全国手話検定試験
全国手話検定試験とは?
全国手話検定試験とは、国民の多くが手話を習得してろう者と直接コミュニケーションができるように全国的な普及を目指すために60年以上にわたりろうあ者の生活と権利を守るために活動をしている団体であるろう者が主体が設立した団体が行っている検定試験。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★★☆☆(普通)。 準1級:★★☆☆☆(やや易しい)。 2級〜5級:★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、公表されていませんが、以前の合格率は、 1級:69.0% 準1級:55.0% 2級:57.5% 3級:85.0% 4級:84.4% 5級:89.4%。 近年の合格者数は、 準1級:68名 2級:144名 3級:242名 4級:228名 5級:214名 |
就職は? | : | 福祉事務所や民間施設、医療施設、ボランティア施設など。ボランティアが中心ですが、近年福祉社会になっている現在、会議や講演会、窓口接客などで採用を行うところも増えてきています。十分な経験を積み上げれば、関連施設などに採用され収入も安定します。 |
仕事内容は? | : | さまざまな情報を手の動きによって伝達し聴覚障害者と健聴者とのコミュニケーションをはかるバリアフリー社会での重要な仕事です。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限無し。
受験の目安。
●1級
- ① 手話学習:3年程度。
- ② 単語数:3,000程度
●準1級
- ① 手話学習:2年半程度。
- ② 単語数:2,200程度
●2級
- ① 手話学習:2年程度。
- ② 単語数:1,500程度
●3級
- ① 手話学習:1年半程度。
- ② 単語数:800〜1,000程度
●4級
- ① 手話学習:1年程度。
- ② 単語数:500〜600程度
●5級
- ① 手話学習:6ヶ月程度。
- ② 単語数:200〜300程度
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試験内容
●1級
□実技試験
- ① 手話での読み取り
テレビ画面に提示される手話を見て文書の設問に答え、マークシートに解答を記入 - ② 手話での表現(スピーチ)
テーマに基づいた手話でのスピーチ(個別面接) - ③ 手話での会話(応答)
Aの内容を参考に面接委員の手話での質問に手話で応答
□筆記試験(小論文形式:600字程度)
- ① 聴覚障害者とのコミュニケーション手段とその特徴
- ② 耳の仕組み、障害と社会環境
- ③ 聴覚障害者の暮らし
- ④ ろうあ者の歴史
- ⑤ 聴覚障害者関連福祉制度
- ⑥ 手話の基礎知識
●準1級
□実技試験
- ① 手話での読み取り
テレビ画面に提示される手話を見て文書の設問に答え、マークシートに解答を記入 - ② 手話での表現(スピーチ)
テーマに基づいた手話でのスピーチ(個別面接) - ③ 手話での会話(応答)
Aの内容を参考に面接委員の手話での質問に手話で応答
□筆記試験(穴埋め(選択式)形式)
- ① 聴覚障害者とのコミュニケーション手段とその特徴
- ② 耳の仕組み、障害と社会環境
- ③ 聴覚障害者の暮らし
- ④ ろうあ者の歴史
- ⑤ 聴覚障害者関連福祉制度
- ⑥ 手話の基礎知識
●2級
□実技試験
- ① 手話での読み取り
テレビ画面に提示される手話を見て文書の設問に答え、マークシートに解答を記入 - ② 手話での表現(スピーチ)
テーマに基づいた手話でのスピーチ(個別面接) - ③ 手話での会話(応答)
Aの内容を参考に面接委員の手話での質問に手話で応答
□筆記試験(四肢択一方式)
- ① 聴覚障害者とのコミュニケーション手段とその特徴
- ② 耳の仕組み、障害と社会環境
- ③ 聴覚障害者の暮らし
- ④ ろうあ者の歴史
- ⑤ 聴覚障害者関連福祉制度
- ⑥ 手話の基礎知識
●3級〜5級
□実技試験
- ① 手話での読み取り
テレビ画面に提示される手話を見て文書の設問に答え、マークシートに解答を記入 - ② 手話での表現(スピーチ)
テーマに基づいた手話でのスピーチ(個別面接) - ③ 手話での会話(応答)
Aの内容を参考に面接委員の手話での質問に手話で応答
合格基準
●1級〜2級
以下の試験結果が、それぞれおおむね70%以上で合格となります。
- 手話の読み取り試験
- 手話での表現・手話での会話試験
- 筆記試験
●3級〜5級
以下それぞれの試験結果が、おおむね70%以上で合格となります。
- 手話の読み取り試験
- 手話での表現・手話での会話試験
身体上の障害等に係る特別措置について
障害をお持ちの方で、特別配慮(車椅子、難聴者用説明資料等)が必要な方は、申込締切日までに特別配慮の申請が必要になります。
- 郵送でのお申込みの場合、受験申込書にご記入ください。
- 当センターのホームページより「特別配慮申請用紙」をご利用頂き、メールまたはFAXにてお申込みください
願書申込み受付期間
会場受検:6月上旬〜8月中旬頃まで
ネット受験:12月上旬〜翌年1月下旬頃まで
試験日程
●1級・準1級
会場受検:10月下旬頃
ネット受験(読み取り/筆記):2月上旬頃〜中旬頃までの2週間程度(級により受験できる日程が異なります。詳しくは実施団体ホームページをご覧下さい。)
ネット受験(面接):2月中旬頃(オンライン会議システムZoomで受検)
●2級〜5級
会場受検:10月中旬頃
ネット受験(読み取り/筆記):2月上頃(級により受験できる日程が異なります。詳しくは実施団体ホームページをご覧下さい。)
ネット受験(面接):2月中旬頃(1級〜2級、4級、5級)、2月下旬頃(3級)(オンライン会議システムZoomで受検)
受験地
●1級・準1級
札幌、釧路、旭川、青森、宮城、福島、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、新潟、富山、福井、静岡、三重、京都、大阪、兵庫、広島、山口、香川、高知、福岡、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄、インターネット受験
●2級
札幌、釧路、旭川、函館、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、新潟、富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、延岡、都城、鹿児島、沖縄、インターネット受験
●3級
札幌、釧路、旭川、函館、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、延岡、都城、鹿児島、沖縄、インターネット受験
●4級
札幌、釧路、旭川、函館、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、延岡、都城、鹿児島、沖縄、宮古島、石垣、インターネット受験
●5級
札幌、釧路、旭川、函館、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、延岡、都城、鹿児島、沖縄、宮古島、石垣、インターネット受験
※
インターネット受験は試験が中止となった地域にお住まいの方や、在宅での受験を希望される方などの受験機会確保のため実施されています。会場試験が実施される地域にお住まいの方もお申し込みできますが、受験会場はできる限り在住県(会場)を選択してお申し込みください
受験料(税込み)
●1級・・・・8,800円(小・中学校生は7,700円)
●準1級・・・・7,700円(小・中学校生は6,600円)
●2級・・・・6,600円(小・中学校生は5,500円)
●3級・・・・4,950円(小・中学校生は3,300円)
●4級・・・・4,400円(小・中学校生は2,750円)
●5級・・・・3,850円(小・中学校生は2,200円)
併願受験可能ですが、1級と準1級の組み合わせでの受検はできません。
合格発表日
12月下旬頃
受験申込・問合せ
社会福祉法人 全国手話研修センター 075-871-9741
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