登録販売者
登録販売者とは?
登録販売者とは、2009年から施行される改正薬事法で定められた、第二類(かぜ薬。解熱鎮痛薬、胃腸鎮痛鎮けい薬など)および第三類(ビタミンB・C含有保健薬、主な整腸薬、消化薬など)一般用医薬品を販売する際に、2009年6月より必要となる資格。ただし、書面情報提供義務がある第一類医薬品、毒劇薬の販売等や医療用医薬品、調剤は行えない。合格基準は、総出題数に対し7割程度の正答以上で合格となります。
また、平成27年度からの試験では受験資格が撤廃され、誰でも受験可能となりました。ただし、正登録販売者として登録するには、28年度以降は、過去5年以内に2年以上の実務経験が必要となります。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 各都道府県により問題が違うので、難易度はまちまち。合格率は各都道府県により違う。近年合格率は、49.2%ほど。
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就職は? | : | 薬局・薬店・ドラッグストア、コンビニエンスストアなど。、第二類および第三類医薬品販売の許可を得るために、「登録販売者」有資格者獲得の動きが多く見られ、今後、注目を集めそうな資格です。 | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | OTC(Over The Counter カウンター越し)で一般用医薬品(薬局や薬店等で処方箋無しで買える医薬品)に関する薬情報提供や服薬指導を行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
1. 医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問/40分)
- ① 医薬品概論
- ② 医薬品の効き目や安全性に影響を与える要因
- ③ 適切な医薬品選択と受診勧奨
- ④ 薬害の歴史
2. 人体の働きと医薬品(20問/40分)
- ① 人体の構造と働き
- ② 薬の働く仕組み
- ③ 症状からみた主な副作用
3. 主な医薬品とその作用(40問/80分)
- ① 精神神経に作用する薬
- ② 呼吸器官に作用する薬
- ③ 胃腸に作用する薬
- ④ 心臓などの器官や血液に作用する薬
- ⑤ 排泄に関わる部位に作用する薬
- ⑥ 婦人薬
- ⑦ アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)
- ⑧ 鼻に用いる薬
- ⑨ 眼科用薬
- ⑩ 皮膚に用いる薬
- ⑪ 歯や口中に用いる薬
- ⑫ 禁煙補助剤
- ⑬ 滋養強壮保健薬
- ⑭ 漢方処方製剤・生薬製剤
- ⑮ 公衆衛生用薬
- ⑯ 一般用検査薬
4. 薬事関係法規・制度(20問/40分)
- ① 薬事法の目的
- ② 医薬品の分類・取扱い等
- ③ 医薬品の販売業の許可
- ④ 医薬品販売に関する法令遵守
5. 医薬品の適正使用・安全対策(20問/40分)
- ① 医薬品の適正使用情報
- ② 医薬品の安全対策
- ③ 医薬品の副作用等による健康被害の救済
- ④ 一般用医薬品に関する主な安全対策
- ⑤ 医薬品の適正使用のための啓発活動
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合格基準
以下全ての基準を満たした者が、合格となります。
- 総得点のおおよそ70%以上の得点率
- 実地問題のおおよそ35%以上の得点率
身体上の障害等に係る特別措置について
視覚、聴覚、音声機能若しくは言語機能に障害を有する者で受験を希望する者は、受験申し込み前の指定された日までに試験地を管轄する各都道府県の専用相談窓口へ申し出ることで、受験の際にその障害の状態に応じて必要な配慮を講じてもらえます。(障害者手帳、医師の診断書等が必要)
願書申込み受付期間
各都道府県により異なります。詳しくは各都道府県薬務課まで
試験日程
年1回以上実施。各都道府県により異なります。詳しくは各都道府県薬務課まで
受験地
全国各地
受験料
各都道府県により異なります。13,000円〜18,100円(収入証紙)
合格発表日
各都道府県により異なります。詳しくは各都道府県薬務課まで
受験申込・問合せ
- 各都道府県薬務課
- 厚生労働省 医薬食品局 医薬食品局総務課分室
ホームページ
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