CATV技術者
CATV技術者(旧有線テレビジョン放送技術者)とは?
CATV技術者(旧有線テレビジョン放送技術者)とは、有線テレビジョン放送(CATV)施設の設置、維持管理の高度な技術の能力を認定する資格です。なお、今年7月の放送の完全デジタル化、通信放送サービスの高度化、安全・信頼性を規定する新放送法の公布等を踏まえ、従来の資格制度から新しい資格制度となり、2級は講習を受講後試験を受験することになりました。
資格が新しくなり今までの「CATVエキスパート(受信調査、施工、システム、ブロードバンド)資格」をお持ちの方は、資格の有効期限までに「CATV総合監理技術者」、「第1級CATV技術者」、のいずれか該当する資格を取得する必要があります。(旧資格は廃止となります。)
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。合格率は50%ほど(旧試験) |
就職は? | : | CATV会社、電気工事会社など。CATVに特化した資格なので、この資格だけで就職先を探すのは難しい。あわせて電検などの資格を取得しておきたい。 |
仕事内容は? | : | 大規模CATV施設の設計・設置・維持管理、建造物等による受信障害調査の監理・監督を行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限無し
試験内容
CATV技術者資格は eラーニングによる講習を受講し、CBTによる資格試験に合格することで取得できます。
●CATV総合監理技術者(講習/47時間、試験60分×3科目)
□システム
- ① CATVシステム
- ② デジタル放送の主要技術
- ③ HFC型CATV システム
- ⑤ FTTH型CATVシステム
- ⑥ ビル共同受信設備
□調査・施工
- ① 受信調査のあらまし
- ② テレビ電波の電波伝搬
- ③ 建造物障害の予測
- ⑤ 建造物障害の調査技術
- ⑥ 受信障害の改善技術
- ⑦ CATV システムの施工
- ⑧ 受信点設備
- ⑨ ヘッドエンド設備
- ⑩ 架空伝送路
- ⑪ 地中伝送路
- ⑫ 光ファイバ
- ⑬ 引込線工事、宅内工事
- ⑭ ビル共同受信設備
- ⑮ 工事施工管理と施設の保守・保全
- ⑯ 法令理解のための基礎知識
- ⑰ 有線テレビジョン関連法規
□ブロードバンド
- ① ネットワークの基礎
- ② DOCSIS
- ③ PONシステム
- ⑤ VoIP
- ⑥ IPTV
- ⑦ 安全・信頼性
●第1級CATV技術者(講習/34時間、試験60分×2科目)
□システム
- ① CATVシステム
- ② デジタル放送の主要技術
- ③ HFC型CATV システム
- ⑤ FTTH型CATVシステム
- ⑥ ビル共同受信設備
□調査・施工
- ① 受信調査のあらまし
- ② テレビ電波の電波伝搬
- ③ 建造物障害の予測
- ⑤ 建造物障害の調査技術
- ⑥ 受信障害の改善技術
- ⑦ CATV システムの施工
- ⑧ 受信点設備
- ⑨ ヘッドエンド設備
- ⑩ 架空伝送路
- ⑪ 地中伝送路
- ⑫ 光ファイバ
- ⑬ 引込線工事、宅内工事
- ⑭ ビル共同受信設備
- ⑮ 工事施工管理と施設の保守・保全
- ⑯ 法令理解のための基礎知識
- ⑰ 有線テレビジョン関連法規
●第2級CATV(60分)
- ① CATVの基礎
- 衛星放送、地上デジタル放送、CATVの概要と関連する基礎知識
- HFC型、FTTH型CATVシステムの概要
- デジタル放送の受信技術の基礎
- CATVシステムの施工技術の基礎
- 通信ネットワークの基礎
- DOCISIS/PON/VoIP/IPTVの概要
- 法令理解のための基礎知識
合格基準
●CATV総合監理技術者、第1級CATV技術者
各科目において得点率60%以上で合格となります。
●第2級CATV
得点率60%以上で合格となります。
免除(科目等)について
●CATVエキスパート
旧資格(CATVエキスパート)をお持ちの方、旧制度科目合格の方は、移行が可能です。詳しくは下記のページをご覧下さい。
身体上の障害等に係る特別措置について
●CBTソリューションズ
「ハンディキャップ受験申請書(フォーム)」に記載の上、必要事項を記載し、障害者手帳や医師の診断書写しを添付してフォームにて送信して下さい。
願書申込み受付期間
●CATV総合監理技術者、第1級CATV技術者
11月上旬〜中旬頃まで
●第2級CATV
5月上旬〜下旬頃まで
試験日程
●CATV総合監理技術者、第1級CATV技術者
□eラーニング受講期間
12月上旬〜2月中旬頃まで
□CBT受験期間
1月中旬〜2月下旬頃まで
●第2級CATV
□eラーニング受講期間
6月中旬〜8月上旬頃まで
□CBT受験期間
7月上旬〜8月中旬頃まで
受験地
●CATV総合監理技術者、第1級CATV技術者
□CBT試験
●第2級CATV
□CBT試験
受験料(税込み)
●CATV総合監理技術者※
55,440円(第1級CATV技術者資格保有者は、23,320円)
●第1級CATV技術者
39,380円(第1級CATV技術者資格保有者は、23,320円)
科目合格をされている方の再受験の受験料は料金表をご参照ください。
●第2級CATV
□受講・受検
19,360円
- (テキスト代:3,960(1冊)、受講料(eラーニング):6,600(1科目)、受験料(CBT):5,500(1科目)、事務手数料:)
□再受講・受検
19,360円
- (テキスト代:3,960(1冊)、受講料(eラーニング):6,600(1科目)、受験料(CBT):5,500(1科目)、事務手数料:)
合格発表日
●CATV総合監理技術者、第1級CATV技術者
3月中旬頃
●第2級CATV
9月中旬頃
合格後の更新について
CATV技術者の有効期間は5年間です。
更新するためには、有効期限が切れる5ヵ月前に自宅に送付される「資格更新のご案内」に従い、更新する必要があります。
更新を行わなかった場合は資格が失効します。
更新の詳細についてはこちらをご覧下さい。
受験申込・問合せ
一般社団法人 日本CATV技術協会事業部 03-5155-6282
問合せページ
CBTソリューションズ 03-5209-0553
ホームページ
参考書・問題集
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