手話通訳士
手話通訳士とは?
手話通訳士とは、聴覚障害者とのコミュニケーションの橋渡しをする重要な役割を担う専門家です。
その他情報
難易度は? | : | ★★★☆☆(普通)。 近年合格率は、12.2%ほど。
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就職は? | : | 福祉事務所や民間施設、医療施設、ボランティア施設など。ボランティアが中心ですが、近年福祉社会になっている現在、会議や講演会、窓口接客などで採用を行うところも増えてきています。十分な経験を積み上げれば、関連施設などに採用され収入も安定します。 | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | さまざまな情報を手の動きによって伝達し聴覚障害者と健聴者とのコミュニケーションをはかるバリアフリー社会での重要な仕事です。 |
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資 格 概 要
受験資格
20歳以上の者。(実施年度末までに20歳に達する者を含む)
試験内容
●学科試験(四肢択一方式:80問/3時間)
- ① 障害者福祉の基礎知識(20問)
- 障害者福祉の理念と発展
- 障害の概念と実態
- 障害者福祉の制度
- ② 聴覚障害者に関する基礎知識(20問)
- 聴覚障害の基礎知識
- 聴覚障害者の福祉と運動
- 聴覚障害者の自立と社会参加
- ③ 手話通訳のあり方(20問)
- 手話通訳者の役割
- 言語・文化・コミュニケーション
- 通訳理論
- 手話通訳の実際
- 手話通訳者としての一般教養
- ④ 国語(20問)
- 言語音
- 単語
- 文法
- 文字
- 表現法
- 文章読解
●実技試験(読取り通訳/1時間30分)
- ① 聞き取り通訳(2問/各2分程度)・・・・音声による出題を手話で解答
- 公園、相談、医療、文化活動等についての内容
- ② 読み取り通訳(2問/各2分程度)・・・・手話による出題を音声で解答
- 公園、相談、医療、文化活動等についての内容
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合格基準
●学科試験
全ての科目において得点があり、4科目の総得点のおおよそ60%以上の得点率で合格となります。
(問題の難易度により点数補正されます。)
●実技試験
採点は、出題の内容が正確に通訳されているか否かの「正確さ」の評価と、手話表現の「技能」の評価を併用して行う。
「正確さ」の評価は、試験問題文(音声)の展開がつかめていて、適切な翻訳が出来ているかを評価する。
「技能」の評価は、次の各項目について行う。
- (ア) 表現力 日本語の意味に合致した適切な手話が選択されており、人称と数に対する一致など、手話の形態的な特徴が活かされているか。
- (イ) 円滑性・速さ 手話としての文がつながっており、大きな脱落がなく、リズムや間のとり方、視線や首・肩の動きなどの構文的な活用があるか。
- (ウ) 態度 視線がカメラ方向に向けて安定しており、伝達への意欲や表現の明確さなど通訳者としての適切な構えが認められるか。
免除(科目等)について
前回試験において、学科試験(1次)の合格者は、手話通訳技能認定試験学科試験免除申請により、学科試験(1次)が免除されます。
身体上の障害等に係る特別措置について
身体または障害の状況、配慮を希望する具体的な内容を申込書に記入し、提出して下さい。
願書申込み受付期間
4月下旬〜5月中旬頃まで
試験日程
●学科試験
7月上旬頃
●実技試験
9月下旬頃
受験地
●学科試験
宮城、埼玉、東京、大阪、熊本
●実技試験
宮城、埼玉、東京、大阪、熊本
受験料(税込み)
22,000円
合格発表日
●学科試験
9月上旬頃
●実技試験
翌年1月下旬頃
受験申込・問合せ
社会福祉法人聴力障害者情報文化センター 03-6833-5003(公益支援部門直通)
ホームページ
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