技術英語能力検定（工業英語能力検定）
技術英語能力検定（工業英語能力検定）とは？
技術英語能力検定（工業英語能力検定）とは、工業製品についての専門知識を持ち、正確な英語で表現する能力を認定する資格です。2020年5月から技術英語能力検定（技術英検）に名称が変更されました。
その他情報
| 難易度は？ | ： | プロフェッショナル：★★★★☆（やや難しい）。 1級：★★★☆☆（普通）。 2級・3級：★★☆☆☆（やや易しい）。 近年合格率は、 プロフェッショナル：0.0％ 準プロフェッショナル：32.1％ 1級：65.0％ 2級：70.8％ 3級：62.7％ほど。 エンジニア関係者は準2級以上を取得しておきたい。 |
| 就職は？ | ： | 工業製品を扱う企業など。近年、工業英検合格者に単位を認定する学校が増加しており、技術者を対象に企業内研修の一環として、工業英語の教育から工業英検の取得までを実施している企業が増えてきています。3級以上を取得しておくと就職にも有利です。 |
| 仕事内容は？ | ： | 企業内で技術的な翻訳、通訳のほか、独立して工業英語専門の翻訳家として活躍することも可能です。 受験資格 |
|
資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●プロフェッショナル・準プロフェ書なる（全問記述式：8〜11問／120分）
□1次試験
- ① 英語長文（800words前後）の英文要約（2問）
- ② 和文（200〜300文字）英訳（1問）
- ③ 冗長和文（500文字）の英文要約（1問）
- ④ テクニカルライティングの考え方（2問〜3問）
- ⑤ 冗長英文のリライト（2問〜4問）
●1級（マークシート：30問、記述式：4問／80分）
□1次試験
- ① 文脈に合う適切な語句の補充（10問）
- ② 適切にリライトされた短文の選択（4問）
- ③ リライトされた短文の空所補充（6問）
- ④ パラグラフ問題（5問）
- ⑤ 2文→1文へのリライト （記述式）（3問）
- ⑥ 和文英訳 （記述式）（2問）
●2級（マークシート方式：45問／70分）
- ① 語彙日英（10問）
- ② 語彙解釈（5問）
- ③ 文脈に合う適切な語の選択（10問）
- ④ リライトされた短文の空所補充（4問）
- ⑤ 和文英訳の空所補充（6問）
- ⑥ パラグラフ問題（4問）
- ⑦ 和文英訳の語句並べ替え（6問）
●3級（マークシート方式：47問／60分）
- ① 語彙日英（10問）
- ② 語彙解釈（5問）
- ③ 文脈に合う適切な語の選択（10問）
- ④ 2分割されたフレーズの組合せ（6問）
- ⑤ 文脈に合う適切な語の補充（6問）
- ⑥ 和文英訳の空所補充（6問）
- ⑦ パラグラフ問題（4問）
合格基準
●プロフェッショナル
合計で75％点以上の正解（150点以上）で合格となります。ただし、得点が50％未満の解答が1問でもあると、合計得点に関わらず不合格となります。
●準プロフェッショナル
合計で60％点以上の正解（120点以上）で合格となります。
●1級
合計で60％点以上の正解（120点以上）で合格となります。
●2級〜3級
合計で60％点以上の正解（120点以上）で合格となります。
願書申込み受付期間
●プロフェッショナル
□PBT
- ① 5月中旬〜6月下旬頃まで
- ③ 10月下旬〜12月上旬頃まで（年2回）
●1級
□PBT
- ① 5月中旬〜6月下旬頃まで
- ② 8月中旬〜9月中旬頃まで
- ③ 10月下旬〜12月上旬頃まで（年3回）
●2級、3級
□CBT
随時
□PBT
- ① 5月中旬〜6月下旬頃まで
- ② 8月中旬〜9月中旬頃まで
- ③ 10月下旬〜12月上旬頃まで（年3回）
試験日程
●プロフェッショナル
- ① 7月中旬頃
- ② 1月中旬頃
●1級
- ① 7月中旬頃
- ② 10月中旬頃
- ③ 1月中旬頃
●2級、3級
□CBT
随時
□PBT
- ① 7月中旬頃
- ② 10月中旬頃
- ③ 1月中旬頃
受験地
●プロフェッショナル〜3級
東京、横浜、大宮、名古屋、大阪、札幌、仙台、広島、博多
受験料（税込み）
●プロフェッショナル・・・・17,000円
●1級・・・・9,000円
●2級・・・・6,900円
●3級・・・・3,600円
合格発表日
試験実施日の1か月後
受験申込・問合せ
一般社団法人 日本能率協会 03-5209-0553
問い合わせフォーム
ホームページ
参考書・問題集
関連書籍はこちら [PR]
