応急手当指導員
応急手当指導員とは?
応急手当指導員とは、応急手当普及員よりも高度な応急手当と、指導方法等が習得できる講習です。応急手当普及員の有資格者を対象に行われ、応急手当指導員になると、普通救命講習、上級救命講習や応急手当普及員講習の講師になることができます。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やや易しい)。 2日間受講し、効果測定に合格する事で資格を取得することができます。 |
就職は? | : | 自治体により指導員として採用しているところもあります。 |
仕事内容は? | : | 認定を受けた各消防機関の管轄地域において、応急手当普及員が指導できる普通救命講習会をはじめ、上級救命講習、応急手当普及員講習において指導する事ができます。 |
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資 格 概 要
受講資格
応急手当普及員の有資格者、消防職員などで2日間の講習を受講できる方
受講内容
●応急手当指導員講習T(救急救命士、救急隊員、消防機関在職中に救急隊員の資格を有していた者が受講)(480分)
- ① 指導要領(435分)
- 指導技法(60分)
- 救命に必要な応急手当の指導要領
(心肺蘇生法に関する知識の確認(筆記試験)、心肺蘇生法の指導に関する実技の評価(実技試験)を含む。)(240分) - その他の応急手当の指導要領(90分)
- 各種手当の組み合わせ・応用の指導要領(45分)
- ② 効果測定・指導内容に関する質疑への対応(45分)
●応急手当指導員講習U(応急手当指導員講習T以外の消防職員、消防団員又は消防職員であった者)(1440分)
- ① 基礎的な知識技能(480分)
- 基礎知識(講義)(60分)
- 救命に必要な応急手当の基礎実技(60分)
- その他の応急手当の指導要領(240分)
- その他の応急手当の基礎実技(180分)
- ② 指導要領(840分)
- 基礎医学、資機材の取扱要領、指導技法(240分)
- 救命に必要な応急手当の指導要領
(心肺蘇生法に関する知識の確認(筆記試験)、心肺蘇生法の指導に関する実技の評価(実技試験)を含む)(300分) - その他の応急手当の指導要領(180分)
- 各種手当の組み合わせ、応用の指導要領(120分)
- ③ 効果測定、指導内容に関する質疑への対応(120分)
●応急手当指導員講習V(応急手当普及員の有資格者)(960分)
- ① 基礎的な知識技能(180分)
- 基礎知識(講義)(60分)
- 救命に必要な応急手当の基礎実技(60分)
- その他の応急手当の基礎実技(60分)
- ② 指導要領(660分)
- 基礎医学、資機材の取扱要領、指導技法(60分)
- 救命に必要な応急手当の指導要領
(心肺蘇生法に関する知識の確認(筆記試験)、心肺蘇生法の指導に関する実技の評価(実技試験)を含む)(300分) - その他の応急手当の指導要領(180分)
- 各種手当の組み合わせ、応用の指導要領(120分)
- ③ 効果測定、指導内容に関する質疑への対応(120分)
●応急手当指導員講習(再講習/240分)
- ① 救命に必要な応急手当の指導要領(120分)
- ② その他の応急手当の指導要領(120分)
合格基準
2日間、すべての時間を受講し、実技・学科試験に合格された方は応急手当指導員として認定されます。
免除(科目等)について
●応急手当指導員講習T
救急救命士又は救急隊員の有資格者で応急手当指導員の資格認定を行う時点において、過去1年間に30時間以上の応急手当の普及啓発活動に従事していると認められた者は全免除となります。
願書申込み受付期間
おおよそ開催日1ヶ月前まで
詳しくは各都道府県消防本部などの講習実施団体までお問い合わせ下さい。
受講日程
各都道府県により実施回数が違いますが、おおよそ年2回〜10回程度実施されています。
受講地
全国各地の消防本部、消防署、防災センターなど
受講料(税込み)
無料(テキスト代込みで、〜10,000円程度かかる自治体もあります。)
合格発表日
当日。
応急手当指導員名簿に登録後、認定証が交付されます。
合格後の更新について
応急手当普及員の有効期間は3年間です。
更新するためには、応急手当指導員再講習(4時間)を受講する必要があります。
□再講習内容
- 救命に必要な応急手当の要領(120分)
- その他の応急手当の指導(120分)
更新手続きを行わない場合は失効となります。
受講申込・問合せ
各都道府県 消防本部、消防署、防災センターなど
ホームページ
各都道府県 消防本部、消防署、防災センターなど
参考書・問題集
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