設備
- 電気:電磁気学、電気回路、電気機器、電気応用、発送配電、電気関係法規
- 電子・通信:電磁気学、電子回路、情報処理工学、電子計測、電子機器、電子物性、通信
- 化学:有機化学、無機化学、分析化学、物理化学、工業化学
- 物理:物理数学、電磁気学、力学、熱力学、量子力学、相対論
- 土木:土木施工、土質工学、構造力学、コンクリート工学、測量、都市計画、水理学、土木応用力学、土木材料
- 機械:機械材料、材料力学、流体力学、熱力学(熱機関を含む)、機械工学、機械力学、機械設計
- ② 論文試験・・・・(課題式1題:800字以上1200字程度/1時間30分)
●二次試験
- 身体・体力検査
- 適性検査
- 口述試験・・・・個人面接・集団討論
※身体検査合格基準
- 身長・・・・男子:160p以上の者。女子:155p以上の者。
- 体重・・・・男子:概ね50s以上。女子:概ね45s以上。
- 胸囲・・・・身長の概ね2分の1以上。
- 視力・・・・両眼とも裸眼視力0.7以上かつ、一眼0.3以上。
- 聴力・・・・正常なもの
- 肺活量・・・・男子:3,000cc以上の者。女子:2,500cc上の者。
- 体力検査・・・・1km走、反復横とび、上体起こし、立ち幅とび、長座体前屈、握力、腕立て伏せ
T類・U類
●一次試験
□教養試験(5肢択一式:45問/2時間)
1.知能分野
- ① 文章理解
- ② 英文理解
- ③ 判断推理
- ④ 空間概念
- ⑤ 数的処理
- ⑥ 資料解釈
2.知識分野
- ① 人文科学(国語、歴史、地理)
- ② 社会科学(法学、政治、経済、社会事情)
- ③ 自然科学(数学、物理、化学、生物)
□論文試験(800字以上1200字程度/1時間30分)
□適性検査・・・・消防官としての適性についての検査
●二次試験
- 身体・体力検査
- 口述試験・・・・個人面接・集団討論
※身体検査合格基準
- 身長・・・・男子:160p以上の者。女子:155p以上の者。
- 体重・・・・男子:概ね50s以上。女子:概ね45s以上。
- 胸囲・・・・身長の概ね2分の1以上。
- 視力・・・・両眼とも裸眼視力0.7以上かつ、一眼0.3以上。
- 聴力・・・・正常なもの
- 肺活量・・・・男子:3,000cc以上の者。女子:2,500cc上の者。
- 体力検査・・・・1km走、反復横とび、上体起こし、立ち幅とび、長座体前屈、握力、腕立て伏せ
V類
●一次試験
□教養試験(5肢択一式:45問/2時間)
1.知能分野
- ① 文章理解
- ② 英文理解
- ③ 判断推理
- ④ 空間概念
- ⑤ 数的処理
- ⑥ 資料解釈
2.知識分野
- ① 人文科学(国語、歴史、地理)
- ② 社会科学(法学、政治、経済、社会事情)
- ③ 自然科学(数学、物理、化学、生物)
□作文試験(800字以上1200字程度/1時間30分)
□適性検査・・・・消防官としての適性についての検査
●二次試験
- 身体・体力検査
- 口述試験・・・・個人面接・集団討論
※身体検査合格基準
- 身長・・・・男子:160p以上の者。女子:155p以上の者。
- 体重・・・・男子:概ね50s以上。女子:概ね45s以上。
- 胸囲・・・・身長の概ね2分の1以上。
- 視力・・・・両眼とも裸眼視力0.7以上かつ、一眼0.3以上。
- 聴力・・・・正常なもの
- 肺活量・・・・男子:3,000cc以上の者。女子:2,500cc上の者。
- 体力検査・・・・1km走、反復横とび、上体起こし、立ち幅とび、長座体前屈、握力、腕立て伏せ
願書申込み受付期間
□T類(年2回)
- ① 3月中旬〜4月上旬頃まで
- ② 7月下旬〜8月上旬頃まで
□V類
7月上旬〜下旬頃まで
□専門系
3月中旬〜4月上旬頃まで
試験日程
●一次試験
□T類・・・・@5月中旬、A9月下旬頃(年2回)
□V類・・・・9月上旬頃
□専門系・・・・4月下旬頃
●二次試験(身体・体力検査)・・・・一次試験合格者のみ実施。
□T類・・・・@6月下旬、A11月上旬頃
□V類・・・・11月上旬の指定された日
□専門系・・・・6月上旬頃
●二次試験(口述試験・適性検査)・・・・一次試験合格者のみ実施。
□T類・・・・@6月下旬〜7月上旬頃の指定された日、A11月中旬頃の指定された日
□V類・・・・11月中旬頃の指定された日
□専門系・・・・6月上旬頃
受験地
●一次試験
□T類・・・・東京、大阪、福岡
□V類・・・・東京、札幌、秋田、盛岡、郡山、大阪、福岡、長崎、鹿児島
□専門系・・・・東京
●二次試験(身体・体力検査)・・・・一次試験合格者のみ実施。
□T類・・・・東京
□V類・・・・東京、札幌、秋田、盛岡、郡山、大阪、福岡、長崎、鹿児島
□専門系・・・・東京
受験料
無料
合格発表日
●一次試験
□T類・・・・@6月中旬、A10月中旬頃(年2回)
□V類・・・・10月中旬頃
□専門系・・・・5月下旬頃
●二次試験(身体・体力検査)・・・・一次試験合格者のみ実施。
□T類・・・・@7月下旬頃、A12月中旬頃(年2回)
□V類・・・・12月中旬頃
□専門系・・・・7月下旬頃
受験申込・問合せ
東京消防庁人事部人事課採用係 0120-119-882