和裁検定
和裁検定とは?
和裁検定とは和服を仕立てる知識、技能の程度を認定する試験です。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 1級:14.3% 2級:31.6% 3級:66.7% 4級:78.3%ほど。 受験者の99%が女性です。 |
就職は? | : | 着物業界、専門学校。もともと着物業界の関係者の受験者が多いが、これから独立をめざして取得という人も多い。着物を縫える人材は年々減少いるため専門技術を取得している人の着物業界での評価が高い。仕事で活かすなら技術職の証明をする意味でも最低2級を取得たほうがいいです。 |
仕事内容は? | : | 呉服店などから依頼を受け、長着や羽織、じゅばん、袴などを、反物から、裁断、縫製、仕立てなどを行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●1級
- ① 実技(8時間30分)
- 女子用袷長着の縫製(広えりで仕立て)
- ② 部分縫い(3時間)
- ③ 筆記(50分)
●2級
- ① 実技(6時間30分)
- 女子用袷長着の縫製(広えりで仕立て)
- ② 部分縫い(3時間)
- ③ 筆記(50分)
●3級
- ① 実技(4時間30分)
- 女子用あわせ長着(広えりで仕立て)
- ② 部分縫い(60分)
- 被服の種類に関する出題区分表の範囲から出題
- ③ 筆記試験(30分)
- 職業としての和裁の常識と裁断図解
●4級
- ① 実技(3時間30分)
- 女子用浴衣の縫製(ばち衿仕立て)
- ② 筆記試験(20分)
- 和裁の常識と裁断図解
合格基準
●1級〜3級
実技:
- 100点満点中、70点以上で合格となります。
(未完成、入針の場合は失格)
部分縫い:
- 100点満点中、70点以上で合格となります。
(未完成、入針の作品のみ不採点)
筆記:
- 100点満点中、70点以上で合格となります。
●4級
実技:100点満点中、70点以上で合格となります。
筆記:100点満点中、70点以上で合格となります。
免除(科目等)について
- 裁検定試験の実技、部分縫い、筆記のうちいずれかの科目を合格した場合は科目別合格となり、合格した級の科目は次回以降免除されます。(有効期限なし)
- 国家検定 1、2 級の合格者は、当和裁検定試験当該級の実技試験が免除されます。(3.4 級は免除なし)
身体上の障害等に係る特別措置について
「受験上の配慮申請フォーム」に必要事項を記入後、受験希望日の3営業日前までに申請して下さい。
申請には障がいの種類や程度、内容等がわかる書類の添付が必要です。(障害者手帳のコピー、医師の診断書のコピー、特定疾患医療受給者証のコピー等)
願書申込み受付期間
7月上旬〜中旬まで頃の8日間ほど
試験日程
9月中旬頃
受験地
東京都内の4会場を予定。詳細は受験票にてお知らせします。
受験料
●1級・・・・16,500円(全科目受験)
(2科目受験:14,300円、1科目受験:11,000円)
●2級・・・・14,300円(全科目受験)
(2科目受験:12,100円、1科目受験:8,800円)
●3級・・・・11,000円(全科目受験)
(2科目受験:8,800円、1科目受験:6,600円)
●4級・・・・5,500円
(1科目受験:4,400円)
合格発表日
9月下旬頃
受験申込・問合せ
日本和裁検定協会 03-3816-1858
東京商工会議所検定センター 050-3150-8559
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