DPC/PDPS初級検定試験
DPC/PDPS初級検定試験とは?
DPC/PDPS初級検定試験とは、入院患者の病名とその症状・診療行為をもとに、厚生労働省が定めた分類ごとの1日あたりの設定金額(投薬・注射・処置・入院料など)と、それ以外(手術・麻酔・リハビリ・指導料など)とを足して計算する基礎的な知識と実務のスキルを計る検定試験です。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、93.1%ほど。 |
勉強時間は? | : | 勉強時間は50時間〜。 勉強法:短期講座や通信教育などを活用するのが合格の早道です。テキストに目を通した後、練習問題や過去問などを繰り返し行い、理解できていない部分をテキストで復習することを繰り返し行います。通学ならすぐに先生に聞けるので修得は早いかもしれません。 |
就職は? | : | 病院や診療所など。近年受験者が多くなり、供給過多気味です。未経験より経験者を最優し採用する傾向が高いので、実務経験者は転職に有利ですが、未経験の人は苦しいかも。また、一度実務を離れてしまった人も、医療制度の改正などが頻繁に行われていますので、一から勉強し直さないといけません。 |
仕事内容は? | : | 入院された患者様の病名とその症状・診療行為をもとに、療費や薬代を法規に基づいて点数化した診療報酬点数を計算し、レセプトを作成後、データを可視化し経年的に比較し、適切な診療報酬の質の向上・改善を図ります。 |
資格[PR] |
資 格 概 要
受験資格
制限無し
試験内容
□学科試験(選択問題、計算問題、記述問題)
- ① DPC/PDPS請求と支払いのしくみ
- ② DPC/PDPS診療報酬点数の算定方法
- ③ DPC/PDPSレセプトの作成についての知識
□実技試験
- ① レセプトの作成
- ② 出来高レセプトからDPC/PDPSへの書き換え
- ③ レセプトの点検等
学科、実技とも資料などを参考にしての答案作成が認められています。
合格基準
以下の条件全てを満たすことで合格となります。
- 実技試験及び、学科試験が各々60%以上の得点率。
- 試験全体で、85%以上の得点率。
願書申込み受付期間
- ① 8月上旬〜9月上旬頃まで
- ② 2月上旬〜3月上旬頃まで
試験日程
- ① 9月の第4土曜日
- ② 3月の第4土曜日
受験地
在宅受験(宅配便にて送付されます。)
受験料(税込み)
7,500円
合格発表日
試験実施後1ヵ月以内に文書にて通知
受験申込・問合せ
株式会社技能認定振興協会 03-5715-3533
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