東京都公害防止管理者
東京都公害防止管理者とは?
中小企業において環境確保条例の規定に基づく工場で公害を防止する管理者です。東京都公害防止管理者の資格を取得されると、東京都下水道条例(第7条の16)に定められた水質管理責任者(甲・乙)に選任されることも可能となります。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やさしい)。講習と修了考査で取得できます。ただし、修了テスト合格後、資格登録を行う必要があります。 |
就職は? | : | 精錬業、製造・製鋼業、肥料製造業など。東京都の環境確保条例で規定されている工場を有するでは公害防止管理者を専任することが義務づけられているため、そのニーズは高く、給料や手当・昇格などにも差が出ます。 |
仕事内容は? | : | 公害発生の可能性が高い工場への公害防止のための助言、公害発生の原因となる作業の監督、近隣住民からの苦情への対応などを行います。 |
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資 格 概 要
受講資格
●一種講習
- 第一〜第三種電気主任技術者、第一・二種ボイラー・タービン主任技術者有資格者
- 甲種ガス主任技術者免状又は乙種ガス主任技術者免状を有する者
- 技術士登録証を有する者
- 甲種化学責任者免状又は甲種機械責任者免状を有する者
- 医師法第二条に定める免許を有する者
- 薬剤師法第二条に定める免許を有する者
- 特級ボイラー技士免許を有する者
- 甲種火薬類製造保安責任者免状又は甲種火薬類取扱保安責任者免状を有する者
- 毒物劇物取扱責任者となることができる者
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第二十一条第二項に定める技術管理者となる資格を有する者
- 消防法第十三条の二第一項に定める甲種危険物取扱者免状を有する者
- エネルギー管理士免状を有する者
- 東京都二種公害防止管理者の資格を有する者
- 前各号に掲げるもののほか、知事がこれらと同等であると認める資格等を有する者又は工場等において公害防止若しくは環境管理の業務に従事し、若しくは従事することを予定する者
●二種資格講習
- 第一種講習受験資格の1.〜12.までのいずれかに該当する者
- 乙種危険物取扱者免状を有する者
- 乙種化学責任者免状又は乙種機械責任者免状を有する者
- 一級ボイラー技士免許又は、二級ボイラー技士免許を有する者
- 乙種火薬類製造保安責任者免状若しくは丙種火薬類製造保安責任者免状又は
乙種火薬類取扱保安責任者状を有する者 - 前各号に掲げるもののほか、知事がこれらと同等であると認める資格等を有する者。又は 工場等において公害防止若しくは環境管理の業務に従事し、若しくは従事することを予定する者
受講内容
●一種講習(3日間)
□一般科目
- ① 東京都の環境の現況と対策(2時間)
- ② 環境保全に関する法令の概要(3時間)
- ③ 「環境確保条例」等の解説(3時間)
- ④ 企業における環境管理のあり方及び公害防止管理者の職務(1時間)
□専門科目
- ① 大気汚染対策(3時間)
- ② 水質汚濁対策(2時間)
- ③ 有害化学物質対策(3時間)
- ④ 騒音振動対策(2時間)
- ⑤ 修了テスト(三肢択一:30問/1時間)
●二種講習(2日間)
□一般科目
- ① 東京都の環境の現況と対策(1時間30分)
- ② 環境保全に関する法令の概要(2時間)
- ③ 「環境確保条例」等の解説(2時間)
- ④ 企業における環境管理のあり方及び公害防止管理者の職務(1時間)
□専門科目
- ① 大気汚染対策(2時間)
- ② 水質汚濁対策(1時間30分)
- ③ 有害化学物質対策(2時間)
- ④ 騒音振動対策(1時間)
- ⑤ 修了考査(正誤式:20問/30分)
願書申込み受付期間
5月下旬頃の3日間
各種、各日程とも募集人員は100名です。
受講日程
●一種講習(3日間)
7月下旬頃、8月下旬頃(年2回)
●二種講習(2日間)
7月中旬頃、8月下旬頃(年2回)
受講地
東京
受講料(税込み/現金)
●一種講習・・・・8,200円
●二種講習・・・・5,700円
合格発表日
修了テスト実施後30日以内
受講申込・問合せ
東京都環境局環境改善部計画課公害防止管理者担当 03-5388-3435
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