インドネシア語検定
インドネシア語検定とは?
日本におけるインドネシア語の普及、および学習者のレベル向上を目的とする日本で唯一のインドネシア語技能検定試験で、通訳・翻訳者の能力を認定する試験です。
その他情報
難易度は? | : | A級、B級:★★★★☆(やや難しい)。 C級:★★★☆☆(普通)。 D級、E級:★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 特A級:6.0% A級:11.8% B級:11.8% C級:22.4% D級:44.2% E級:63.1%ほど。 |
就職は? | : | インドネシアへの企業進出やバリ島などへの観光旅行人気などで、上級資格取得者は通訳や翻訳などができる人材としてニーズが高まっています。 |
資 格 概 要
受験資格
制限なし(特A級のみA級の合格者)
試験内容
●特A級
インドネシア語の通訳、翻訳者のプロとして通用するレベル。
□1次試験
- ① 筆記(語彙、文法、読解、作文/100分)
- ② リスニング試験(20分)
- 翻訳(インドネシア語→日本語) 1問
- 翻訳(日本語→インドネシア語) 1問
- 出題トピックに関する自由作文 1問
- インドネシア語のディクテーション10問
- ディクテーションの日本語訳 10問
□2次試験・・・・面接試験(約10分)
- 逐次通訳(日本語→インドネシア語)1問
- 逐次通訳(インドネシア語→日本語)1問
- インドネシア語の問題文に関する自由スピーチ 1問
●A級
一般の新聞記事、文献を読んで翻訳でき、業務文書を書いたり、一応の会議通訳ができる。
職場や社会生活に必要なやや高度なインドネシア語を理解し、使用できる。
□1次試験
- ① 筆記(語彙、文法、読解、作文/100分)
- ② リスニング試験(20分)
- 読解 10問
- 語彙 10問
- 文法 10問
- 作文 10問
- リスニング 10問
□2次試験・・・・面接試験(約10分)
- 問題文を聴き取り内容説明 1問
- 問題文に関する質疑応答 4問
- 問題文に関する自由スピーチ 1問
●B級
平易な新聞記事、文献を読んで翻訳でき、平易な業務文書を書いたり、簡単な通訳ができる。
職場や社会生活に必要なインドネシア語を理解し、使用できる。
□1次試験
- ① 筆記(語彙、文法、読解、作文/90分)
- ② リスニング試験(20分)
- 読解 10問
- 語彙 10問
- 文法 10問
- 作文 10問
- リスニング 10問
□2次試験・・・・面接試験(約7分)
- 問題文の音読 1問
- 問題文に関する質疑応答 4問
- 問題文に関する自由スピーチ 1問
●C級
商品の取扱説明書、広告などを読み、日常生活について手紙を書いたり、一般的な日常会話ができる。
日常生活に必要なインドネシア語を理解し、使用できる。
- ① 筆記(語彙、文法、読解、作文/80分)
- ② リスニング試験(20分)
- 読解 10問
- 語彙 10問
- 文法 10問
- 作文 10問
- リスニング 10問
●D級
案内板、チケットなどを読み、買い物、道案内、伝言などの簡単な日常会話ができる。
日常の身近なインドネシア語を理解し、使用できる。
- ① 筆記(語彙、文法、読解、作文/60分)
- ② リスニング試験(10分)
- 読解 10問
- 語彙 10問
- 文法 10問
- 作文 5問
- リスニング 10問
●E級
看板や平易な手紙などを読み、挨拶、自己紹介、意思表示などの初歩的な日常会話ができる。
初歩的なインドネシア語を理解し、使用できる。
- ① 筆記(語彙、文法、読解、作文/40分)
- ② リスニング試験(10分)
- 読解 10問
- 語彙 10問
- 文法 5問
- 作文 5問
- リスニング 5問
合格基準
●特A級、A級、B級
□1次試験
満点中、70%前後以上の得点率で合格となります。
□2次試験
満点中、75%前後以上の得点率で合格となります。
●C級〜E級
満点中、60%前後以上の得点率で合格となります。
免除(科目等)について
●特A級、A級、B級
1次試験のみの合格者は、次回に限り申請により1次試験が免除されます。
1次試験合格時の年、回、級、受検番号を記入して申し込みを行います。ただし、ジャカルタ、バリ島会場取扱窓口では、1次試験免除申請はできません。東京会場の出願方法で申請してください。
身体上の障害等に係る特別措置について
聴覚障害者の方は、C級、D級、E級においては特別措置があり、1次試験のリスニングが免除になります。(A級、B級はありません。)
願書送付の際に、障害者手帳のコピーを同封してください。
願書申込み受付期間
- ① 4月上旬〜5月上旬頃まで
- ② 10月上旬〜下旬頃まで
試験日程
●特A級(年1回)
□1次試験
- ② 1月上旬頃
□2次試験
- ② 3月上旬頃
●A級・B級(年2回)
□1次試験
- ① 7月下旬頃
- ② 1月中旬頃
□2次試験
- ① 9月上旬頃
- ② 3月上旬頃
●C級〜E級(年2回)
- ① 7月下旬頃
- ② 1月中旬頃(年2回)
受験地
●特A級
□1次試験
東京、大阪、名古屋、福岡、ジャカルタ、バリ
□2次試験(1次試験免除者含む)
東京
●A級〜B級
□1次試験
東京、大阪、名古屋、福岡、ジャカルタ、バリ
□2次試験(1次試験免除者含む)
東京、ジャカルタ
●C級〜E級
東京、大阪、名古屋、福岡、ジャカルタ、バリ
受験料(税込み)
●特A級・・・・20,000円
●A級・・・・10,000円
●B級・・・・9,000円
●C級・・・・6,500円
●D級・・・・5,000円
●E級・・・・4,000円
※
A級とB級、B級とC級、C級とD級およびE級は併願受験が可能です。
合格発表日
実施先までお問い合わせ下さい。
受験申込・問合せ
日本インドネシア語検定協会 03-3438-4790